ミチタネツケバナ(種漬花) (アブラナ科) 撮影地 能代市風の松原

2013年03月03日 08時09分40秒 | Weblog

このブログは、「植生と植物相に基づく能代市風の松原海岸林の環境保全 近田文弘・梅田市美 自然環境科学研究 2001発行別冊発行」の植物目録に基づいて、能代市「風の松原」内の植物を、調査できた範囲内での記録を、アイウエオ順で掲載しているものです。

 

 

12年02月26日 訂正 タネツケバナとして投稿しましたが 「ミチタネツケバナ」 と訂正させていただきます。お詫びもうしあげます。

 

  

ミチタネツケバナ緒言:越年草。

ミチタネツケバナ緒言:越年草。

ヨーロッパ原産の帰化植物。 茎は普通、直立し、下部には下向きの毛があるが、上部ではないのが普通。茎の上部には葉が少なく、下部に集まってつく。

葉は羽状複生葉、小片は広楕円形で頂小片が大きく、頂小片は卵円形。果期にも根生葉が枯れない。茎、葉は無毛。

総状花序を出し、白色で小形の花弁4枚の十字状花を開く。花弁の長さ2~3mm、雄しべが4個のものが多い。花柱は長さ0.3~1㎜。

長角果は花茎に寄り添うように上向きにつく。花期は4~6月。同じ仲間のタネツケバナは果期には根生葉がなく、小葉は細長く、花弁が3~4㎜と大きい。

 

 

 

 

 

01.11年05月09日 ミチタネツケバナ 生育状況。上から見た写真です。

 

 

02. 10年04月06日 ミチタネツケバナ 横から全体をみたタネツケバナです。

 

03. 10年04月06日 ミチタネツケバナ 茎は緑色と赤褐色と混合している。葉腋のところ→カ所に毛があります。気がつきませんでした。

 

04.10年04月13日 ミチタネツケバナ 茎には稜があり、無毛です。

 

04-2.11年04月13日 ミチタネツケバナ 茎の断面ですがこんなきれいな茎の5角形を見たことがありません。本当にきれな五角形をしています。

 

05.11年04月12日 ミチタネツケバナ 根は白くて結構長くそれなりに根の力はあります。

 

06. 10年04月13日 ミチタネツケバナ 表葉に微細な毛がある。

 

07. 10年04月13日 ミチタネツケバナ 葉裏に脈状に毛があるように感じられる。

 

08. 10年04月06日 ミチタネツケバナ 葉は互生し、頭大羽状に分裂する。葉は左より、下から上に上がる程小さくなる。

 

09. 10年04月06日 ミチタネツケバナ この個体は葉柄は無毛。

 

10. 09年03月29日 ミチタネツケバナ 白色で小形の十字状花。雄しべ4個と雌しべ柱頭は丸いようです。

 

11. 09年03月29日 ミチタネツケバナ 雌しべ柱頭は丸くギザギザ状になっている。

 

12. 09年04月06日 ミチタネツケバナ 萼は4個で無毛。花柄も無毛です。

 

13. 11年05月09日 ミチタネツケバナ 雌しべ花柱緑色で、雄しべ花糸は白色でどちらも無毛です。子房は緑色で長いようです。

 

14.10年05月08日 ミチタネツケバナ 長角果。

 

15.11年05月07日 ミチタネツケバナ 種子。鞘に整然と並んでいる。

 

(注):私は植物調査と、写真撮影の技術も、始めたばかりで、本当のまだかけ出しです。あくまでも個人の趣味で調査したものです。

間違った情報が多々あると思いますが、間違いを発見された場合御一報下されれば幸いです。宜しく御願い致します。

 

 

参考文献:原色野草図鑑 保育社 長田武正。

 

 

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