ワルナスビ(悪茄子) (ナス科) 撮影地 能代市風の松原

2013年11月22日 07時39分44秒 | Weblog

このワルナスビで、風の松原内の植物調査できたもの、又整理できたものについて終わります。まだまだ未整理のものとか、イネ科、カヤツグサ関係について未調査、又は同定できていないものが沢山あります。

先人が2001年に調査したときの種は377種でした。先人が調査したもので絶滅したもの、又見つけられなかったものが数種ありますが、それにしても、それから僅か12年間の間に600種以上のものがありました。風の松原内も藪化するのも解ります。

又同定できないもの、編集が追いつかないもの、未調査のカヤツリグサ科等100種ぐらいあると思われます。これについては現在ホームページを立ち上げましたのでそちらで見て頂きたいと思っております。編集が間に合うかどうか解りませんが?。

又このブログで間違っているのもあると思います。再度見直しをかけて追加できるものは追加して、再編集を行ってホームページにアップして行きます。

とりあえず、風の松原内の植物調査を終了して、ホームページの方に移行していきます。引き続きホームページとこのブログも見て頂けたらと思います。

植物又写真撮影のことについて何も解らない本当のドシロウトが、一から始めた風の松原内の植物調査ですが、何とか周囲の方々にご協力を頂き何とかここまでたどり着くことができました。本当に感謝申し上げます。

タロンペのホームページはこちらです。       お気に入りに追加していただけれれば幸いです。

 

このブログは、先人が能代市風の松原内を調査した、 『植生と植物相に基づく能代市風の松原海岸林の環境保全 近田文弘・梅田市美 自然環境科学研究 2001年発行別冊』 の植物目録に基づいて、能代市 「風の松原」 内の植物を、追跡調査できた範囲内での記録を、アイウエオ順で掲載しているものです。但し、先人が調査したものの中で探しきれないものもあります。絶滅した種もあるようですが、現在調査中ですので、見つけ次第記録し投稿いたします。又その逆で新しい記録もあり、これらを含めて投稿しております。

 

ワルナスビ緒言:多年草。

北アメリカ原産で、高さ40~70cmで、地下茎をひいて伸びる。

繁殖力が強く、茎や葉に鋭い棘が生えているので、悪ナスビ、鬼ナスビと呼ばれる。

葉の両面に星状毛が密に生え、表面の主脈上にまばらに棘がある。葉は互生し、長楕円形で先は尖り、縁に波状の大きな切れ込み(鋸歯)が3~4個ある。

花は節の間から出た枝に4~10個咲き、淡紫色叉は白色で約2.5cmでナスの花によく似ている。つぼみが集散状についていて、左右に振り分けながらついている。

黄色いのが雄しべで、5個ある。中央には雌しべがあるが、花柱の短いタイプと花柱の長いタイプが同じ花序の中に見られる。これは、ナス科の植物に多く見られる特徴で、このようなものを異花柱花という。短花柱花は花柱が短い。長花柱花は花柱が長く、雄しべよりもつきだしている。成熟すると黄色い大きな葯の先端に穴があき、花粉がこぼれ出す。

果実は球果で1.5cmほどになり、熟すと橙黄色になる。花期6~10月。

 

01.10年07月24日 ワルナスビ 風の松原の公園に群生。

 

02.10年07月24日 ワルナスビ 茎は曲がって伸びる。葉は大きく、互生である。

 

03.10年07月24日 ワルナスビ 根は太いが浅くしか地中に入っていません。細いのが地下茎で伸びて繁殖する。

 

04.10年07月24日 ワルナスビ 茎の鋭い棘が非常に多い。

 

05.10年07月24日 ワルナスビ 葉は長楕円形で。縁に波状の大きな切れ込み(鋸歯)が3~4個ある。

 

06.10年07月24日 ワルナスビ 葉の表側の主脈に棘あり表面には星状毛がある。

 

07.10年07月24日 ワルナスビ 葉の先は鋭頭。

 

08.10年07月24日 ワルナスビ 葉の縁に波状の大きな切れ込み(鋸歯)が3~4個ある。

 

09.10年07月24日 ワルナスビ 葉の基部は切形~卵形で基部に棘がある。

 

10.10年07月24日 ワルナスビ 葉の裏面ですが主脈が浮きでており、主脈上に棘があり、面状には星状毛がある。

 

11.10年07月24日 ワルナスビ 花は総状につける。

 

12.10年07月24日 ワルナスビ 花は節の間から出た枝に4~10個咲き、淡紫色叉は白色で約2.5cmナスの花によく似ている。

 

13.10年07月24日 ワルナスビ 。成熟すると黄色い大きな葯の先端に穴があき、花粉がこぼれ出す。ボケ写真です。

 

14.10年07月24日 ワルナスビ 黄色いのが雄しべで、5個ある。中央には雌しべがあるが、花柱の短いタイプと花柱の長いタイプが同じ花序の中に見られる。ここまでは解りませんでした。

 

15.10年07月24日 ワルナスビ 萼片は5個で、萼片と花柄に毛があります。

 

16.10年07月24日 ワルナスビ 花柄に毛がある。

 

17.10年10月14日 ワルナスビ 果実ですが、小さなスイカのよう。

 

18.10年10月14日 ワルナスビ 果実ですが全部はついていませんが落ちたあとを見ると交互についていたことが解る。

 

19.10年10月14日 ワルナスビ 果実を半分に割ったものですが白い種子が入っています。

 

20.10年10月14日 ワルナスビ 種子ですが白く光沢のある種子。

 

(注):私は植物調査と、写真撮影の技術も、始めたばかりで、ドシロウトも、大ドシロウです。あくまでも個人の趣味で調査したものです。間違った情報が多々あると思いますが、間違いを発見された場合御一報下されれば幸いです。宜しく御願い致します。

 

 

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