2011/10◇今月のデッサン・裸婦、寝ポーズ(2)

さて、寝ポーズの2回目、このポーズはこの回で終わりです。

今回も20分×４回の固定ポーズで描いていきます。

前回も書きましたが、寝ポーズは再現が難しいそうですが、

私の角度からはそう大きな狂いは無く、気持ちよく描き始める事が出来ました。

こんな感じ↓

反った背中と床の間は何も無い空間です。

クッションを背中に当てている様に見えないように工夫したつもりです。

空間が向こうに抜けているように見えるでしょうか？

前回の座りポーズから、

光が当っている面と背景の境目に細い線を描いています。

少し強弱をつけたアウトラインを入れています。

特に理由はありませんが何となくいいような気がして。

途中、先生から陰の部分をもっと暗くしてもいいとアドバイスを頂いたので

そのように描いてみたつもりです。

お隣の方から頭部が大きい？と言われたので改めて見直したら、

耳の位置がずれていました、それを修正。

モデルさんの休憩時間には自分のデッサンを遠くから見ないと

気付かないまま描き進めてしまいますね。

今回はちょっと混んでいる場所にいたので離れて見る事を忘れていました。

ぐるりと周りの方のデッサンも見て歩きました。

パステルでいい雰囲気を出している方、

頭の方から描いておられる方はとっても迫力あるデッサンでした。

寒くなるので裸婦はしばらくお休み、次回からは着衣です。

磯江毅＝グスタボ・イソエ展

●磯江毅＝グスタボ・イソエ展

2011年10月22日(土)～12月18日(日)
開館時間9:00～17:00(金・土は19:00まで、入場は閉館30分前まで)
休館日：11月14、21、28日、12月5、12日

奈良県立美術館
奈良市登大路町10－6
電話0742－23－3968

今日から始まっています。

現代リアリズムの画家、この展覧会では８０点の油彩画と

１００点のデッサン（期間途中入れ替えあり）の展示があります。

昔の画家かと思ったら、大阪出身で１９５４－２００７年と最近の方です。

今回は没後初の本格的な回顧展、

指導を受けている岡田先生からのお薦め展覧会です。

ずっと人物デッサンの会に通っている者としては、是非見に行かなければp(^ ^)q

神戸からはちょっと遠いですが阪神電車が味方してくれそうです。

会期終了までまだまだあります、１度は行きたいと思います。

＊＊美術館のホームページから割引券がプリントアウトできます。

　　　団体料金になるようです。

2011/10◇今月のデッサン・裸婦、寝ポーズ

2011年度後期講座が始まりました。

少しずつ秋の気配を感じるようになり、肌寒い日もありますが

後期1回目は裸婦から、モデルさん寒くないか心配です。

固定ポーズ20分×4回、次回も同じポーズで描きます。

寝ポーズなので、いつもより低い台の上でポーズを取って頂いています。

プラスチックの収納ボックスにカバーを掛けて頭部～肩の辺りを乗せています。

美しいポーズですが背中が反ってモデルさん辛くないでしょうか・・・

でも、ポーズを取ったら動かない方なので集中できます、

ボリュームのある体つきなので描き易いです。

いつものように太い木炭を3センチほどに折り、それを寝かして

ざっくりアタリと陰影を付けていきます。

全体の構図が決まったら、中ぐらいの太さの木炭でもう少し細かい所を描いていきます。

全身を画面に入れるつもりで描き始めたのですが

頭と足先が切れてしまいました。

全身を入れて人物が小さくなるより、もうここまで描いてしまったし、

修正せず、このまま描き進めていきます。

先生から、床面が見えるように描けていると言っていただきました。

描き込んでいくうちに床が歪んでしまわないように気を付けないと。

20分のポーズの後10分休憩が入りますが、寝ポーズは再現が難しいそうです。

このモデルさんは私の位置から見る限り、殆どぶれる事無くポーズを取ってくれます。

悩まずに進められます。

奥の二の腕がちょっと太いし、描き込みもまだまだ、

向かって右側から光が当っているのでその辺りの表現もまだ弱いです。

ふくよかなモデルさんなので、おおらかな気持ちで次回描き進めたいと思います。

2011年10月～12月カリキュラム－裸婦・コスチューム－

●裸婦（寝ポーズ）

10月12日・26日

●コスチューム（女性）

11月9日・16日

●コスチューム（外国人モデル）

11月30日

●コスチューム（男性）

12月14日　※　ＪR六甲道勤労会館

＊＊＊

次回会費を集めます、ご用意ください。

会員：23,000円／6ヶ月

ビジター：2,500円／1回

※ビジター料金がホームページ上の金額から変わっています。

　訂正が遅れております、申し訳ありません。

2011/9◇今月のデッサン・布をまとった裸婦(2)

前回の続きです。

まずは画像を↓

ちょっと物足りない感じですが今回は清楚なモデルさんに印象から

細い線で縁取りをして日本画のような感じで描いてみました。

＊＊＊

続きの話は後日・・・

＊＊＊10/7

では、つづきを

いつもと同様に20分×4回ポーズです。

ポーズを取ると動かず頑張ってくださるのでとても描きやすいモデルさんでした。

やはり全体に描き込みが足りないように思います。

日本画のような線描きといっても、その中身はもっとしっかり表現してなければいけません。

持っている布はチェック柄ですが、もう少し濃い色合いだったと思います。

布の色合いを濃くする事でで引き締まった画面が作れたかも知れません。

髪を結っているシュシュは紺色でしたが、

そのまま描くと髪との境目がわからなくなるので明るい色でおいています。

足の形もちょっと変ですね、今見ると。

いつもなら床のタイルの数を紙の端っこに書いておくのですが、忘れてしまいました。

前回、描いていた正確な位置がわかりません。

デッサンとモデルさんのポーズを見比べて捜せば良い事なのですが・・・(^_^;)

足の見え方が少し違うのは前回と同じ場所に座っていないからか？

曲がり具合が違うの膝から下で苦労しました。

さっさと消して描き直しても良かったですね。

前回描いた部分を大事にし過ぎない方が良いような気がします。

では、次回は寝ポーズの裸婦、どんなポーズか楽しみです。