デッサンが楽しい♪ ~紙と木炭と時々色で遊ぶ ~ 神戸

描く技術より、目を鍛え本質を見極めたい
デッサンの会で描いたデッサン、カリキュラムの他
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2011/8◇今月のデッサン・石膏(2)

2011-08-30 | 今月のデッサン・課題

前回に引き続き、石膏デッサンです。

昨年秋に描いていたラオコーン、心残りで、今月はその続きを描いています。

1日2時間の講座ですから、今日で合計8時間かけた事になります。

今日はさっさと画像を貼ってしまいます↓

110824_115301 110824_115302

先生から「晴れているので自然光の下で石膏像を描きましょう」

という事でカーテンを開け、室内の照明は出来る限り消す事になりました。

普段、モデルさんを描く場合は外から見えますから自然光という訳にはいかないので。

光源が一方向ですから明暗がはっきりし、確かに美しい。

前回と見え方がちょっと違います。どの石膏像もきれいに見えます。

あまり細かい所を気にせず描き進めてきたつもりですが、

人物ですから苦悶の表情を浮かべた頭部をしっかり描かないとと思います。

あのもじゃもじゃの髭なんかも納得できるまで描いてみたい気になります。

胸の張った感じも大事な気がします。やる事いっぱいありますね~(>▽<

背景は白いままでいいのか?先生に尋ねてみました。

石膏像の周りをお掃除するようにきれいにする必要はなく

石膏の白さを出す為に明るい方の背景を暗くしてもいいし、

影になる部分の背景を暗くすると柔らかな陰影になるし、

何がいいのか色々やってみましょう。

ただ、背景を描く時間が有ったら石膏を描いた方がいいかも知れない・・・

なるほど、確かにそうかも~(゜-゜)、、、時間が永遠とある訳ではないし

石膏に力を注ぐ事にしました。

頭部の明るい部分を練りゴムで消したり木炭を足したり、

胸の辺りも、もうちょっといじってみたかったのですが、時間がまだまだ足りません。

石膏の白さが出ていないように思いますが、今の精一杯です。

次回はまたモデルさんが来られます。


2011/8◇今月のデッサン・石膏

2011-08-15 | 今月のデッサン・課題

今月は久し振りに石膏デッサンです。

昨年10月以来です→こちら

その時の続きでもOK、又新たに描いてもOKという事で、

殆どの方は新しい石膏像に取り組んでいるようでしたが

私は昨年の続き、ラオコーンを描いてみます。

昨年10月の2回、合計4時間ほど描いていましたが、

やっと全体の形が取れたかな~ぐらいで、

まだまだ完成には程遠く、心残りだったデッサン。

今回も8月10日、24日と2回あるので少しでも描き進めたいと思います。

続きといっても1年近くも前なので、自分の位置を決めるまで

少し手間取りましたが何とかそれらしい所へ落ち着く。

手や目が慣れるまで細かな所は描かず、

測り棒で左右の肩の高さや頭部、首、トルソの傾き加減を見る。

首と肩の間の空間の形なども参考に左右のバランスも見る。

細かな所は無視、像全体をみて大雑把に明暗をつける。

モジャモジャの髪や髭も大きな明暗だけ、

腹部に波のような肋骨?規則正しくボコボコとしています、

ここも大まかな明暗で捉えるように。あぁ難しい~~(^_^;A

今日のところはこんな感じ↓

110810_114802 110810_114803

腹部がちょっと色が付いているみたいになって気になります。

もう少し消したり描いたりしながら背中に線が回りこんでいる感じも出したいですね。

その他の石膏像です↓

110810_114701 マルス像

110810_114702 モリエール像

110810_114801 面取りのアグリッパ像

以前に石膏像について、少しだけ説明しています→こちら