デッサンが楽しい♪ ~紙と木炭と時々色で遊ぶ ~ 神戸

描く技術より、目を鍛え本質を見極めたい
デッサンの会で描いたデッサン、カリキュラムの他
展覧会やお店をボチボチ紹介

山口晃展

2012-10-29 | 作品紹介・展覧会情報

●山口晃展 ~山口晃と申します 老若男女ご覧あれ~

平等院養林庵書院 襖絵奉納記念

2012年11月2日(金)~12月2日(日)

美術館「えき」KYOTO

開館時間午前10時~午後8時(最終日午後5時まで)

入館料:一般800円、高・大学生600円、小・中学生400円

電話 075-352-1111

***

山口晃 トークショー

キャンパスプラザ京都5階 第一講義室(JR京都駅ビル駐車場西側)

2012年11月3日(土)

開場:午後1時30分 開演:午後2時(午後3時30分終演予定)

入場料:600円(山口晃展入館券付)

***

個人的に超お薦めです、

古典的な戦国絵巻と思いきや、え?このメカは現代の?

というビックリが見ていて飽きません。

緻密な画面にクスッと笑わせる仕掛けがたまりません。

トークショーもきっと楽しい、残念ながら私は仕事があって行けませんが、

お時間のある方はこちらにも足を運んで頂きたいです。


2012/10◆今月のデッサン・逆光の人物(2)

2012-10-29 | 今月のデッサン・課題

逆光の人物の2回目です、これでこのポーズは終わりです。

モデルの女性は白いワンピースを着ています。

服の白さをどう表現するかが今回のデッサンのテーマの1つです。

一番明るい白は背景の窓の外にしかありません、

白ですが白ではないところが難しいです。

そして、肌の色と服の白との明度の違いと表現、

胸元の服と肌の境目の部分は特に注意が必要なようです。

服が白いと思い、うっかり服の部分をねり消しで木炭を拭ってしまうと、

明暗が破綻してしまうそうです。

確かに服は白いですが明度の差は肌の明度を落とす事で表現するのが正解。

その様に描いてみました。

121029_151301

窓の枠は描いていません、サッシが頭部の後ろにくる為、省略。

アクセントになるかと、窓枠の下だけ描いてみました。

顔の表情はまだまだ描ききれていません、

白い服の反射で下から光が当っています。

これが難しい、通常上唇に影ができるところ、反射光で明るい、

鼻と顎の下にも反射光、左側から窓の外からの光も当っています。

上半身だけ大きく顔を重点的に描きたいくらいです。

何より困ったのはたった2時間弱の間にドンドン光の当り方が変わる事。

普段なら気にならない程度の差ですが、微妙な違いが気になりました。

秋は日差しが部屋の中まで入ってきます、モデルさんに日光が当らないよう

今回は休憩を短くしてもらい、早く終えられるよう調整して頂きました。

モデルさんにしては小柄な可愛い方でした、お世話になりました<(_ _)>

次回はまた裸婦です、クロッキー帳が要ります。


2012/10◆今月のデッサン・逆光の人物

2012-10-13 | 今月のデッサン・課題

後期が始まりました。

後期最初のデッサンは逆光の人物、コスチュームの女性です。

いつものように20分×4回ポーズです。

白いワンピースを着た女性が窓際に腰を掛けているポーズです。

今月は次回もこの同じポーズを描きます。

いつもは部屋の中央に台を置きその周りに散らばって描きますが、

今回は窓際にモデルさんが座っているので、描けるスペースが限られています。

ちょっと窮屈な感じがしますが、皆譲り合ってイーゼルを立てています。

この教室の皆さんは長くデッサンをやっているので、その辺りの心得が出来ています( ̄ー ̄)v

もちろん先生もその辺りの気配りをしっかりして下さいます。

目印が付けにくいので一応携帯で自分の位置を撮影。

***

以前習っていた水彩教室ではこうはいきませんでして、

モデルさんの周りをぐるりと囲うようにイーゼルを置くので隙間が無く、

ちょっとでも遅れて行くと、もう何も見えない状態でした。

大勢で描く時は、後ろに来る人の事を考えて、

モデルさんに向って、斜めにイーゼルを置き隙間を作るという事を皆知らないのでした(-_-;)

その様子に悶々としていたのは私ぐらいだったと思います。

***

モデルさんの後ろに、丁度頭部と重なるように窓の桟があります、

どうしましょうと先生にお尋ねしたら、変なところにあるので省いてもいいという事で

描いていません、以前石膏デッサンの時は描きましたが、

今回の角度からは頭から黒い棒が生えているいるように見えるのでやめました(^_^;A

この日は途中で1回撮影しましたので2枚画像があります。

ポーズ2回目が終わって↓

大体の身体の流れを掴んでちょっと明暗を付けたところ

まだ顔は描いていません。

座っている面が歪んでいますね(^_^;A

121010_110001

最後の4回目のポーズが終わったところ↓

明暗を足元にも入れました、顔の表情もちょっと描いています。

外の景色も描いた方がいいのでしょうがそこまでいけません。

121010_115102

明暗が大事と言ってもやっぱり人物のバランスも気になります。

ここまで簡単に描いてきたのですが、肩の辺りがちょっと上手くいきません。

次回もっとしっかり見て描きたいと思います。

白いワンピースを着ていますが逆光の中にいるので白ではありません、

肌も影ですからかなり暗くします。

画面で一番明るいのは窓の外の白い壁、室内の人物はかなり暗いはずです。

目を細めて明暗を捉えて描いていきます。

たった2時間ですが光の角度が刻々と変わります。

最後頃はモデルさんに日光が迫ってくるので早めに終了しました。

モデルさんに日光が当ってはいけない事になっていますので、

次回は何か遮るものが要りそうです。

逆光の人物は真夏がいいんですと仰った意味が分かりました。

次回どうなりますか、ちょっと心配です。