前回に引き続き壁に肘をついて少し斜めにもたれてかかっています。
今までなかったポーズです、いいポーズですが今回で終了。
見た目以上にきついポーズなので、10分ポーズ5分休憩×8回で描きます。
モデルさんも大変ですが、描いているこちらも慌ただしくずっと描いている感じです。
逆光なので全身が殆ど影、
明るく見えるところも影の中での明るさである事を忘れないように、
練りゴムで消し過ぎたところは少し木炭を置きます。
前回手付かずだった壁に映る影や足元の影、
モデルさんは40~50㎝の台の上に立っているのですが、
最後にその台の境目も薄っすらと入れました。
壁に影を描いた事で壁とモデルさんの位置関係がわかるようになりました。
影を入れる為に人物をもう少し右に寄せた方がいいと思ったのですが
影の部分が多いと処理に困りますよと先生からアドバイスを頂きました。
途中で切れている位がいいそうです。
じゃぁ、これぐらいでいいのかも知れません。
左足がちょっと太く感じますよと指摘を受けたので、遠く離れて確認し、
ふくらはぎの上の部分と膝の上の辺りを2~3mm削りました。
丁度良くなったと思います。
実際は壁にハンカチを当てて肘を置いているのですが、
ハンカチは無視しています。(先生も描くとオカシイと仰っていました)
腰に当てた方の右手の肘もこちら側に来ているし、体のしなった感じもいい。
このポーズの良さがよく出ている角度だそうです。
壁の白々した所はどうしたものか・・・
薄いグレーの壁色を描いた方が逆光をもっと表現できるのでしょうか?
思案していたら時間切れとなってしまいました。
いつも思いますが、背景の作り方は難しいです。