デッサンが楽しい♪ ~紙と木炭と時々色で遊ぶ ~ 神戸

描く技術より、目を鍛え本質を見極めたい
デッサンの会で描いたデッサン、カリキュラムの他
展覧会やお店をボチボチ紹介

2013兵庫県民会館●文化教室総合展●

2013-01-27 | 作品紹介・展覧会情報

2013兵庫県民会館 ●文化教室総合展●

2013年2月1日(金)~3日(日)
10時~17時(最終日は16時まで)

兵庫県民アートギャラリー
神戸市中央区下山手通4-6-3
兵庫県民会館内
℡078-321-2131

洋画・日本画・水墨画・仏画・いけばな・書

和紙ちぎり絵・木目込み人形・篆刻・おりがみ

兵庫県民会館で開催している文化教室受講生の修習成果を展示しています。
どうぞご高覧下さい。

デッサンの会のE川さんが2点出品されています。
水彩画教室と聞いていますが、洋画の中に含まれているのでしょうか?
会期が3日と短いですね、時間が合えば行ってみたいと思います。


2013/1☆今月のデッサン・コスチュームの女性(2)

2013-01-27 | 今月のデッサン・課題

コスチュームの女性、固定ポーズの2回目です。

前回はクロッキーが半分でしたので、固定ポーズを描いた時間は20分×2回です。

今回はその続きを描きます。

肘をイスの背に置いているので身体がそちらに傾いていますが

私の位置からはさほど感じられません。

2週間空いているので前回と手前の手がちょっと位置が違うのか、

見え方が違いますが、後は殆ど変わりません。

大きく修正する事無く描き進められそうです。

黄色いパンツに紺色のシャツ、ベージュのベレー帽

色の違いが木炭で出せたらと思います。

130123_115201

奥に見える足を前回より少し短くしました、

この辺りがどうも描ききれてない感じがしていました。

一番遠い位置にあるので小さくした方が遠近感が出るかと修正、

両膝の位置関係その周りを上手くまとめる事で良くなるのではないかと

アドバイス頂きました。

遠い位置にあるものに力を入れると遠くへ行ってくれないように思いますので

あまり描き過ぎない程度に形を見直しました。

次回も同じポーズが続きますので、背景も含めて深いデッサンにしたいです。

***

次回、2月13日の教室終了後、会の新年会をします。

ちょっと遅くなりましたが、忙しい年末年始が過ぎ、

時間的にも胃袋も落ち着いた時期です、皆さんでお話しながら

美味しいランチを頂きましょう  ゜・*:.。. .。.:*・゜゜*・゜゜・*:.。..(#^.^#)


2013/1☆今月のデッサン・コスチュームの女性

2013-01-12 | 今月のデッサン・課題

2013年一回目のデッサンはコスチュームの女性

前半の1時間でクロッキー4ポーズ、その中から多数決でポーズが決まりました。

イスに座ってのポーズです。

今回は固定20分×2回、次回と次々回、各20分×4回で描きます。

イスに背もたれがあるのでそちらの方向以外なら大体描けます。

先に画像を入れます。

130109_115501

イスの上に片足を組み、右足はグッと奥に伸ばしています。

膝を折っているように見えますがそれほど曲げている感じではなかったと思います。

この奥に流している足が難しい、奥に行ってくれればいいんですが、、、

右手は組んだ左膝に置いています、手の甲が少し見えています。

苦手なベレー帽をかぶっています、ベレーだけが苦手な訳ではありませんが、

つい頭部を大きく描いてしまうクセがあるので、

帽子をかぶっているとさらに大きく描いてしまわないよう、気を付けなければ。

画面左が窮屈ですね、もう少し右にずらした方がいいように思います。

まだ、丸々2回あるので、描き直してもいいかも知れません。

今回のモデルさんは、ポーズを決めたら殆ど動く事がなく、

こちらも集中して描けます。

しかも、足元の印だけで、イスには何も印が無くても同じポーズが取れるそうです。

凄いです、こちらも一生懸命描かなくてはφ( ̄▽ ̄)


2013.1月~3月のカリキュラム-コスチュームの女性・男性-

2013-01-04 | カリキュラム
新年が始まりました、年明け9日はクロッキー帳がいります。
今年もいいデッサンをたくさん描きましょう♪

●コスチューム女性

1)1月9日 クロッキーの後、固定ポーズ

2)1月23日 固定ポーズ続き

3)2月13日 固定ポーズ続き

●コスチューム男性

1)2月27日 クロッキーの後、固定ポーズ

2)3月13日 固定ポーズ続き

3)3月27日 固定ポーズ続き

来期、4月予定 10日裸婦、24日合評 


2012/12◆今月のデッサン・布のデッサン(質感を描く)

2013-01-04 | 今月のデッサン・課題

今回のモチーフはハンカチ大の白い布、初めてです。

質感を出す事がこのデッサンの一番の狙いです。

人物や石膏のデッサンの時は質感より、塊感や形の流れ

明暗や正中線、空間などを意識して描いています。

ミクロの目で細部にこだわり描く事で質感が出るようです、かなり集中力が要りますね。

初めての取り組みなので、描き方の説明から。

画材は、ケント紙、鉛筆(HBぐらい)、ねりゴム、それとモチーフの白い布

まずは下準備
1、布の形の薄いアウトラインを描く
2、明暗を見極める=明と暗の境目を見つける
3、暗い部分を薄く塗る
4、明るい部分も薄く塗り、暗い部分はさらに薄く重ね塗りする

ここまでが下準備、目を細めてモチーフ全体をざっくり見て形を明暗を描く

5、少しずつ部分部分を描き込む、
  描いている部分が仕上がるまで次の部分にいかないのがコツ
6、仕上がった部分に隣接する部分を順次描き込む
7、時折、全体を見て大きく明暗をつける
8、細部(小さく見る目)⇔全体(大きく見る目)を繰り返しながら全体を描き込む

ねりゴムはそっと使いで、グリッと消してしまうと今までの苦労まで泡と消えてしまいます
細部描写で質感を描き、大きく見る目で明暗を捉える、そんな練習です

121226_115101

↑ 一見かなり描き進んでいるように見えますが

細部を描き込めたのは全体の3割~4割ぐらいです。

*追記(2013.1.17)

ホワイトボードの画像をUPします。

121226_114301

左側の説明は1~8の文章で説明しています。

右側の絵はアニメーションにして説明を補足します↓

Photo_3 ↑ 画像をクリックして下さい

Photo_2
一部、文字と光源を表すイラストを付け加えています

質感を追求し、細部を描きこむのは大変そうに思うかも知れませんが
実に楽しい、充実した時間でした。
でも、終わったらドッと疲れがでて、いつになく、かなり集中して描いていたようです。

同じ課題でありながら、描かれた絵には個性があり、
お隣で描いていたTさんは「有機的、色気がある」と先生は表現されていました。
他の方の絵を見て回る事が出来ませんでしたので皆さんの絵を並べて見てみたいです。

先生は2時間説明と指導で喋り通しで、お疲れだったと思いますが
また、これ、やりたいですね~( ̄ー ̄)v