物置に保管していた昨年採れのジャガイモ。もやしになっていました。10個ほどのジャガイモが暗い物置の中で紫色の細い芽をだし、明かりを求めて伸びきっていました。
物置内では春の陽気だったのかもしれません。そのままではいずれ枯れてしまうと思い、外界では少し時期が早いのですが畑に移しました。
EM堆肥の上にたっぷりと藁を敷き、ジャガイモ本体を包むようにして植えてみました。紫色に伸びた芽が不気味ですが、まともに成長できるのでしょうか。
種から育てた初めての菜花。寒さに耐え、大雪にも耐えて、ついに蕾を付けました。摘んで食べるにはちょうどいい大きさなのかもしれませんが、もったいなくてとても摘む気にはなれません。他の苗たちもこれから一斉に蕾を付け始めると思われますが、今年はすべて開花させようと思っています。
畑に植えている菜の花が大きくなったので間引きをしました。食べるには固そうだし、捨てるには勿体ないので、畑の雑草地帯に移植しました。菜の花の移植がいいのか悪いのか全く分かりませんが、うまく根付いてくれることを期待しています。
合掌館のマスター。私が注文したカプチーノを作るために火鉢を囲んで焙煎している姿です。この後、手動のミールで小さな粉末に。そして、カプチーノ専用手動マシーンで本場の美味しいカプチーノを楽しませてくれました。
南房総に再び雪が降りました。田んぼのある風景も雪で真っ白です。行きつけの温泉「かぢや旅館」のご主人も「房総がこんなに寒いとは思わなかったでしょう」と笑いながら話しかけてきてくれました。
ご主人の話によると、「雪が積もるのは珍しいことだが、旅館の池の水が氷るのはよくあること」だそうです。南房総も真冬は東京と同じくらい寒いようです。違うのは、春が来るのが早いということなのかもしれません。
金谷は今日も雪になりました。金谷健康農園の事務所の暖房は今、練炭火鉢のみです。小さな事務所を暖めるにも十分とは言えませんが、それなりに頑張ってくれています。火鉢でお湯を沸かし、お茶を飲みながら雪の止むのを待ちたいと思います。
雪もだいぶ融けました。昨日は畑一面雪に覆われ何も見えませんでしたが、今日は可愛い野菜たちが顔をのぞかせています。心配していたほどのダメージも受けていないようで一安心です。
野菜たちも春が待ち遠しいでしょうがもう少しの辛抱です。もう一度雪が降りそうだという情報もありますが、できれば外れてほしいものです。
金谷も大雪でした。暖かくなった今、雪解けの水が川のように流れる道路を歩きながら町の様子を見て回りました。多くの皆さんが雪かきをしていましたが、雪かき用の道具を持っている人はほとんどなく、農耕用の鍬やスコップ等を利用しての作業で苦労されいました。
お土産店やレストラン等のある施設、ザ・フィッシュの駐車場は融雪剤をまかれていたのか、雪は積もっていませんでしたが、池のように水が溜まっていました。既に観光バス数台止まっていました。お客さんが雪解けの水溜りの中を靴をぬらしながら歩く姿も見受けられました。
今夜、気温が氷点下にならなければ、かなりの雪が解けてしまうのかもしれません。今のところ鋸山に登る登山者は一人もいないようです。(写真は昨日の夕方の様子です)
寒い朝です。金谷でも雪が降り始めました。まだ積もってはいませんが道路は濡れています。金谷で初めての体験となる今日の雪。雪景色も楽しみですが土地の皆さんの雪の日の生活も興味があります。
今、近くを通る車の音もなく、静かな朝を迎えています。農作業も漁も今日はお休みのようです。昨日近くの温泉に行きました。宿泊客の多いはずの金曜日なのに、ひっそりとしていました。大雪の影響と思われます。
大雪の日、東京では電車が止まったりスリップ事故で大渋滞など大騒ぎになりますが、金谷という田舎町にいると東京の出来事が遠い地の話題のように感じます。
田舎の皆さんは、台風の時もそうでしたが、大雪もまた自然な出来事として自然な気持ちで受け入れ、過ぎ去るのを静かに待っているのかもしれません。コタツで暖を取りながらそんなことを考えています。
定年退職後の友人が購入した古民家。100年以上前に建てられたと思われるこの古民家に自力で息を吹き込もうと日々一人で取り組んでいます。
このまま放置しておけば、いずれ朽ち果てる運命にあった日本伝統の古民家が生き返ろうとしています。黒光りしている大きな柱たち、そして昔ながらの茅葺の屋根の裏側は燻されて長い歴史を感じさせてくれます。
裏庭は数千坪におよぶ自己所有の里山。南側は遠くに小高い山々を望み、眼下にきれいに手入れされた田畑を楽しめる、まさに昔の田園風景そのものがここにはあります。