金谷では農家の庭先や道端などいたる所に彼岸花が咲いています。自然に生えているのか、それとも誰かが植えたのか。どこの田舎でも見かける光景かもしれませんが新住民の私にはとても新鮮に、そして美しく感じられます。
昨日、浜金谷港北埠頭で黄金アジが釣れました。昨日も多くの釣り人で賑わいました。クロダイをつる人、イカをつる人、タコをつる人、そしてアジをつる人と、それぞれ狙いを定め皆さん楽しんでいました。
私はアジだけに焦点を絞って仕掛けを用意し、午後4時から6時まで楽しみました。昼間も釣れないことはないのですが、朝夕が特に釣れるようです。黄金アジは金谷近辺でしか獲れない貴重な魚だと地元の人から聞きました。
金谷の黄金アジは特別においしく有名ですが、今、漁獲量が少なくなっていて黄金アジ専門の食堂でも困っているようです。私も金谷に来て黄金アジのファンになりましたが本当においしいアジです。皆さんも金谷に来たら是非黄金アジを食べてみてください。
浜金谷港北埠頭。土曜日と日曜日はたくさんの釣りファンで賑わいますが、本来の役割は千葉で取れる山砂を船に積み込むための埠頭なのです。昨日は金谷も素晴らしい秋晴れでした。今日は土曜日。土、日は船が来ないし、天気もよさそうなのでたくさんの釣り人が訪れることでしょう。
金谷も大分冷え込んできています。近くに住んでいた(?)クモたちもほとんど姿が見えなくなりましたが、まだ頑張っているクモもいます。飛んでくる虫たちも少なくなっているし、寒いし、いつまで頑張れるか。チョット可哀そうにも思えます。
東京では雨戸のない家がほとんどですが、金谷では雨戸は必須です。金谷の住宅街は海に面した山と山の狭い場所にあります。津波が狭い川を駆け上がるように、台風の強風が狭い隙間を通り抜けます。山を避けて通る風が集約されるために平地での風速よりかなり強いのです。
平地では必要でない雨戸も、台風の風と雨から家を守るために金谷では欠かせないものとなっています。私が住んでいる家も風の通り道にあります。一部雨戸のない窓があるのですが、先日の台風の時には強風にあおられて飛んでくるかも知れない木の枝等が心配でした。
昨年,友人にもらった安納イモの一部を今年の春に丸ごと土に埋めました。本来なら種イモが芽をだし、多少伸びたところで茎を切り取り、土に差し込む方法なのでしょうが、試しに丸ごと埋めてみました。
その丸ごと埋めた安納イモが普通のサツマイモよりかなり遅れて芽を出し、夏の間成長を続け生茂ってきています。一部の葉っぱが色づいてきているので収穫期が近づいているようですがイモ自身は土の中です。成長具合を確認することはできません。
今、市場にはサツマイモが出回り始めています。安納イモはサツマイモより芽を出すのが遅かったので収穫期もその分遅い、と思い込むことにして、もう少し様子を見ることにします。
今日の金谷港北埠頭は家族ずれの釣り人であふれています。中にはバーベキューセットを持ち込んでいる家族もいます。近くの海には青い三角の旗をつけた十隻近い釣り船が見えます。遠くには真っ白い船体の豪華客船がゆっくりと東京港方面に向かって進んでいます。濃いブルーの海は太陽に照らされて輝いています。空には白い綿模様の雲が浮かんでいます。今、私はゆっくりとした時間を体感しています。
枯れ始めたキュウリの根元から一本の彼岸花が。
先住者が植えていたのでしょうか、きれいな彼岸花が咲きました。予期していなかったプレゼントをもらったような感じです。金谷に移り住んで半年。一周年まであと半年。まだまだビックリがありそうです。
子供のころ、満月に餅をつく兎を思い、今、満月に宇宙の不思議を思う。子供のころ九州の故郷で見た月も、今、千葉の金谷で見る月も、同じ月。今から何十年後、あるいは何百年後も月は変わらない。
月を、地球を、そして宇宙を誰が作ったのか私は知らないが、優しく地球を照らす満月の姿は永遠に変わらない。そんなことを考えながら昨夜の満月を見ていた。
金谷港の北埠頭はクロダイ釣りのメッカでもあるようです。天気のいい日はもちろん、荒れた海の日でも必ずと言っていいほど誰かがクロダイ釣りをしています。ダンゴ釣りという方法ですが、かなり難しい釣りです。私も挑戦してみましたが1匹も釣れませんでした。
そこでクロダイ釣りをしている常連の人にコツを聞いてみました。潮の流れとか、釣れる時間帯とかいろいろお聞きできましたが、特に注意すべきは”静かに”釣ることだそうです。では、なぜ”静かに”が重要なのか。その説明がチョット面白い。
クロダイの成魚は。なぜ成魚になるまで生き残れたのか? 常連さんの説明は以下の通りです。「警戒心のないクロダイは成魚になる前に人間に釣られてしまうか、他の魚に食べられてしまう。警戒心の強いクロダイだけが生き残れるわけだから、大きな成魚ほど警戒心が強く釣れないのです。だから、警戒心の強い大きなクロダイを釣るには先ず”静かに”が第一です」
トマトもナスもピーマンも支柱ごと、みんななぎ倒されてしまいました。今日、立て直す積りですが折れてる枝もありますのでかなり厳しい状況です。
海から我が家まで数百メートルありますが、台風時には海水が雨と一緒に飛んでくるようです。ゴーヤが壊滅状態になったのは、この海水を含んだ雨の影響が考えられます。
海に面した家々では台風が収まると同時に一斉にホースで水をかけ始めました。これも初めて見る光景でした。軒下から壁面、そして玄関先のポストまで、勢いよく、しかも丁寧に水をかけ、塩水を洗い流していました。
この作業を怠ると、家に使用されている鉄などの酸化が急速に進み、家本体に致命的な打撃を与えると聞きました。家の水かけが終わると今度は洗車です。少しでも早くしないと、こちらは丸ごと錆びてしまいます。