見出し画像

寮管理人の呟き

春を告げる手長ダコ

手長ダコがスーパーの鮮魚コーナーに沢山並ぶようになった。春先の手長ダコを心待ちにする瀬戸内の人間は多い。クネクネ動き回るタコが1パイ100円程度で手に入る。だから福山市中心部で暮らす者は笠岡近辺の漁師に深く感謝しているのである。

手長ダコダコを手揉みすると汚れが浮き上がる

鮮度抜群のタコは胴(頭)をひっくり返してワタを抜き、調理バサミを使って目玉とクチバシを除去する。次に両手でタコを優しく揉み込んでいく(私は塩を添加しない)。しばらくすると体表や吸盤内の汚れが浮き上がってくるので灰色の泡を水で洗い流す。

汚れを落とした手長ダコ

大人しくなったタコをゆでる前に気をつけることが一つある。鍋にわずかな油脂分が残っているとタコの皮が剥がれて汚らしいから中性洗剤で丁寧に磨いておく。熱湯にタコを投入し小豆色になるまで待つ。胴の部分に割り箸の先を突っ込んで引き上げ十分に湯切りを行う。ペーパータオルを敷いた皿(バットがあればベスト)に移して自然に冷ます。タコ独特の香りが部屋に充満し思わずつまみ食いしたくなるほどだ。

ゆで上がった手長ダコ

にほんブログ村 料理ブログ 男の料理へ
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「食材」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事