ゆで汁の変色具合(褐色の濃さ)を見ると大体アクの強さは分かる。一番確かなのはゆで汁をなめてみること、舌がひん曲がるようならアク抜きが足りないことになる。ほんのりヒリヒリするくらいで完了と判断する。
ゆでた青山椒の保存方法には冷凍、塩漬け、醤油煮の3つがある。私は小分けして冷凍したり、長期保存が可能な醤油煮(冷蔵保存で半年はゆうに持つ)を作る。
醤油煮の作り方は簡単だ。行平鍋にアクを適度に抜いた山椒の実を移し、濃口醤油と日本酒を入れて液量が半分程度になるまで煮詰める。小さなタッパーなどに入れて密封して保存する。