「館蔭の杜」を眺めつ つれづれに

窓外の森を眺めながら時々の想いを綴る

小学校にサラブレットが訪問

2016年06月22日 | 日記
今日、孫が通う小学校で"馬"の出張授業があった。
「子供たちに馬に親しんで貰おう」とJRAが2年ほど前から実施しているもので、東北では初めての開催だという。

古い木造校舎と雑草の生えた小さな校庭、条件の揃った開催場所だったと思われる。
授業の計画書を見て知り、孫からの誘いもあって見学に行ってきた。

訪問したのは馬3頭、それにJRAのスタッフが7人~8人。福島から専用の輸送車両1台でお出でになったという。

80人余りの全校生徒が興味深く楽しんだようだ。

1頭は「ナイキバリアント号」という芦毛(白馬)のサラブレット。
福島競馬場で誘導馬をしているという500キロ余りあるスタイル抜群の利口そうな馬だった。



校庭内で、歩行、小走り(ギャロップ)、疾走などのモデル演技を解説披露してくれた。





また、とても落ち着いていて大人しく、子供達は馬体に触らせて貰い毛並の柔らかさと温もりに歓声を挙げ喜んでいた。



もう一頭はポニー(小型馬)のこちらも真白なその名も「ホワイト号」。
全校生徒が順番に乗馬しては辺りをぐるりと一回り、怖さと喜びが入り混じった歓声を発しては貴重な体験を楽しんでいるようだった。



もう一頭は、背丈が1メートル足らずの栗毛のミニ馬「キャラメル君」、校庭の草を食んでいるだけだったが、終始、子供達からの注目を浴びていた。



滅多にない授業に、子供たちは穏やかな表情になり、楽しいひと時を過ごしたようだ。

父兄たちもその様子を微笑ましく眺めていた。

これはとても良い企画だと思った。