「館蔭の杜」を眺めつ つれづれに

窓外の森を眺めながら時々の想いを綴る

リンゴの花の狂い咲き

2015年10月27日 | 日記
秋が深まったと思っていた矢先、まだ実の残る庭の「花海棠」に花が咲いていた。



側にあるニシキギが、まだ真っ赤っかな葉を残しているのに・・・5輪ほども花をつけている。



もうひとつ・・・・

「姫リンゴ」の枝にも春と同じようなしっかりとした花が咲いている。



町中にあるお寺の銀杏が黄金色に輝いているのとは対照的で季節が交錯したような気がする。



この頃は、例年に比べて暖かい日が続いたり、ゲリラ豪雨といわれる突然の雨があったりで、木々も季節を見誤ったのではないだろうか。

いずれも、葉を全く見せない「花」だけがひとり、残った果実を背景に誇らしげに咲いている。

しかし、寂しげにも映るのは、観る者の年齢と、確実にやってくる寒い季節のせいだろうか。