ルサンチマン 萌え経済学 萌える男

【コミック】ルサンチマン　萌え経済学　萌える男
　を読んだ　この前に　『萌え経済学』　『萌える男』を読むその中で紹介されていたコミックがこの『ルサンチマン』であった。想像以上にすごいストーリー。ぐいぐい引き込まれてしまった、明日仕事なのに二時まで読みふけってしまったよお。ルサンチマンとは. 〔哲〕 ニーチェの用語。. 被支配者あるいは弱者が、支配者や強者への憎悪やねたみを内心にため込んでいること。　だそうですが、主人公のルサンチマンとはいったい何?と考えながら読むと面白い（ってかすぐわかるけど）要するに、もてない主人公がバーチャルな世界で恋愛ゲームにはまって登場人物の女の子を本当に愛してしまうって話。まあこれだけ聞くと　きもっ！！ようするに　萌ええーじゃん　って思うでしょうが　それがそれだけじゃおわんないんだよねええ。これと同時に『萌える男』を読むとさらにすばらしい。これぞ名著、ガンダムやエヴァ、功殻機動隊にはまった人なら読むべし、です。この中で紹介されている恋愛資本主義ってのがまた面白い考え方で・・・。
　ただね、設定ではこのルサンチマンの世界は2015年の日本なんですよお。この時代にバーチャルリアリティに突入するのに手袋とボディースーツ、はないなあ。ってのは先日NHK特集で『立花隆 最前線報告～サイボーグ技術が人類を変える～』脳科学の驚異的な進歩▽考えただけで動く人工の腕』ってのを見たんですが、現時点でもう脳に直接電極を埋め込むって技術が実用化されている分野があるんですよ。人工内耳やパーキンソン病の治療で。うーんあれはびびったあ。きっと2015年には直接画像や触覚を脳に送り込むようになってるだろうなあ。うーん(-ω-;)ウーンみんなも読むべし。しかし人間ってあんなに簡単に感覚がだませちゃうのですね。デカルトか誰かが唱えていた人間機械論ってのも実は正しかったりするなあ。

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