古いアメリカ映画の一つの法則。ネイティブアメリカン(以前はインディアンと呼ばれてました)を登場させる映画では、99%白人と結ばれたネイティブアメリカンは殺される、もしくは死ぬ。というのがあります。ところが最近はこの傾向が変わってきてDance with wolves では最後追っ手をかけられて、主人公と妻は逃げるシーンで終わってますが、これは例外。ウーンしかしあの後10中89殺されてますよね・・。ポカホンタスも死んでませんな。
ところがこの映画では旧に戻り」、主人公の妻および・・・・ ネタバレになりますからやめましょう。
今年のアカデミー賞のノミネートに有色人種がひとりもいなかったことでひと悶着あったとか、ドナルド・トランプがホンマに大統領候補になりそうだとか。これはちょっと右傾化しつつあるアメリカ合衆国の世論を反映してるんでしょうか??
まあしかし私のようなものが見ても、「ああ、なるほどこのようにしてアメリカ合衆国はネイティブアメリカンの血しぶきの中で産声をあげ成長してきたのね」と思ってしまいますね。最初の戦闘シーンはある意味圧巻でプライベートライアンを彷彿とさせるしねえ。かの国で現在に至るまで銃の所持が人民の権利としてとらえられているのは、こういう歴史があるからなんだなと納得、自分の家族と財産は自分で守るのが当たり前、当然だったわけだ。そしてこういう国と本気で戦争したんだな、そらかなわねーわと素直に思うね。なんかとりとめなかった。