録画してあった南極大陸最終回をやっと見れました。デジタルならではの美しい映像とストーリーに感動・・。なんですが、ちょっと見方を変えるととんでもないはなしになるのです。
生き残った二頭の犬の生命力には驚くばかりですが、いったいこの犬は何を食べていたのか?
当然ペンギンやアザラシでしょう。ドラマ中では凍った魚を食べるシーンしか出てきてませんが、きっと環境問題やらなんやらあって(ほんとは安っぽいヒューマニズムやとおもうけど)ペンギンやアザラシを襲うシーンを意図的に描写しなかったのだと思います。
実際南極大陸のペンギンやアザラシにしてみればとんでもない話で何十万年も大陸に存在しなかった獰猛でずる賢い肉食獣が毎日ハンティングを行なうわけですから、それこそエライコッチャだったと思うのです。南極大陸に生活しているペンギンやアザラシにしてみれば美談でも何でもなく、災厄以外の何者でもないわけですわ。
同様に年末のこの時期必ず話題になる 忠臣蔵も見方を変えると・・・
松の廊下の刃傷事件その原因は実際のところ謎で、芝居や映画では吉良上野介がいかにも意地悪をしたと、繰り返し描写されていますがあくまでも憶測に過ぎません。ひょっとして浅野内匠頭はただ単に錯乱しただけでさしたる理由もなく斬りかかった可能性も十分考えられるわけです。
もしそうだとすると、吉良はなんの落ち度もないのに、朝廷からの使者を迎える大切な朝に突然松の廊下で切りかかられ。相手の家臣団から勝手に敵呼ばわりされ、突然屋敷に乱入されて首をはねられ家臣は主家を失って路頭に迷い、江戸中から悪人呼ばわりされるという仕打ちにあったわけです。
いやはや 美談の影には・・ですね