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ちっちゃいなあ(^^)

2010-09-09 12:12:50 | ショ-ト ストーリー



 真夏の早朝、わたしは何時もの散歩。真っ赤な太陽に向かって、わたしはトコトコ歩く。
 
 わたしの右に、切れ切れに雑草地が続いていた。キラキラしているのは、昨夜の露が消え残っているのだ。
 
 立ち止まって、わたしはみとれる。草地のあちこちに、何か、いるような*****
 雑草と紛らわしい色の半ズボンと上着、三角の帽子までおんなじ色だ。あちこちに見え隠れするピンクの花は捻りそうかぁ? そして、女の子のワンピースとおんなじ色たった。
 
 男の子が葉の上でコロコロしている水滴に腰をおろした。とたんに、彼は水滴のなかへスポッ
   水滴のなかで、男の子は手足をモゴモゴさせている。それを見て、みんな、キャッキャッとわらう。男の子はすぐ外へ出た。そして、キャアギャア怒っていた。どうして助けてくれなかったのだと文句を言っているようだ。そんな子供達の声は、なんか空気に浄化されている
みたいに、声に濁りがない。
 わたしはジッと見つめた。ちっちゃな、ちっちゃな男の子に女の子~~~ひょっとしたら、
 あなた達、絵本て゛見たことのある妖精? この悪戯者め(^^♪
わたし、まだ寝ぼけているかも? これっ、しっかり目をさましなさい。自分で自分をしゃきっとさせた。
 
 
 
これだけの話です。もちろん、わたしの作り話。面白くも何ともない。
ときたま、小人より、もっと小さい、あたりに溶け込んでいる何かの気配を感じるのはわたしだけでしょうか>^_^<
     そんなとき、ルンルン気分になりがのような気もするんですよね。



負の遺伝子

2010-08-31 11:14:35 | ショ-ト ストーリー
むあ
むかし、ある村に負の遺伝子をもつ一族がおりました。一族はながい年数をかけ、本家から分家へと次々枝分かれしていきました。
 本家のばぁさまはこ先祖大事とし、血筋を絶やさぬためには我が子を養子に出すことさえ厭いませんでした。いとこ同士の結びつきも行われたりしていました。
 
 
 そして、何十年も経ち、村は過疎化し、分家らはつぎつぎと暮しやすいところへ移っていきました。今では本家だけになってしまったのです。
 
 子供のときから、わたしは何時もみんなの中で違和感をもっていました。何か、自分だけ、みんなと違う? うまく説明できないだけに、異人種のような気持ちでした。わたしの家族も特別で、偏見じゃなくて村の有力者みたいな目で見られていると思っていました。
  大人になって離れて自分の家族を眺められるようになってから、わたしは気づきました。周りから、眉を顰められていたのだと。
 それから、長い年月が経ち年寄りだけになった村内で年の順に死んでいきました。 
 
 肉体を脱ぎ捨て、たましいだけになった本家のばぁさん達が、新しく住むところとなったあの世で、しみじみ話していました。
 いくら努力しても、成績があがらない。世間の常識がない云々
いろいろ言われ、みんなとうまく付き合えなかったけど自分は自分。みんなではなかつたんだと。

 

巣穴から、ニョッキリ

2010-07-30 10:04:53 | ショ-ト ストーリー
おひさしぶり、フィリーでぇす。今日も朝から巣穴のへりに両手をのせ、キョロキョロ
わたしんとこはね、公園墓地に近いから、そろそろお墓参りする人たちが増えてきたみたい  それに、毎日のようにお葬式がふたつもあるの。
 わたし、そんなのを見ながら考えちゃいます。
 わたしの子供のころと違って、戒名をつけないで俗名のままにしているとか、何回忌までお坊さんから読経してもらうなど、様変わりして来つつあるらしい。わたしのおばあちゃんはご先祖さま大事で、五十回忌もやったらしい。遣る人も招かれる人も顔さえ知らなかったとか。
 みんなとは言わないけど、わたしは仕来りでしかないような気がするの。
もし、わたしが遣る場合は故人の気持ちを最優先したい♪ たとえば、仲のよかった人だけ招くとか。
納骨したがらない人もいると聞く。おカネがない、手放すのが偲びないなど色々の理由がある。人それぞれで、なにも目くじら立てることもないと思う。
 そんなこと考えていたら、わたしもお墓参りしたくなった。明日は十三日。彼女の好きだった梨を持って行ってあげよう。それも、幸水でなきゃダメなんだから  くだものやさんに、もう売ってるなぁ?
 わたしはこの世の常識より、故人への思いやりを優先していたいし、併せて彼女にたいする自分の気持ちを正直に出したいものと思っている。
 
       005





巣穴のフィリー

2010-07-25 10:29:17 | ショ-ト ストーリー
ココに記事を書いてください。
暑い、あちゅ~~~い  巣穴にもぐっていれば安心なんだけど、暑くて一瞬たりとてじっとしていられない  お魚になったつもりで海に行ってもなぁ**** このおなかじゃ、人目にさらす勇気がないし。
 しょうがないから、今日も朝から巣穴らニョツキリ顔を出し、自慢の鼻でクンクン、キョロキョロしています。なんか、いいこと無いかなぁ


    
    005 たった一輪  頑張って咲いていました!

巣穴からの呼びかけ その二

2010-06-28 11:17:57 | ショ-ト ストーリー
わたし、フイリー♪ 雨が降るのか降らないのか、空模様がびみょうなんだ
 まえにも呼びかけたけど、引きこもり中の人、おなかを抱えて笑い合おうよ
 性別、老若男女、一切かんけいなし。巣穴に縮まっているとね、ときどき肉声が聞きたくなるんだ。 
 でも、前みたいに、お茶しながらワイワイガヤ゛ガヤしいくせに、今一歩こわくて出れないんだ
わたしの行きつけ? は埼玉のおおみや。御年、六十代の半ばすぎ。それでも構わないと言う方、このブログへ連絡ください。不真面目なコメントは固くお断りします。
 
 他愛ないことしゃべっていれば、問題の解決にならなくても気持ちスッキリ(^o^)    ...と考えるのですが
          011 盛夏の早朝で





新春 おめでとうございます

今年はわたしの年  ひつじです。    あっと驚くような 善いことめざしてがんばります\(^o^)/