goo blog サービス終了のお知らせ 

たまびと日記 2

記憶力が衰えないようにとブログに記録しているのに、
記録したものはどんどん忘れていくという悪循環に陥っています。

玉川上水の植物

2017-06-30 14:43:38 | 玉川上水
ネムノキ(合歓の木)に淡いピンクの花が咲いています。


土手にはたくさんのノカンゾウ(野萱草)の花が見えます。


たくさん咲いているけれど、一つ一つの花は1日咲くと萎んで終わりになるそうです。


とっても背が高いタケニグサ(竹似草)は、大きいうえに荒れ地でもかまわずに咲くのであまりイメージがよろしくない。
なに   “たまびと”みたい


ナンテンハギ(南天萩)が咲いていました。
花は萩の花に似ていて、葉っぱは南天の葉に似ているからという理由で付けられた名前だそうです。


なんとなんと、カワラナデシコ(河原撫子)が咲いていました。
それも遊歩道を歩く人に「私、ここに咲ています」と訴えかけるような状態で。


もう30年も見たことがなかったので絶滅したと思っていました。
玉川上水は上水道としての役割をもっているので、毎年草が茂ると草刈りが入り、花が咲く前に刈り取られていたのだと思います。


こんな風に道に倒れ掛かって咲いているので、誰にも抜かれることがないように、ここで生き続けてと祈るばかりです。


これはタカトウダイ(高燈台)という野草です。
名前のトウダイは海の灯台ではなくて、神仏にお供えする燈明台のことです。


玉川上水は住宅街の中を流れる川ですが、昔からの植物も残っている貴重な場所です。
今回珍しい花に出会えましたが、これらの花は草刈りが入るとすべて消えてしまいます。
このタイミングで出会えたことが嬉しいです。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする