新入りネコ・ムサシのその後

新入り暴れん坊のムサシくん、まだお茶の間には監視つきで30分～1時間しかいられない。
　　　　　　　　

最近わかったことだが、ムサシは結構弱虫なのだ。
だから大きな体で強そうな顔をしているくせにあんな大声を出すんだ。

ラブちゃんは大きな体はムサシに負けないが気が弱い。
ムサシを見ると大急ぎで避難する。

一度顔を突き合わせてしまいバトルになり、ラブは背中をタンスの角にぶつけて擦り傷を作った。



唯一のメス猫のミーコにムサシは興味津々。
すばやく高い場所へ逃げ込む彼女を追ってムサシは2Fへの階段を駆け上がる。

　　　　　　


ケンカの強いタンタンはいくらか距離を置いてじっとムサシをにらんでいる。


このタンタンも実はムサシが来た7月始め、急にゴハンを食べなくなり病院へつれて行ったのだ。
しかし、検査をしても何の異常もなく歯が悪いのでそれが痛いのではないかと疑われた。

大嫌いな注射をされ大暴れして帰宅してからは嘘のように食べ始めた。
私が判断するところ、ムサシが来たことで自分の存在に不安を抱いたのではないかと思う。

ネコも結構タイヘンだよね。



まだまだ目の離せないムサシくんだが、私に甘える様子は本当に可愛い。
私にはすっかり慣れて、なんでもさせ放題。
お腹を上に向かせてなでても爪も立てないよ。

新入りネコのムサシ

実は７月１日に野良猫を１匹保護した。
家の周りをうろうろしていたので、１度ゴハンをあげたらそれ以来私が外へ出るたびに
大声でゴハンを催促するようになった。

その声があまりに大きくて、ある日帰宅するとお隣の方が『ネコちゃん寂しがって鳴いていましたよ』
と報告する。我が家にネコが３匹いることは周知の事実なので
鳴いているのはウチのネコだと思われているわけです。


これにはまいったな、でも１匹増えて４匹でもいいかなと家に入れたのだが、これが思いのほか大変でした。

これが新入りネコのムサシ♂。推定４歳。体重5・5kg。
顔を見てすぐムサシになった。この堂々とした面構。


台所の隣の６畳間が新入りネコの居場所という事に決まっています。

隔離して１週間もたつと大変慣れて結構おりこうに見える。
それでケージに入れて先住３匹がゆるゆるしている居間へ連れてきた。

ケージの中で大声で鳴くのをを見てそのとき初めて私は事の重大さを知ったです。
このムサシは今までのタンタンや気の優しいラブなどとは大違いで本物の野良猫でした。

試しに私が見ているところでムサシを放してみると、すぐ他のネコに飛び掛っていく。
ミーコにもラブにもタンタンにも飛び掛った。

ミーコは3kgしかないチビのメスネコなのでかわいそうに鼻先に爪あとが赤く滲んだ。
ラブは逃げ足が早い。タンタンはケンカが強い。向かっていくので取っ組み合いになった。




というわけで、2ヶ月たってもまだムサシはお茶の間デビューができずにいる。
その間、動物病院での血液検査も以上なし。
いくらかでもおとなしくなって欲しいという希望で去勢手術も済ませた。

普段は6畳間に隔離され、私がキッチンで食事中はそこにも入ることができる。
その間他のネコは入れない。
もうそんな生活が2ヶ月です。

今日も午後から1時間ほど私の監視付で居間へ連れてきた。
タンタンとしばらくにらみ合って、結果飛び掛った。

まだまだなじめないムサシです。
でも、私にはすっかりなついてグルグル甘えるのです。
体重は5.5kg。すばらしい運動能力の持ち主でネコジャラシで遊ぶと２ｍのジャンプを繰り返す。
今まで人間に甘えたことがないみたい。私と遊ぶのが大好きなんです。

ネコ兄弟でプロレスごっこで遊ぶ日はいつになるのかな…