新入りネコのムサシ

実は７月１日に野良猫を１匹保護した。
家の周りをうろうろしていたので、１度ゴハンをあげたらそれ以来私が外へ出るたびに
大声でゴハンを催促するようになった。

その声があまりに大きくて、ある日帰宅するとお隣の方が『ネコちゃん寂しがって鳴いていましたよ』
と報告する。我が家にネコが３匹いることは周知の事実なので
鳴いているのはウチのネコだと思われているわけです。


これにはまいったな、でも１匹増えて４匹でもいいかなと家に入れたのだが、これが思いのほか大変でした。

これが新入りネコのムサシ♂。推定４歳。体重5・5kg。
顔を見てすぐムサシになった。この堂々とした面構。


台所の隣の６畳間が新入りネコの居場所という事に決まっています。

隔離して１週間もたつと大変慣れて結構おりこうに見える。
それでケージに入れて先住３匹がゆるゆるしている居間へ連れてきた。

ケージの中で大声で鳴くのをを見てそのとき初めて私は事の重大さを知ったです。
このムサシは今までのタンタンや気の優しいラブなどとは大違いで本物の野良猫でした。

試しに私が見ているところでムサシを放してみると、すぐ他のネコに飛び掛っていく。
ミーコにもラブにもタンタンにも飛び掛った。

ミーコは3kgしかないチビのメスネコなのでかわいそうに鼻先に爪あとが赤く滲んだ。
ラブは逃げ足が早い。タンタンはケンカが強い。向かっていくので取っ組み合いになった。




というわけで、2ヶ月たってもまだムサシはお茶の間デビューができずにいる。
その間、動物病院での血液検査も以上なし。
いくらかでもおとなしくなって欲しいという希望で去勢手術も済ませた。

普段は6畳間に隔離され、私がキッチンで食事中はそこにも入ることができる。
その間他のネコは入れない。
もうそんな生活が2ヶ月です。

今日も午後から1時間ほど私の監視付で居間へ連れてきた。
タンタンとしばらくにらみ合って、結果飛び掛った。

まだまだなじめないムサシです。
でも、私にはすっかりなついてグルグル甘えるのです。
体重は5.5kg。すばらしい運動能力の持ち主でネコジャラシで遊ぶと２ｍのジャンプを繰り返す。
今まで人間に甘えたことがないみたい。私と遊ぶのが大好きなんです。

ネコ兄弟でプロレスごっこで遊ぶ日はいつになるのかな…