それでも僕はやった😡😡‼️

カッちゃんがダチのかんちゃんと二人で、

工事現場前の空き地で、

バスケしていた🏀

すなわち、

ワン・オン・ワン（どちらが多くゴールに入れるかを競うもの）。

雨風でボロボロのゴールに、

二人は互いにシュートする。

そこに、

10歳くらいのガキが来て、

ボール奪って、

「俺、トモキ。ワン・ツー（一人対二人のこと）で行こうぜ」と言った。

カッちゃんとかんちゃんは、ガチギレして、

「ふざけんな！！」と怒鳴って、

トモキの頬を張った！

トモキは、

頬を押さえて、

しばらく二人を見ていたが、

「ワリぃ。ワリぃ。ワン・ツーな」と言った。

カッちゃんは、

「やかましい！」と怒鳴って、再びトモキの頬を張った！

トモキは、

頬を押さえて寂しげにうつむいていたが、

いきなり、

カッちゃんの腹部に蹴りを入れた！

かんちゃんが助けに入ろうとしたが、

一足早く、

トモキの回し蹴りが腹部にめり込んだ！

そして、

トモキは、

カッちゃんの頬をパンパン張って、

こめかみ掴んで、

工事現場の塗装用の黄色ペンキ缶に、

カッちゃんの顔を突っ込んだ！

カッちゃんが苦しそうに手足をバタバタさせると、

トモキは顔を起こしてあげて、

再びペンキ缶に突っ込んだ❗️

かんちゃんが助けに来た。

が、

再びトモキに腹部に蹴りを喰らい、

青ペンキ缶に顔を突っ込んまれた！

顔が真っ黄色のカッちゃんは、

激ギレして、

ベルトを抜いて、

トモキの背中を叩きまくった！

トモキがひるんだところを、

青顔のかんちゃんもベルトを抜いて、

トモキを叩きまくった！！

工事現場のおっさんたちが、

慌てて制止に入ると、

トモキは、

「ペンキバクテリアだ❗️ペンキバクテリアがこいつらの脳を支配してるんだ❗️」と叫んだ！

あっけに取られたおっさんたちに対して、

カッちゃんとかんちゃんは、

「うぜえんだよ！ツチカタどもが！！」と叫んだ。

おっさんたちは、

ガチガチガチにキレて、

「誰がツチカタや！誰がツチカタや‼️」と叫んで、

カッちゃんとかんちゃんを武力制圧した‼️

後々に、

この一件の聴聞会が開かれたが、

トモキは、

二人はペンキバクテリアに操られていたと言って、

二人を訴えることはなかった。

が、

カッちゃんは、

ポツリとこう言った。

「それでも僕はやった」。