ケイザブロウの部屋の真下に住む40歳男のオヨヨは、
メタボという表現が不謹慎なら、
ドラム缶民族とした方が、
親しみやすい。
やって、
歩くドラム缶と言ったところで、
的を得ているように思うから。
さて、
オヨヨは、
Wi-Fiルーターを持ってたことから、
ケイザブロウに、
Wi-Fiを繋げる条件として、
カップ麺をひとつ持ってくれば、
90分だけ、
Wi-Fiを繋げると約束していた。
けど、
90分じゃ足りないので、
結局は、
ケイザブロウは、
三つのカップ麺をオヨヨにあげることになる。
それも毎日のことで、
ケイザブロウの懐は、
虫の息となった😩
その日もオヨヨがケイザブロウの部屋の前に来た。
そしてケイザブロウに、
「ケイザブロウ。Wi-Fi繋げるからカップ麺を持ってくるのオヨヨよ！」と言った。
ケイザブロウは、
「オヨヨ！たまには、即席ラーメン🍜を喰いなさい」と答えると、
オヨヨはキレて😠
「調理するのは嫌のおよよ！カップ麺くれないのなら、Wi-Fi使わせないのオヨヨよ❗️」と怒鳴った！
ケイザブロウは慌てて、
ビニール包装が無いカップヌードルしょうゆ味を持って来た。
オヨヨが、
ケイザブロウが持って来たカップヌードルをあちこち眺め、
そして、
蓋が少し開いてることに気付いた。
オヨヨは、
蓋を大きく開けて、
ケイザブロウに、
「またエビを取ったのオヨヨね😡Wi-Fi繋げないのオヨヨよ❗️」と怒鳴るので、
ケイザブロウは、
「すんませんでした❗️❗️」と叫んで、
新しいカップヌードルを持って来た。
オヨヨは、
新しいカップヌードルを奪い取るように手にして、
「卑しい真似は許さないのオヨヨよ❗️」と凄んだ！
ケイザブロウは大声で、
「すんません❗️」と叫んだ！
オヨヨは、
「この前もどん兵衛の薄揚げのかどをちぎって持って来たのおよよ！信用出来ないのおよよ！」と言いまくるので、
ケイザブロウは、
「すんません❗️」と叫んで、
地面にうつ伏せになった😬
オヨヨが呆気に取られていても、
ケイザブロウはそのままの姿勢で、
「すんません❗️」と叫んだ！
オヨヨは、
「お前の脳はピコ太郎のカタチをしてるのおよよ」とからかい、
自部屋に戻ろうとした。
すると、
ケイザブロウが後ろからついてきて、
「すんません❗️」と叫んだ！
オヨヨは逃げるように、
自分の部屋に入った。
やけど、
ケイザブロウは、
オヨヨの部屋の前で、
「すんません❗️すんません❗️すんません❗️」と叫び続けるので、
オヨヨはキレて😠ドアを開け、
「しつこいのオヨヨよ❗️お前はカップ麺の汁にも劣る男のオヨヨよ！」と罵って、
再びドアを閉めた。
けど、
ケイザブロウは、
そこから離れず、
「すんません❗️すんません❗️すんません❗️すんません❗️」と叫びお詫びし続け、
1時間、2時間と経った。
それでも、
叫びお詫びをやめないので、
オヨヨは、
先程のカップヌードルをケイザブロウに渡して、
「この守麺奴のオヨヨが❗️」と怒鳴って、
ドアを閉めた。
（しゅせんど［守銭奴］という言葉は聞いたことあるけど、しゅめんど［守麺奴］は------🤔🤔🤔）
時が過ぎて夕になる。
オヨヨが自部屋から出てきて、
ケイザブロウの部屋の前に来た。
そして、
「ケイザブロウ！カップ麺をおくれのおよよ！カップ麺くれないのなら、Wi-Fi使わせないのオヨヨよ！」と大声出した。