この前、
道を歩いていたら、
ちっこい体のヒステリーおばさんの、
パスコードがまみが、
木枯らしの吹きまくった街路樹の前で目を閉じていた。
俺は、
スルーして通り過ぎたかったけど、
後々、
人間関係がミョーになる可能性大の為、
機転を効かせて、
声を掛けた。
すると、
がまみは、
目を閉じたまま、
手を伸ばした。
明らかな制止を要請している以外のナニモンでもなかった。
パスコードがまみは、
すぐに、
目を開けて、
街路樹に憑いているモノをお清めしていることを説明した。
がまみは機転を効かせて、
この通りを清らかにしようと思ったらしい。
（ケイシロウ。自称霊媒師とはいえ、フツーこういうことをするやろか🤔）
俺はそのまま家に帰ったが、
後で人から聞いたことによると、
がまみは、
区役所に、
街路樹の憑き物払いのお清め料を請求しに行ったらしい。
その際、
区役所側は、
トラブルにならないように機転を効かせて、
ボランティアにされれば、
神と人とが喜ぶと説明した。
パスコードがまみは不納得やったけど、
自身のイメージが損なわれないように、
機転を効かせて、
家に帰った。