
ブサイクな四角顔の熊太郎は、
生まれつきに斜視やったので、
「ガチャ目」だの「ひんがら目」だの、
からかわれて来た。
そしてそんな熊太郎には、
知恵遅れの卵顔の息子のノック君がいた。
ある日、
熊太郎は、
ノック君に、
自然の雄大さを教えようと、
漁船に乗せてもらい、
トビウオがよく跳ねる海原に来た。
そしてノック君に、
「ウオ😱うおが飛ぶぞ❗️飛ぶぞ❗️飛ぶぞ❗️」と叫んだ!
が、
トビウオは一匹も跳ねなかった。
そこで熊太郎は、
漁船を更に沖に出して、
トビウオだらけの海原に来た。
そしてノック君に、
「ウオ😱うおが飛ぶぞ❗️飛ぶぞ❗️飛ぶぞ❗️」と叫んだ!
が、
そこでも、
トビウオは一匹も跳ねなかった。
熊太郎の心はウツを感じたが、
ナンとか落ち着きを取り戻し、
漁船を更に沖に出してもらった。
そこでも、
トビウオは一匹も跳ねなかった。
熊太郎はノック君に、
「トビウオが跳ねんのなら、俺が跳ねるわ❗️」と叫んで、
漁船から、
海に飛び込んだ😵
ノック君は、
目をぱちぱちさせて、
熊太郎の斜視の目まねをした。