小泉ジュニア、父の郵政改革巡り亀井氏と火花
小泉元首相の次男、進次郎衆院議員(自民)が6日の衆院財務金融委員会で、父親の進めた郵政民営化を巡り、見直しを目指す国民新党代表の亀井郵政改革相と火花を散らした。
小泉氏は「真に郵政事業はどうあるべきかを考えるべきだ」と切り込み、国民新党の支持率に触れ、「支持率のない政党が国の制度の大きな変更を強行している」と批判した。
亀井氏は、郵政民営化問題で自民党を離党した因縁があるだけに、「あなたのお父さんがおやりになったところに帰って行ったって、何もいいことはない」と突き放した。ただ、委員会終了後は記者団に「人の心理をくすぐるところはうまいな。おやじ譲りだな」と、感心してみせた。