快気分析

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仕組みとアプローチ -  電気料金の値上げ延期と天然ガス価格や為替相場

2023-02-25 10:22:42 | 国富の獲得か流出か
 今年4月に予定されていた電気料金の値上げが延期になる見通しとのニュースが有りました。
 冬ならば灯油やガス、薪ストーブなど電気以外で暖房をできる選択肢が有るケースが多いのに比べ、ビルなどで使われている吸収式冷温水発生器やガスエンジンヒートポンプなどでもない限り、一般家庭や多くの建物では夏季は電気が無いとエアコンによる冷房が困難なケースが多いはずで、電気料金の値上げが直撃するわけで、この夏に向けての電気料金の延期も納得できます。
 日本の場合は火力発電に天然ガスを使っている割合も低くはないようなので、天然ガス輸入価格が現在のように一時より安くなれば、ある程度は電気料金値上げを回避できると言う事なのかも知れません。
 ところで今月3日の記事、サブタイトル「電気料金やガス料金高騰 対策は既に安くなった天然ガスの買取契約と為替予約」で書いた時は為替相場は1ドル130円前後、現在は136.4円~136.5円程度です。
 今月2日と先日の天然ガス(NATGAS)価格の終わり値はほぼ同じなので、為替相場だけ考えると既にあの記事の投稿時より5%程度円安になってしまったのですから、それだけ天然ガスの輸入価格も上がってしまっているわけです。
 天然ガス購入契約と為替予約のベストタイミングは既に過ぎてしまったのでしょうか?
 天然ガス価格が既に底打ちをしたのかどうか、と言う点がポイントですが、もう少し安く買おうとして更なる価格下落を待っている内に価格が上昇の一途になるのかどうか、と言う所です。
 モタモタしてると次の冬の暖房するのにまた困る事になるのかどうか、と言う懸念も有るわけで、為替相場も含めて今の輸入価格水準なら少なくとも2021年の平均輸入価格より安く購入できるはずなので、あまり安く買いたたこうとせずに適格な天然ガス確保の購入契約と為替予約は必須かと個人的には思っているのですがどうでしょう。
 


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