快気分析

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仕組みとアプローチ -  キョンの大繁殖で中華系企業が千葉県を拠点に事業展開する可能性は有るのか

2024-06-30 14:23:13 | 獣害
 千葉県でキョンが大繁殖して農業やその他で被害で出ているようです。
 「千葉 キョン 推移」などで検索するとわかりますが、令和4年度の推計でおよそ7万1500頭。今年は令和6年ですからそれより更に増えているのは確かでしょう。
 駆除するのにワナなどを仕掛けても小型のキョンはワナにかかりにくい上、かかった時に可哀そうな声を出すそうで、狩猟者の中にはこの声が聞こえるので嫌がる人も多いそうで、それがまた駆除を妨げている面も有るようです。
 どうすれば繁殖拡大にストップをかけられるのか?と考えながら調べてみると次のような事がわかります。

引用開始(一部抜粋)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A7%E3%83%B3

キョン
利用
なめし皮はきめがとても細かく、セーム革の中でも最高級品とされる。楽器やカメラレンズ、骨董品、刀剣などの手入れのほか、理美容用品の素材としても使われて、日本でも輸入して使用されてきた[16]。
肉質は柔らかく、脂肪も少ない。福建料理、安徽料理などの中華料理、台灣料理では、薄切りまたは細切りにして、単独で、あるいは野菜と共に炒め物などにされる。牛肉の赤身に似た味わいで、中国や台湾では高級食材とされ、1頭食べると日本円で6万円ほどかかるほどであるとされる[16]。日本でもジビエ料理人気から、房総半島で大繁殖するキョンのジビエ化(商品化)が進んでいる[28]。

引用終了

 調理済の1頭分価格が6万円なら日本から中国、台湾への輸出価格は加工度にもよりますが2万円位はしそうに見えますがどうでしょう。
 現在、千葉県にいるキョンが少なくとも7万頭なら単純に見て14億円。
 更に捕獲している最中にも繁殖は続きますから獲り過ぎさえしなければ10年間で10万頭は見込めるし、更に逃げ出さないように囲って放牧すればまた繁殖効率、成長効率が良くなります。
 と言う事は台湾や中国などの中華系の国の事業者が千葉県にキョンの捕獲や繁殖と加工などの事業展開をする可能性について考えられない事もありません。
 ビジネスチャンスを見逃さない中華系の人達がこの状況をどう捉えているのでしょうか。
 今後の展開に注目しています。