快気分析

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仕組みとアプローチ -  マイナンバーカードと健康保険証の一体化案には疑問

2022-10-13 23:20:47 | 情報システム
 今日の政府発表では、現行の健康保険証を2024年秋にも廃止し、マイナンバーカードと一体化した「マイナ保険証」に切り替える方針のようです。
 賛否両論有るようですが、現時点では(個人的と言う程度に過ぎませんが)「健康保険証とマイナンバーカードは一体化しない方が良い」と思っています。
 その理由の1つは例えば旅行やスポーツなどで自宅から有る程度離れた場所へ外出し、多少なりとも現地でケガをして医療機関に行くような事になった場合、健康保険証を所持してないと面倒な事になります。
 実際にケガで救急車に何度か乗った事がありますが、健康保険証の提示は求められました。
 健康保険証程度なら割と気楽に持ち歩けるのですが、マイナンバーカードと一体化してしまうと、こうした旅行やスポーツなどで家からやや遠くに行く場合にマイナンバーカード兼健康保険証を持ち歩かないといけなくなるはずです。
 そうすると落としてないか、どこかに置き忘れてないかなどいつも気になります。
 それと例えばスポーツ施設とかに行った時にロッカールームのロッカーにマイナンバーカード兼保険証を入れておいて果たして大丈夫なのか?とか気が気じゃありません。
 銭湯、温泉とかでも同じだと思います。
 なので健康保険証は医療機関でしか使えない、運転免許証は交通関連機関の警察とかに提示するとかでしか使えない、と言うように独立化したままの方が安全だと思えます。
 仮に本人認証が必要なら運転免許証や住民票の写しと携帯電話番号での呼び出しとか更に健康保険証とかのように複数で本人確認すべきかと思えます。
 デジタル化するならそのリスクも有る事は当然想定して対策しないといけないわけですが、その対策の1つは「各機能の集約化(例えばマイナンバーカードと健康保険証の一体化)ではなく各機能の分散(例えばマイナンバーカードと健康保険証の独立分散状態維持)」ではないでしょうか?