くない鑑

命を惜しむなっ!名こそ惜しめっ!!前へぇ、前へーーーぇっ!!!

いざ!上越[終ノ太刀×余韻]

2007年08月18日 | 参陣記
殺暑の中で奮闘貫徹した謙信公祭と後夜祭を終えて帰宿したのは23時頃。
ここには、遠方に馳せ参じられた軒猿衆の方々も宿しておられるのですが、その内のお1人が行軍中,暑気中りとなって体調不良を訴えられました。
しかし、御大将を拝命されていた責任感からか,救護士からの専門的な手当てなどは受けずに休憩時(春日山公園)に旗下の兵や軒猿衆が冷やすなどの手当てをされていたのですが...
やはり、無理が祟って結局は救急の手当てを受けることに。
ゆえに、旗下の兵衆や軒猿頭殿などは、入院加療されたお方を身を案じられて夜遅くまで、宿所と搬送先の病院などを往復されたりしていたようです。
私も一応は...
何もしてはいませんが、初陣の折,軒猿衆にも修行の為に名を連ねさせて頂いており、その身を案じておりましたので、宿所の駐車場におられた軒猿頭殿に状況をお聞きし、お見舞いの言葉を託して自分の部屋へと戻りました。

部屋に戻ってからは、一目散に風呂へ,汗だくの身を流すべく入りました。
けど、この宿所の風呂(ユニットバス)は最悪の極み!
幾分細身の私でも、入るのに往生するほどに浴槽が狭く、壁に備え付けられているシャンプーなども出づらく、挙句,給水口に不具合があって、蛇口からとシャワー口からの変換が機能せず。
また、水とお湯の調整が上手く行かず、水か熱湯のどちらかしか出ませんでした。
更に周辺環境も,周囲には飲食店はもとよりコンビにも無く、夜ともなれば真っ暗。
朝の朝食もちんけで侘しいもので、陣所に近くて安いこと意外に良いことは無く,今まで泊まった宿所の中で最悪の極みでした。

その宿舎で一晩休み、侘しい朝食を取って身支度を整え,9時にはチェックアウトをして帰国の途に着きました。

最初は、直江津駅まで電車バスで行こうかと思ったのですが、丁度よい時刻に無く,また昨日の興奮が未だ覚め遣らぬ感だったので、昨日殺暑の中4キロ余も歩いたにも関わらず、この日の朝も直江津駅まで,3キロ弱の道程を歩いて行きました。
陽気は昨日と変わらず,朝から陽が照りつけて、はや茹だる様な暑さではありましたが、1時間ほど掛けて直江津駅まで完歩しました。
この時、ちょうど越後湯沢行きの特急[ はくたか5号 ]が発着する数分前だったのでそのホームに下りてみると、各乗降口には長蛇の列...。
加えて、到着した列車内も満席満員状態だったので乗るのを見送り、次の11時過ぎに発着する[ はくたか7号 ]にすべくこれを見送り、上階の空調の効いている待合室でお土産を買い、高校野球を見ながらその時を待っていました。
そして...
到着の10分くらい前にホームに下りて[ はくたか7号 ]を待っていると、到着した信越線から見覚えの有る御仁・・・三浦介星友殿が!降りてこられました。
聞けば、私が乗るつもりだった[ はくたか7号 ]に乗るべくやってきたとのことなので、折角の機会,途中までご一緒させていただくことに。

しかし...
到着した[ はくたか7号 ]も、見送った先の[ はくたか ]同様満席満員。
実は、以前もそうだったのですが、お盆後のUターンラッシュなのか,通路やデッキまで人で溢れていました。
その中、私と星友さんはドア付近で陣取って,終始立ったままで新幹線との乗換駅たる越後湯沢へ向かいました。

11時に直江津を発車した[ はくたか7号 ]が越後湯沢に到着したのは12時前。
多くの乗客は、10分連絡の新幹線へと急いで向かっていましたが、私と星友さんは[ はくたか ]車内でずっと立ちっぱなしということもあって、越後湯沢発[ たにがわ410号 ]に乗り込んで、新幹線ホーム下の売店で買った駅弁を広げてゆっくりと,


30分ほどですが、歓談しながら列車の旅を楽しんでいました。

私は行きと同じく,栃木の親戚宅へ向かうので、星友さんとは高崎で別れ(下車し)て両毛線ホームへと向かいました。
けど...
乗っていた新幹線が発車する間際,「新幹線から離れてください」という駅員の忠告が聞こえてきました。
それを私は...
「世間知らずの迷惑者が...」
...と見向きもしなかったのですが、その人物は忠告を無視して尚も新幹線に接近していたようで、駅員さんは繰り返し注意喚起をしていました。
しかし、それでもまだ離れなかったようで、駅員さんの堪忍袋の緒も遂に切れて「いい加減に離れろ!」と怒声を浴びせていました。
・・・ホームで危険注意の喚起をするのは日常的に聞いてはいますが、ここまで強く怒鳴っているのは初めて聞きました。
余程の世間知らずの迷惑者・・・と見られますが、それに前日までの疲れの所為か,野次馬根性は生まれずに、そのまま両毛線ホームへと向かいました。

上越新幹線から両毛線への乗り継ぎは20分ほど,13時00分発の小山行きに乗ってのんびりぐっすりと,往きと同じく1時間半程揺られて目的の地まで行きました。
この日の天候は余り安定せず、両毛線に乗っていた1時間半の間に天気が目まぐるしく,雨が降ったり雷鳴が轟いたり、天気雨になったりしていましたが、着いた頃にはイヤになるほどに晴れて暑かった!です。

目的地の駅からまた、伯母宅までの2キロ程を汗ばみながら,雨に降られる前にといそいそと、50分歩程掛けて歩いて帰りました。

上越市春日山を9時に出、栃木の伯母宅に着いたのは15時半頃。
6時間半掛かった旅でしたが、存分に楽しい路でした。

そして、ここに数日滞在して、合戦での疲れなどを癒してから自宅へと帰りました。

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コメント (3)    この記事についてブログを書く
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3 コメント

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暑い戦い... (記主くない)
2007-09-04 15:22:09
▽のんゆり様
またやってました,去年の夏に。
今年はガクトで大盛り上がり,しかも、彼も気が利いたことをして旗下の兵衆も大いに鼓舞されたとか。
そう聞くと、参陣したかったです...。
のんゆりさんも如何ですか,一度は(笑)


▽通りすがりの御仁
昨夏にご参陣されたのでしょうか?!
もしよろしけば御名をお聞かせくださいm(_ _)m

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Unknown (のんゆり)
2007-09-01 10:35:10
なんと、またこのようなことをなされて♪
これって、Gac●tさんがゲストで呼ばれてたイベントとは違うのでしょうか?
広告で見てるより、よっぽど土臭さを感じますよ、このレポ。

なんだか、「歴史に記される武将のしたにはたくさんの名もなき歩兵がいたのね・・・」というのに近い感慨が浮かんできましたよ。
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Unknown (通りすがり)
2007-08-30 23:25:10
その節はお世話になりました。

またのご参加楽しみに致しております。m(_ _)m
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