くない鑑

命を惜しむなっ!名こそ惜しめっ!!前へぇ、前へーーーぇっ!!!

彩の国の「彩ゆ記」

2007年09月01日 | オススメ!
都内まで車で出張っていた先週の土曜日。
午後以降の予定が無かったので、どこかゆったり湯にでも浸かりたいなぁ...と思っていたら、ふと紋次郎。殿のことが脳裡を過ぎりました(笑)
何せ、温泉やスーパー銭湯が大好きなお方ですから。
しかし、今回はそれに加えて...
愛馬松風お国の法令で疾走できず、仕事攻めでの“籠城”を強いられていても脱出が儘ならない不自由な状況ともお聞きしているので、その苦難をば大番頭としてお救い申し上げなん!と発起し、朝早くに矢文をお送りしてみました。
すると、思いがけずも直ぐに「助けて...」じゃなかった,「行こう!」との返信があったので、落ち合う算段をつけて、紋次郎。殿が籠る武南辺まで馳せ参じました。
この日は同じく,紋次郎。殿の苦難を救うべく、愛馬景虎を責めてマコ殿も合力し、いざ!湯屋へと向かいました。

紋次郎。殿とは、毎度決まった近場の湯屋へ行っているのですが...
この日は、以前お宅に入っていたチラシを元に川越街道を下って行く事10分ほど,【むさし野温泉「彩ゆ記」】という、開湯して未だ3ヶ月余の湯屋へと行ってみました。
その場所は...
既存の埼玉スポーツセンターの敷地内に開湯し、住所的には一応所沢ですが、直ぐそこはもう入間郡三芳町
最寄駅も、西武線ではなく東武東上線みずほ台駅
川越街道からの入口も「みずほ台駅入口」・・・ではありましたが、そこまでは随分と距離があるよう。。。
しかし、ここまでのアクセスは乏しく、後々知ったのですがバスが1時間に1本ある程度とか。
入れ替わりに帰るところだった年配のご婦人2人は、タクシーを呼んでいましたから、車が断然便利な立地。
そこは湯屋側も理解しているようで、入口には“たくさん止められます”的幕が掲げられていて、夜,ここを後にする時も渋滞などは無かったです。
けど・・・それも今の内かと思うほど,ここは隠れた穴場!的いい湯でした。

ではでは,その模様はこれから先に。

目当ての湯屋に着いたのは14時半頃。
比較的空きがあって余裕の有る駐車場に車を止めていざ,中へ。
外観は、和の趣があって落ち着きの有る雰囲気。
それは内も同じで、照明は抑え気味で良くも悪くも暗く、居心地は程好い感じ。
新造ゆえにかバリアフリーを考慮して、段差が少ない玄関口。
そこに有る小銭不要の下駄箱に履物を納め、その鍵を持って受付へ。
雰囲気のよい湯屋ゆえ、お値段は高めか?!と思いきや、850円(土日の会員価格)ととってもお得。
しかも、その会員価格は(会員)登録したその場で早速使える!ので、比較的ご近所さんの紋次郎。殿が申込まれ、私とマコ殿はその恩恵に預かりました。
しかもしかも,私の様に突然思いついてふらっと行っても大丈夫!
タオル(大小)と館内着に入館料がセットになった“日帰りセット”1,100円(土日の会員価格)があったので、私はこれで、ここを堪能しました。
しかし、ここの館内着,なんだか中華系の設えで、私が着るとなんだか・・・なんですよ,全く(苦笑)

さてさて。
受付を済ませてからは一目散に湯処へ。
空いているロッカーに着替えなど納めていよいよ!
ここには6つの湯が有るのですが、内湯は1つだけ,あとは全部外湯。
しかも、その唯一の内湯も扉が前回で外湯同然の、開放感溢れる造り。
その中で、ここの名物が天然温泉で、“源泉掛け流しの湯”が楽しめるのですが、その泉質は石和などでも味わった,肌触りがなめらかなで滑り気があり、色は南関東特有の茶褐色で、仄かに硫黄の臭いもしました。
その味を紋次郎。殿は「仄かに甘い」と仰っておられましたが、私には・・・残念ながら。
ただ、表面には温泉ガスのか,一見するとごみかと見紛うほどの気泡がビッシリと覆いつくしていました。
(そんなんでか,“安心宣言”のチラシが張られていました。これも、渋谷松涛での事故の余波でしょうね。(苦笑))
サウナは2つ,ミストとドライが内湯の対にあります。
ミストはアロマが焚かれて気持ちが良く、ドライは新しい所為もあってか,木の香りがまた気持ち良かったです。
ただ...
ミストは熱気が上に籠り、座っている分にはより苦にはならないです・・・けど、それってサウナ的にはどうなんでしょう。。。

湯処に入ること1時間半ほど,一式ここを堪能し、一旦上がってお食事処へ。
ここで渇いたのどを潤しながら、枝豆やら揚げ物やらを摘んでいましたが、中でもよかった!のがどてなべの類。
もつの味噌煮込みに、豆腐やら大根やらを加えたモノを食べたのですが、よ~く煮込まれていて実に美味かった!です。
それと、ふぐのから揚げも,おつまみなどにはもってこい!!ですね。
あとそれと,食後のデザートにはコーヒーぜんざいも!美味いですよ,これも。

その後は、中2階のごろ寝スペースで仮眠を...
効き過ぎな空調と、子供のはしゃぐ声で若干睡眠を阻害されましたが(苦笑)...
2時間ほどたっぷりと,紋次郎。殿に起されるまでぐっすりと熟睡出来ました。

仮眠から起きてから次に向かったのは、2階にある岩盤浴。
ここは別途料金(800円)を払えば2種類の岩盤浴と冷房室に出入り自由,時間無制限で楽しめます。
渡された専用着に着替え、まずは右奥から。
ここは...イス調に設えてあって、どういればよいのか戸惑い、あまり居心地は正直よくなかったです。
そこで、反対側の岩盤浴へ。
ここは、フラットになっていて、貸与されたタオルを床に敷いて寝た途端,汗が吹き出るように出てき、5分と経たずに水を被ったかの様に発汗。
その具合を、実感できる程で、実に気持ちが良かった!です。
途中冷房室(締汗)に入って身を締めつつ、左右の岩盤浴を往復して、これを堪能しました。
(やっぱりフラットな岩盤浴の方が居心地が良いのか,断然の混み具合でした。)

この後、水分を補給してから汗を流すべく再び湯処へ。
この夜は、関越道所沢IC近くの英橋近くで花火があったそうで、その盛大な“音”だけを聞きながら、源泉掛け流しの湯などを大いに堪能していきました。

ここは、スポーツセンターの余地に建てられたのか,結構狭いはずなのですが、湯処含めて館内でそれは然程に感じられず,ゆ~ったりと寛げてまた楽しめました。
夕方過ぎには流石に家族連れなどで賑わっていましたが、未だ世に知られていないのか,行きつけの湯屋に比べれば静かなもの。

実に快適に湯を楽しみ、食を楽しみ,時間を楽しんで寛げました。
又機会があれば、是非是非に行きたいものです...。

近場のお方が羨ましい...。

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