前半は奥羽へ遠征して、戸沢氏祭に出陣。
後半は、毎夏恒例の謙信公祭(上越)に出陣して参りました。
しかし、ただ出陣するだけでは全く持ってつまらなくて勿体無いので、それぞれ、往復でいろいろと立ち寄ってきました。
まず前半(16日~18日)は、戸沢氏祭に参陣すべく、秋田仙北へ出陣。
今回、初めて一関以北(秋田入初)へ攻め込むのに、共に参陣するマコ殿とまつも殿の麗しき女性お二方と一緒に行って参りました。
首都圏を(最後に)発ったのは16日の午前1時。
往路は盛岡廻りで,時折渋滞している上り線を尻目に、東北道を直走ること7時間。
一番最初は盛岡城を攻める予定だったんですが、もう一つくらい「城攻めしたい」ということになり、私の頭の片隅に記憶していた志波城(古代公園)にまず向かいました。
ここは、律令時代に築城された東北経営(蝦夷討伐)の最前線・・・でしたが、近くを流れる雫石川の氾濫などで、僅か10余年足らずで役目を終えた哀れな城なんですが...
広い,とにかく広いんです。
通常、歴史祭などで訪れる城(址)は、石垣が立派に聳える堅固な造ばかりですが、志波城は(いわゆる)平城で、堀も浅く城壁も低く、攻めるに容易く護るに難い城ですが、(平城)京の様に幅広い大路があり、政庁(址)もあって、防御よりも律令政府の権威を示すのに重点を置かれた城・・・という印象を持ちました。
↑北大路と政庁正殿↓
なお、発掘調査や復元作業は現在も鋭意進行中の様で、この完了が、とても楽しみです。
ここ、志波城を1時間近く散策した後、次は盛岡城へ向かいました。
流石は南部大膳大夫本家20万石格の御城。
見事に組まれた石垣と、幅広い堀は、見慣れているとはいえ(笑)
見る者を威圧し、攻めるに難く護るに易い立派な造りです。
流石に県都の中心部に城址があるので、周りはビルに囲まれていますが、一箇所,開けている西側の眺めは、実に素晴らしかったです。
本丸址にあるこの台座には、日清戦争で活躍した旧主南部家当主利祥候の騎馬像があったそうですが、太平洋戦争で徴用されてしまったそうです。
全く...
天気のいい、日曜日の午前中に来たので、城址内では胡弓に興ずる人や、上半身裸になって立派なモンモンを惜しげもなく披露して(自分の)子どもたちと遊ぶ父親,木陰のベンチで朝からいちゃつくカップルなどなど、とても長閑で開放的な雰囲気でよかったです。
三の丸址に建立された櫻山神社。
お手水場には、南部家の紋,向かい鶴が出迎えてくれます。
この後、盛岡を昼頃に発って向かったのは乳頭温泉。
温泉好きには堪らない!秘湯へ向かったのですが...
地図上では、秋田街道や田沢湖からそう遠く感じなかったのですが、ナビも看板も、随分遠くへと誘い、目指す【鶴の湯】へは、途中、県道から(看板に従って)入った結構急峻な砂利の山道を、凡そ2.5Km程登り切って、漸く辿り着きました。
道幅はそれほど狭くないので、さほど苦ではなかったですが、結構な台数の車と行き交ったので、どんだけ賑わってるんだろう?!と思ってたら、駐車場は結構埋まってました。
また、温泉内にも、よくもまぁ、ここまで来ましたね・・・と、自分のその内の1人ですが(笑)
秘境にも関わらず、休日と言うこともあってか、とっても賑わってました。
中には、この後、近くの温泉にも行く!なんて、気合の入った人(グループ)もいました。
ここの露天は、一部が混浴になっています。
あまり多くは語りませんが、だだ一つ言える事は、男性(しかも中年以上)ばかり・・・でした(苦笑)
しかし、ここまで来た甲斐があった・・・と思うほど、とっても気持ちよく、い~いお湯でした。
これは内湯です。
ただ、湯上りに身体を流す掛け湯がないので、温泉成分が付いたまま、宿のある角館へと向かいましたが、暫くは、車の中が硫黄臭かったです(苦笑)
大自然に囲まれた秘境の湯屋で2時間ほどゆったりと過してから、漸く、今回本陣がある角館へと向かいました。
ただ、この時昼食をまだ取ってなかったので、途中で見つけた“森の駅”でみそたんぽを食しました。
一緒に焼かれていたでっかい岩魚の塩焼きにも惹かれたんですが・・・やっぱり名物を、と選んだのですが、もう、大正解!
とても香ばしく、甘さ加減も程好くて、もっちもちしていて美味かったです!
そんなこんなで、角館に入ったのは16時過ぎですから・・・首都圏を発って、実に17時間ほど掛けて来たことに・・・なります(^^ゞ
角館の本陣「角館プラザホテル」
本陣入りを済ませてから、参陣者は揃って、リハを行うべく、ここから10kmほど離れた旧西木村の桧木内川河川敷の公園へ。
流れの速い清流の音と、何も無く静かな、気持ちよく“田舎に来た!”感が味わえるここで、本番に向けた簡単な流れなどを確認してから、再び本陣(角館)に戻り、待ってました!前夜祭へと繰り出しました(笑)
前夜祭は、本陣近くに在るいい雰囲気のお店で。
我々が通されたのは蔵の中に設えられたお座敷。
ここで、種々の酒肴と様々な話題に興じて、翌日の本番に向けた英気を養いました。
ただ...
私はいつも通りに途中から省エネモードになってました(^^ゞ
【奥羽大遠征の入口】<<<◇>>>【滞在:行軍開始!】
後半は、毎夏恒例の謙信公祭(上越)に出陣して参りました。
しかし、ただ出陣するだけでは全く持ってつまらなくて勿体無いので、それぞれ、往復でいろいろと立ち寄ってきました。
まず前半(16日~18日)は、戸沢氏祭に参陣すべく、秋田仙北へ出陣。
今回、初めて一関以北(秋田入初)へ攻め込むのに、共に参陣するマコ殿とまつも殿の麗しき女性お二方と一緒に行って参りました。
首都圏を(最後に)発ったのは16日の午前1時。
往路は盛岡廻りで,時折渋滞している上り線を尻目に、東北道を直走ること7時間。
一番最初は盛岡城を攻める予定だったんですが、もう一つくらい「城攻めしたい」ということになり、私の頭の片隅に記憶していた志波城(古代公園)にまず向かいました。
ここは、律令時代に築城された東北経営(蝦夷討伐)の最前線・・・でしたが、近くを流れる雫石川の氾濫などで、僅か10余年足らずで役目を終えた哀れな城なんですが...
広い,とにかく広いんです。
通常、歴史祭などで訪れる城(址)は、石垣が立派に聳える堅固な造ばかりですが、志波城は(いわゆる)平城で、堀も浅く城壁も低く、攻めるに容易く護るに難い城ですが、(平城)京の様に幅広い大路があり、政庁(址)もあって、防御よりも律令政府の権威を示すのに重点を置かれた城・・・という印象を持ちました。
↑北大路と政庁正殿↓
なお、発掘調査や復元作業は現在も鋭意進行中の様で、この完了が、とても楽しみです。
ここ、志波城を1時間近く散策した後、次は盛岡城へ向かいました。
流石は南部大膳大夫本家20万石格の御城。
見事に組まれた石垣と、幅広い堀は、見慣れているとはいえ(笑)
見る者を威圧し、攻めるに難く護るに易い立派な造りです。
流石に県都の中心部に城址があるので、周りはビルに囲まれていますが、一箇所,開けている西側の眺めは、実に素晴らしかったです。
本丸址にあるこの台座には、日清戦争で活躍した旧主南部家当主利祥候の騎馬像があったそうですが、太平洋戦争で徴用されてしまったそうです。
全く...
天気のいい、日曜日の午前中に来たので、城址内では胡弓に興ずる人や、上半身裸になって立派なモンモンを惜しげもなく披露して(自分の)子どもたちと遊ぶ父親,木陰のベンチで朝からいちゃつくカップルなどなど、とても長閑で開放的な雰囲気でよかったです。
三の丸址に建立された櫻山神社。
お手水場には、南部家の紋,向かい鶴が出迎えてくれます。
この後、盛岡を昼頃に発って向かったのは乳頭温泉。
温泉好きには堪らない!秘湯へ向かったのですが...
地図上では、秋田街道や田沢湖からそう遠く感じなかったのですが、ナビも看板も、随分遠くへと誘い、目指す【鶴の湯】へは、途中、県道から(看板に従って)入った結構急峻な砂利の山道を、凡そ2.5Km程登り切って、漸く辿り着きました。
道幅はそれほど狭くないので、さほど苦ではなかったですが、結構な台数の車と行き交ったので、どんだけ賑わってるんだろう?!と思ってたら、駐車場は結構埋まってました。
また、温泉内にも、よくもまぁ、ここまで来ましたね・・・と、自分のその内の1人ですが(笑)
秘境にも関わらず、休日と言うこともあってか、とっても賑わってました。
中には、この後、近くの温泉にも行く!なんて、気合の入った人(グループ)もいました。
ここの露天は、一部が混浴になっています。
あまり多くは語りませんが、だだ一つ言える事は、男性(しかも中年以上)ばかり・・・でした(苦笑)
しかし、ここまで来た甲斐があった・・・と思うほど、とっても気持ちよく、い~いお湯でした。
これは内湯です。
ただ、湯上りに身体を流す掛け湯がないので、温泉成分が付いたまま、宿のある角館へと向かいましたが、暫くは、車の中が硫黄臭かったです(苦笑)
大自然に囲まれた秘境の湯屋で2時間ほどゆったりと過してから、漸く、今回本陣がある角館へと向かいました。
ただ、この時昼食をまだ取ってなかったので、途中で見つけた“森の駅”でみそたんぽを食しました。
一緒に焼かれていたでっかい岩魚の塩焼きにも惹かれたんですが・・・やっぱり名物を、と選んだのですが、もう、大正解!
とても香ばしく、甘さ加減も程好くて、もっちもちしていて美味かったです!
そんなこんなで、角館に入ったのは16時過ぎですから・・・首都圏を発って、実に17時間ほど掛けて来たことに・・・なります(^^ゞ
角館の本陣「角館プラザホテル」
本陣入りを済ませてから、参陣者は揃って、リハを行うべく、ここから10kmほど離れた旧西木村の桧木内川河川敷の公園へ。
流れの速い清流の音と、何も無く静かな、気持ちよく“田舎に来た!”感が味わえるここで、本番に向けた簡単な流れなどを確認してから、再び本陣(角館)に戻り、待ってました!前夜祭へと繰り出しました(笑)
前夜祭は、本陣近くに在るいい雰囲気のお店で。
我々が通されたのは蔵の中に設えられたお座敷。
ここで、種々の酒肴と様々な話題に興じて、翌日の本番に向けた英気を養いました。
ただ...
私はいつも通りに途中から省エネモードになってました(^^ゞ
コメント、ありがとうございます。
ツムラの「乳頭」も、白濁でしたよね。
あれに硫黄の臭いがプラスされれば、完璧ですね。
ただ、ちょっと危険ですけど。
コメント、ありがとうございます。
乳頭と聞いて、決してニヤニヤなんてしてませによ。
デレデレはしてましたが(マテ)
宴の肴は、とっても美味しかったですよ。
バーナーで焼かれている鯖はダメですが(^^ゞ
くない殿のニヤケ顔が頭にこびりついて離れません(笑)
しかし前夜祭の肴は新鮮で美味しそうですね~♪