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ゑんぢんぶろぐ

のんきそうには見えますが頭の中は不安で一杯。あまり過大な期待と責任は負わせない方が互いにとって身の為です。いやマジで。

シリーズ「読了」

2021年09月16日 10時20分26秒 | 読書
「オリオリスープ(1)」
著者:綿貫芳子

「クセの強い絵柄やなぁ…」と思いつつ「でもメチャクチャ丁寧な絵、描いてるなぁ!」と驚かされる。
特に食材、背景。元々こういう細かい線の多い画風なのかしらん?

6話「青梅」
…が各所で不評な回(オープニング)。2巻のレビューでもチラッと書いたが…改めて読んだら「コレ、要る?」感が漂う(あとあとの伏線になっているのかもだが)。
絵柄のせいかそこまで不快ではないが…。

からの82ページwww
あるあるww(当時、松竹芸能難波マネの某エピソードを思い出す←恒例超絶激古ニッチネタ)

こういうヒトですよ…ねっ?

って話って事かなぁ…?

7話「カレー」
ww友達も「変」←大変失礼。

8話「オクラとミョウガ」
で過去話がチラ見え。

11話「氷」
…飯テロならぬ「ノスタルジーテロ」。こういうのも無くなっていくんだろうか…?

12話「秋ナス」
こんな手を使うのかww完全に油断してたわwwコレはコレで面白かったけどなw

18話「命のスープ」
で、ここで「過去」について。こういう話がしっかりしてると何となく「深み」が出る気がする。


「登場する料理が美味しそう」ってのがこの手のマンガや小説では一番重要で、とくに読後空腹感を覚えたり無意識にでも何か口に運んだり、となると傑作の域(意見には個人差が)。

かなり傑作よりかも。


蛇足…あとがき読むと「マンガの仕事は初めて」とある。それでこれだけ描けるんだから才能としか言えんわ(驚


本シリーズのレビューっ
 「オリオリスープ(3)」
 「オリオリスープ(2)」

「満足度:◯」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ
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シリーズ「読了」

2021年09月12日 11時34分03秒 | 読書
「草薙先生は試されている。(3・完)」
著者:安田剛助

 っ「草薙先生は試されている。(2)」
 っ「草薙先生は試されている。(1)」

…ま、表紙見りゃ分かるわなww

が、なかなかどうして一筋縄じゃあ行かんのよこのマンガ。

1巻のレビューでもこう書いた。
 っ『本編1ページに潜む不穏な空気感(これが3巻の最後まで漂うからスゴい)』

単にハッピーエンドを迎えさせるワケにはいかない内容と展開だけに…リアリティ溢れる波乱万丈がこの一冊のエピソード中に、いやもっと言えば連載終わってから、オマケのマンガに至るまでの作中経過した三年間…一体どのような「リアル修羅場」が有ったのか…。

そしてそれが「無茶ぶり」でも「ご都合主義」でもなく、とても真摯にギンギンに張り詰めた空気が漂うのが27話「同じドアをくぐれたら」。
これ一ページずつ連載されてたリアルタイムだと壮絶に胸苦しくなる展開だったと思う。

かたや23話「五しきのたんざくわたしたちがかいた」では超絶活き活きと黒澤麻由美の恋の悩みを描き…コレが2巻のオマケマンガで掘り下げられ「私と彼女のお泊り映画」に繋がっている。
でありながら4ページとか24話「梅雨明けの有村先生」とか「(教師の)学園生活」もこれがリアルなんだ。

一方で25話「砂上に建てた恋の塔」の「歯型」のシーンは狂おしいほど切なく…悶々としながら読み進めると、最後のぱぁんっ!!で爆笑させられるww(見れば解る)


緩急自在で絶妙のさじ加減、こんなラブコメが有っただろうか!?


とんでもないマンガを見た!!



135ページの草薙先生のセリフ…シッカリ読んで(読み間違えないでw)、最後のモノローグもとてもイイセリフで完璧な〆だから見逃さないでね(自虐乙)…もうちょっとこう、上に書くとか←


蛇足…オマケマンガ…そこ?そこで(25話の87ページ)回収するのwww


「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ
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シリーズ「読了」

2021年09月12日 09時15分25秒 | 読書
「大衆酒場ワカオ ワカコ酒別店(5)」
漫画:猫原ねんず
原作:新久千映

まとめページっ資料室(仮):「新久千映」

シリーズ過去作っ
 「大衆酒場ワカオ ワカコ酒別店(4)」←あれ?
 「大衆酒場ワカオ ワカコ酒別店(3)」
 「大衆酒場ワカオ ワカコ酒別店(2)」
 「大衆酒場ワカオ ワカコ酒別店」

六十二夜:「あん肝ポン酢」
…基本的に著者は「若い子」を描く方が好きとみえる(意見には個人差が)。つかまぁあとがきで本人が「他誌での仕事(作風)」について書いてたのでそう考えた次第。
この手の「料理マンガ」あるあるで超ベテランが後進に道を譲る的な…(「BARレモン・ハート」でもあったな)。

調理場のマニアックな描写が興味深い…57ページなんかでもそうだが、こういう「誠実な裏側」ってのは見てても気持ちが良い。

六十六夜:「豚のあたりめ」
…この前田さんみたいな考え方を持っていたいものだなぁ…とひとしきり。
41ページの八っちゃん…えぇ娘や(泣

箸休め:「八っちゃんの一日」
…コピペな笑顔、でない八っちゃんがメッチャかわええんだがっ!?この路線で行かんのかっ?

SP:「止まない雨」
…なぁって!これも八っちゃん(コピペスマイル以外の)表情豊かでサイコーなんだがっ!?

七十四夜:「春巻き」
…唐突な大将の過去wwwコレはwww
語られてないだけで当然そんな話も用意されてるんだろうなぁ…。


脇とは言え重要なキャラの八っちゃんにスポットが当たる回が多くて嬉しい。
某密林のレビューでは大将と八っちゃんの関係に色んな想像(妄想)がされているが…まぁその辺もお楽しみ、と言う事で(オッサン臭いw)。


「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ
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シリーズ「読了」

2021年09月10日 15時53分06秒 | 読書
「パパと親父のウチご飯(13・完)」
著者:豊田悠

ついに本編完結。
途中のドス黒い伏線←は回収したりしなかったり。

「おせち」
 …オレはコンニャクとクワイくらいかな…。正直煮物系なら全部同じ味で炊けばいいんで、できなくもないが…まぁモチベーションだよな。
 千石がそれだけの「理由」を持っていたからこそできた話だと思う。
 いつの間にか本当に「親父」になってたんだなぁ…と。

「ブラウニー&トリュフ」
 …あるあるの「バレンタイン」ネタ。料理教室妹・茜をフィーチャー。一部には拒否反応があるという噂の展開の一端。(「甘々と稲妻」でも言われてた事だが)メチャクチャ理不尽だったり超ご都合主義だったりでなけりゃ大抵の事は問題無いと思うけどねぇ。
 個人的にはむしろ好きなパターンなので←←ここら辺はもうちょい掘り下げてほしかったな。
 つか「おせち」よりハードル高いのに、サラッとついていく愛梨に驚愕。…さすが女の子やなぁ(おせち作った時は深夜で寝てたからでは?)。

「ロコモコ」
 …から怒涛の回収が始まる。一部レビューでもツッコまれていたが晴海と清一郎は脇に追いやられ、千石一家?が前面に。
 ずーっと伏線張ってたんだから一向に構わないんだが、だったら晴海の方も…と思ってしまうのが人情。
 と、千石本人は気付いてないとは言え…「それでいいのか?」ってのも確かにある。

「ちらし寿司」
 …案件キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!←おかしいだろww
 ま、お約束の揉め事の範疇を出ないのでこんなの痴話喧嘩っすよ…( ゚д゚)、ペッ
 
 ちらし寿司に限らず(全部が全部混ぜ込むんじゃなくて)「完成してから具を載せる」という事に気付いた時は衝撃的だったな…。

「はじまりのカレーライス」
 この短い話を通して、愛梨の芯の強さが読み見とれる。実にいい構成だ(編集乙)。
 色々と気になる事はあるにせよ←最後の一ページで奇麗にまとめてある。

 ま、コレでいいじゃん。


※…なおスピンオフの「パパと親父のウチ呑み」がまだある。


蛇足…あとがきを何気なく読んでいたら…「愛梨のモデルだった子も中学生に」…って、リアタイのモデルがいたのかっ⁉


過去作っ
「パパと親父のウチご飯(12)」
「パパと親父のウチご飯(11)」
「パパと親父のウチご飯(10)」
「パパと親父のウチご飯(9)」
「パパと親父のウチご飯(8)」

「パパと親父のウチご飯(7)」
「パパと親父のウチご飯(6)」
「パパと親父のウチご飯(5)」

「パパと親父のウチご飯(4)」
「パパと親父のウチご飯(3)」
「パパと親父のウチご飯(2)」
「パパと親父のウチご飯(1)」

「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ
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シリーズ「読了」

2021年09月09日 08時23分41秒 | 読書
「花鈴のマウンド(3)」(新装版)
原作:角谷建耀知(「角」は突き抜ける「角」)
作画:星桜高校マンガ研究会

なんか妙な感じがしてたら、元々は1~3巻が同時発売だったんだな(なので1巻と、この3巻の帯が全く同じモノ)。
若干バタバタ感が見えるのはひとまずストーリーの区切りが3巻だったからか。
8、9巻も同時発売になっていたので、そういうアレなのかと(イミフ)。

まぁ…野球マンガ全般に言える「そこツッコんじゃ負け」な部分ではあるが…ちょっと主人公側に都合良すぎませんかねぇ…?

百歩譲ってメインストリームからは外れた話になる「男子」高校野球のアレ(165ページ)はまぁいいとして…200ページからの展開にはヒックリ返ったわww

本編には女子プロ野球も登場し、(当時)実在のチーム「フローラ」と主人公の交流も描かれている。
(「京都フローラ」VS「埼玉アストライア」の試合のハズだが…「地名」が一切出て来ないのは商標か何か絡んでるのか?)
 参考記事っらいぶいずはぴ~!:「日本女子プロ野球リーグ JWBL ヴィクトリアシリーズ 京都 対 埼玉 第1戦」


蛇足…(超小声)…なのに肝心の女子プロ野球がなぁ…。
 っ参考記事:相互リンク完了のお知らせ


シリーズ過去作っ
 「花鈴のマウンド(2)」
 「花鈴のマウンド(1)」

「満足度:◯」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ
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シリーズ「読了」

2021年08月22日 23時27分01秒 | 読書
「スープ屋しずくの謎解き朝ごはん まだ見ぬ場所のブイヤベース」
at:友井羊

シリーズ4作目。

第一話「おばけが消えたあとにおやすみ」
第二話「野鳥の記憶は水の底に」

どう考えても探偵役の範疇を超えた推理をしているが…まぁ。
しかしなんかウェットでメンタルな話が続くなぁ。

第三話「まじわれば赤くなる」

これまたちょっとジメッとした話で…好きなタイプのネタだけど、予想外な所に着地した(この辺り各種レビューでも賛否が分かれているようだ)。

第四話「大叔父の宝探し」

余りにあからさま過ぎたので何となく先が読めちゃった。
しかし上手い事絡めて行くなぁ、と感心。

第五話「私の選ぶ白い道」

…うん。そんなゴールを持っている人なんて恵まれた一部だと思う。
色々なタイミングでなんとなく選んだり知らない内に決まってたり。

そしてそれはもちろん貴方一人だけの悩みではない。

「エピローグ」
…ベタな、そして思わせぶりな態度で草。

コレで完結かなぁ…。


かと思いきや。←←←


シリーズ過去作っ
 3作目:「スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 想いを伝えるシチュー」
 2作目:「スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 今日を迎えるためのポタージュ」
 1作目:「スープ屋しずくの謎解き朝ごはん」

他作品っ
 「スイーツレシピで謎解きを~推理が言えない少女と保健室の眠り姫~」
 「ボランティアバスで行こう!」
 「僕はお父さんを訴えます」

「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ
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シリーズ「読了」

2021年08月17日 22時02分18秒 | 読書
「100文字SF」
著者:北野勇作

 関連記事まとめページっ資料室(仮):「ノベラーズ」&「ハナシをノベル!!」

おそらくネタ元が同じだからだろうが、一部ネタかぶりが有る著者の過去作がコレっシリーズ「読了」:「その先には何が!?じわじわ気になるほぼ100字の小説」

12ページのネタのうすら寒さとか、38ページのウッカリ納得してしまいそうな詐欺師じみた話法←とか、44ページや58ページのノスタルジックな一編とか…予想の斜め上からの視点で物事を描写したり、ひと捻りふた捻りした発想で皮肉ったりで、著者の筆力を様々な角度から楽しめる。

33ページの一本は絶対に(まとめ記事の)「ハナシをノベル!!」を意識しているだろうし、83ぺージの「卵」はある種哲学じみている(まぁSFショートショートってそんな感じになりがちだが)。

…読むだけで色んな世界や次元に旅した気分になれるお手軽な一冊。


蛇足…表紙から解説から広告まで、徹底的に拘ってて感心するしかないw(読めば解る)


「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ
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シリーズ「読了」

2021年07月30日 17時09分40秒 | 読書
「つぶやきのクリーム The cream of the notes」
著者:森博嗣

「表現」を生業にしている者は必ず「それ用のキャラクター」をかぶっている。
本能のままに本音だけで書いた所で商品にはならない。

だから本著は著者がこうしたキャラクターを演じて書いたものだと思っている。
世間知らずが滔滔と語る「常識論」「建前論」に見えるのはその為だろう。それぞれがそう上手く行かない理由を知らない立場でもなかろうし。
(「85」の195ページ最後辺りには「匂わせ」もある)


「5」における「神について」や「21」においての「静けさの価値」など首肯しかない意見ももちろん有るし、かつて「臨機応答・変問自在」でも展開された「資源についての持論」などはもっと広まっても良い筈なのに…。


やっぱり読み方によってはとっつきにくく感じてしまうのは大きいんだろう(某レビューにはそんな意見がある)。
文章はとても明快かつ明瞭だが内容が頭に入って来ないことが多い←それはオレのスペックの問題w


…そう思えば「S&Mシリーズ」は奇跡の作品なんだなぁ、と今更ながら(登場人物変人ばっかりだが←全否定じゃねぇかw)。


ちな解説は嗣永桃子。


他作品のレビューっ
 シリーズ「読了」:「キウイγ(ガンマ)は時計仕掛け」
 「ミステリーミステリーレビュー」
 シリーズ「読了」:「封印再度 WHO INSIDE」

「満足度:◯」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ
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シリーズ「読了」

2021年07月22日 09時18分34秒 | 読書
「花丸町の花むすび(2)」
著者:むんこ

著者まとめページっ資料室(仮):「むんこ」

 ちなみに1巻っシリーズ「読了」:「花丸町の花むすび(1)」

3ページ一発目…誰やこの娘…(? ?)

5ページwwww彗ちゃんの気持ちはよく解るww

9ページ。
「愛してる」コラボキタ――(゚∀゚)――!!
(他の作品については著者のまとめページを参照の事)


街子の指摘、衛の戸惑い…。
こういう微妙な距離感と、濃厚な近所関係が上手く混じり合う町、花丸町。

21ページからは「春と秋」コラボ、45ページから「ビギン」、56ページにチラッと「らいか」。

43ページ…("゚д゚)、ペッ

57ページからの2エピソードとか…こう、イイんだよなぁ…。

で72ページの「このコマ」とか…81ページからの展開とか、突然シリアスかます辺りがね。

そしてまたもオマケページで「ツルカメ」「メメちゃん」までコラボとか盛りだくさん杉か。


ゆるくて、時折ハジけてて…ズバリ核心を突いたり、アサッテなギャグをブッ込んだり。

コレは著者の平常運行。

やはり「むんこ」は相当な「策士」である。


蛇足…ふと思ったんだが…兄の「衛(まもる)」と妹の「彗(すい)」って「○星」つながりか(80ページのタイトルでシレッと明かしてる気もする)?


「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ
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シリーズ「読了」

2021年07月16日 16時28分39秒 | 読書
「パパと親父のウチご飯(12)」
著者:豊田悠

「回鍋肉」
 …ちゃんと「ほいこーろー」で変換できるんだな、と変なトコロで感心←
 つかもうこの漫画家コンビ?で一本描いてよwwww
 このダメダメな漫画家さんメッチャ好きww
 いや実はココは栗山の方に萌えるべきなんだよな…このヘタレがwww(おまけページで晴海が、巻末のウチレシピでは関係者諸氏がツッコんではいますがwwww)

「照り焼きチキンサンド」
 …久々の不穏回か、とwktk(なんでだよ)したら違ったでござる。
 まぁ普通に考えて主人公以外にも「主夫」してる人だっているワケで…。皆が皆、家事ができるワケでもないし。
 「サンドイッチ」と「ロールサンド」はまた別カテゴリーな気がするな、個人的に。
 (巻末ウチレシピで舞台裏がwwwこれめっちゃオモロイww)

「おでん」
 …こんなガッツリとイチから作った事無ぇわ(初回くらいかな)。
 この手の子育て系漫画では「生え変わり」「イヤイヤ期」と同様のイベントネタ「ランドセル」(「昨日何食べた?」でもあったよなっ14巻105話)。
 最近のはスッゲーのな…。ココは「パパ」と「親父」に同意…。
 
で、不穏ではないが…どことなく「嵐」の予感しかしない予告エピソードがチラリ…。

ウチレシピで一コマ漫画みたいなのがあるが、これがまた面白いww
んで、一枚絵も添えてあるが…この人メチャ絵が上手いよな(今更&大変失礼)。

過去作っ
「パパと親父のウチご飯(11)」
「パパと親父のウチご飯(10)」
「パパと親父のウチご飯(9)」
「パパと親父のウチご飯(8)」

「パパと親父のウチご飯(7)」
「パパと親父のウチご飯(6)」
「パパと親父のウチご飯(5)」

「パパと親父のウチご飯(4)」
「パパと親父のウチご飯(3)」
「パパと親父のウチご飯(2)」
「パパと親父のウチご飯(1)」

「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ
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シリーズ「読了」

2021年07月07日 21時43分08秒 | 読書
「OL進化論(41)」
著者:秋月りす

一発目のネタが絶妙ww
「コレジャナイ感」をそう例えて来るとはww

3ページ目…どこのサスペンスですかgkbr(((((((゚Д゚;)))))))gkbr

12ページの笑えない切実さよ…。

23ページ…そ。元の体重が重要です(意外と忘れられがちですが)。

28ページ。そうですか?そのタイプですが一向に…。

52ページ…100回読めやセクシー(おっと誰か来るからその辺で)

55ページの二本のネタは秀逸!!たった4コマの短い話でこのドンデンは素晴らしい!

88、89ページの連続する二本は見事な対比で、しかも痛烈な風刺でもあるという。
117ページの課長の切れ味鋭いセリフもそうだが、こういうのをサラッと見せる辺り流石である。


最近連載の方が滞ったりしているようだが、フル回転しなくてもまったり見せてもらえるだけでありがたい…。

著者は既にオレの中ではそんな域に達しているのでは?(勝手に妄想の暴走乙)


同シリーズ
っ「OL進化論(40)」
っ「OL進化論(39)」
っ「OL進化論(38)」
っ「OL進化論(36)」
っ「OL進化論(35)」

っ「OL進化論(14)」(講談社漫画文庫版)

著者の別作品
っ「おうちがいちばん(3)」

「満足度:◎」
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2021年06月12日 00時17分24秒 | 読書
「笑われるかも知れないが」
著者:原田宗典

 著者まとめページっ資料室(仮):「原田宗典」&「原田マハ」

どうにも恥ずかしい昔話ばかりが目立つ著者ではあるが、結構それ以外(?)の色んな体験をしてきている。

57ページからの「高校生の頃に足繁く通っていたジャズ喫茶の…」なんて件は(時代もあったとはいえ)相当な洒落者でないと出て来ないし、この項を〆る一文なんかもその頃の著者の背伸びした青春の残り香を漂わせていたりするのである。

112ページ…「コダワリの東海林さだお」では著者から意外な名前が出て驚いた。「腹の底から笑える文章が書ける」作家として、タイトルロールの「東海林さだお」は勿論の事、「椎名誠」の名が出たからだ。
 っ椎名誠まとめページ[CLICK HERE!]

同業者からこうして名前が挙がるってのは相当なモンだと勝手に思っているが、著者と嗜好が似ているのがちょっと嬉しかったりして。

121ページ…「手に汗握るトマス・ハリス」で良い言葉を聞いた。

「よい小説というのは、我を忘れる小説と我を見つめる小説の二種類がある」

目からうろこレベルの名言。

時折切る著者の「ジョーカー」に「原研哉」がいる。著者の友人なのでなかなかの人物(意味深)だろうと想像してはいるが、129ページからの「マカロニ」についての一篇はまさに「切り札」的なキャラクターを窺わせる。

154ページ。
著者が度々出してくるネタの一つに「幼少期の思い出をたどる手段として当時の行動範囲の地図を描く」ってのがある。
何度読んでも説得力抜群で、よっぽど効果的なんだろうと思うのだが…オレ自身でまだ試みた事は無い。

174ページからの「不眠不休の果てのマルボロ」では、売れっ子物書きならでは、な「締め切りの修羅場」を開陳してくれる。
トンデモナイ状態に陥って、必死にどうにか切り拓こうと足掻く姿は悲壮感を通り越して滑稽ですらある(ま、第三者だからねw)。

 …唐突に頭の中に「フロスト警部」と「世界にひとつのプレイブック」のロバート・デ・ニーロが浮かんだが、まぁマニアックすぎて誰も共感してくれないだろうww←


「満足度:◎」
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2021年06月06日 12時11分17秒 | 読書
「看護助手のナナちゃん(9)」
著者:野村知紗

「野村宗弘」まとめページっ資料室(仮):「野村知紗」「野村宗弘」へGO!

このマンガを読むといつも、知らないうちに目に涙が溜まって来て視界がにじんで来る。

疲れている時に読むと大変な事になるw

表紙をめくったそのページから始まるとてもとても優しいショートストーリー。

一つ一つのエピソードは小粒かも知れない。
一人一人の物語は何処にでもある「ありきたり」かも知れない。

でも、そこにある「意味」や「想い」に大小や軽重は無く、全て等しく「優しい」。

8ページ。杉作さんの野菜嫌いにはとても深い理由があった。

75ページ…染子さんの葛藤は退院時の父を思い出す

98ページ…「介護ロボット」との関係性をこんな風に捉えたのは初めて見た。

レギュラーの角田さんはとても強くとても優しい。
だからこそ震える背中が語る「もうさよならには飽きたわ」の言葉がとても強く胸に刺さる。

113ページの「迷い」はその当時の自分を思い出して泣ける。

堀川さんの最期の癒し…竹林さんの最期の輝き…オレは最後の最後まで自分らしくいられるだろうか?

最期まで優しい気持ちでいられたらいいな…。

「うん
もうええんよ
ありがとの
ちょっと疲れたけ

寝るわ。」


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シリーズ「読了」

2021年06月04日 00時26分40秒 | 読書
「遅れてきたランナー」
著者:灰谷健次郎

タイトルからも想像できるように著者が50歳を前にして「ランニング」の魅力に憑りつかれ、深みにハマって行く様を著したエッセイ(前半部分)。

年を重ねてからマラソンにどハマりし、こと「走り」については別人のような思考回路に切り替わる辺りかつての上岡龍太郎を彷彿とさせる(恒例超絶激古マニアックネタ)。

35ページからのホノルルマラソンに関する件では「ランナー」には「ランナーあるある」を、未経験者には「そうなのかっ!?」な新鮮な驚きを与えてくれる臨場感あふれる実況じみたエッセイとなっている。

中ほどからは主題は引き継ぐものの空気感がガラリと変わる。

第二章にあたる「淡路島座談」…著者の主義主張が強く出た鼎談は読む者を選ぶかも知れないが、言葉のチョイスや勢いはキツいモノの決して間違った事は言っていない。

125ページからの「わが『食学』考」では著者が実践する「日々の食事」についての詳細なルポが読める。コレはコレでとても参考になる。
(小声)60を前に亡くなったグルメな作家さんって誰なんだろう…?

165ページの一節…篠山紀信ってやっぱスゲー写真家なんだなぁ…といたく感心した次第(読めば同意いただけるかと)。

巻末の「沖縄・渡嘉敷島へ」では「いま、島で」「優しい時間」でも触れていた移住の詳細が語られる。

やはり著者の筆の力がモノ凄いと実感させるのは…内容がどんなに重たく、あるいは極端な志向であってもスルリと読み下せる所である。
著者の本は読むのに体力は要るかも知れないが、理解するのはさほど大変ではない。解り易く読ませる達人だと思う。


平易な文で難しい中味を伝える…事の出来ない作家は意外と多いのだ。


著者の他作品っ
「いま、島で」
「林先生に伝えたいこと」
「手と目と声と」
「優しい時間」



「満足度:◎」
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シリーズ「読了」

2021年05月28日 22時48分48秒 | 読書
「目の見えないアスリートの身体論
 なぜ視覚なしでプレイできるのか」
著者:伊藤亜紗

「まえがき」と「第一章」で先にザックリと解説し、個々の対談でそれぞれを掘り下げるという手法がオレの読み方に合ったのか…やたら喰い付き良く読み進めていく。
それぞれの章では冒頭にその競技における「基礎知識」を示してくれる、とても親切でありがたい構成となっている。

全般的に「先天的な障害」と「後天的な失明」では感覚そのものに大きな差が有る。
例えば「そもそもどんなスポーツなのか」が「映像的に理解できる」、「見た経験がある」と「フォームの習得時にコツを掴みやすい」など。

「視覚に頼らずに『見る』方法」という「新たな概念」が実に興味深い。まず「そこ」から自分の認識を新たにする、コレは今までにない新しい感触だ。

著者が引き出す、それぞれのアスリートの「視覚障害についての考え方」にも注目。

第二章:ブラインドサッカー
 最初に対談に登場するアスリートの紹介、そしてボールの特徴やコートのサイズ、ルールなどに目を通す。
 そして上にも書いた「障害の程度」「見え方」について。コレはアスリート各々の個性でもあり、それに応じてクラスやルールも異なる。
 フィールドやコースを疾走するよりも道路を歩く方が「怖い」というのは意外。
 少なくとも競技場においては「放置自転車」や「スマホに集中した人」が突然現れる事が無いから、らしい。
 ブラジルの選手が「ワンバウンドしたボール(その音で場所と跳ねたコースが予測できる)に飛び込んでボレー」とかコチラでもトンデモ身体能力を発揮しているのはちょっと面白い。

第三章:競泳
 「波」で人の接近を感知するとか、ヒネリの入る泳法(左右の動きが違うクロール・背泳)は直進するのが難しいとか、肘や「中指の第二関節」でコースロープに触れて進行方向を調整するとか、プールの深さが変わる(中央部分が深いプールなど)と手に伝わる感覚が変わってしまうとか…「視覚以外の感覚」を総動員しているのが解る。

 ココでも競技者の特性に応じたルールが細かに決められている。ターンのタイミングを知らせるのにあんな方法を使っているとは。
 「ポカリスエット900ml」ペットボトルにそんな隠された秘密(そんな大げさなモンではないw)があったとは!!

第四章:陸上競技
 「伴走」の正しい意味を初めて知った。細かなルール(コレがしょっちゅう変わるとか)、直線とコーナーでは役目が変わる、アスリート本人との能力のバランス、ただ導いてるワケではないその他の仕事…。

 「走り幅跳び」の「着地点が判らない」&「空中での恐怖感」はまさに飛んでいる本人にしか得られない感覚だろう。
 「足の何センチ先」「コンマ何秒先」に地面が在るのか、きちんと足裏から着地できるのか、そしてそもそもソコに砂場は在るのか?…コースからズレて「砂の無い所」に落ちてしまわないか(実際に大けがを負うこともあるらしい)…。
 143ページからの漫才かコントの様な実話はその光景が浮かんできて微笑ましい。

第五章:ゴールボール
 一括りに「弱視」と言っても「見え方」は様々。その解説にもハッとさせられる。
 これは視覚障害特有のスポーツかも知れない。それだけに「コート」の特色も事細かに紹介される。
 三人のチームでの役割分担や、ルールを利用した攻撃&防御のテクニック、ボールの製造元によって異なる特徴(野球でもメジャーのボールは滑り易いとか言うが)…。
 「全盲」の選手が「音を拾う」実例がこれまた「超能力レベル」でもの凄い。


とにかく全編「知らなかった!」「初めて聞いた!」の連続。当たり前だが「まだまだ未知の世界がある」という好奇心をバッチバチに刺激して来る一冊。


帯にあるコピーに込められた「様々な意味」を、読後にこそやっと「読み取る事ができる」ようになる。

「あなたは目をつぶって100メートルを走れますか?」


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※:絶版キボンヌ
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