シリーズ｢読了｣

｢その先には何が!?
じわじわ気になるほぼ100字の小説｣
著者:北野勇作

｢…ANOTHER!｣では実に久々の｢小説｣レビュー(ずっと｢ごはんマンガ｣ばっかりレビューして来たからなw)。

一部で話題にもなった｢100字小説｣。
これ｢子供｣や｢長文を読み慣れていない人｣でも…なる評価をどっかで見た記憶があるが、それは無理だわ。

ショートショートなんかもそうだが…いかに想像させて物語を補完あるいは完成させるかって技法だから、そもそもある程度の読書スキルが必要(ちなみに｢読書には才能が要る｣がぶろぐ主の持論←聞いてねぇしドーでもいい)。

｢ジンワリと訪れる違和感｣とか｢読後、咀嚼するとしみ出て来る例えようのない恐怖｣みたいなのがタマラない。

｢見なかった事にした｣的なネタがやや多い気はするがそれはそれでまた｢イヤ～な感じﾆﾁｬｧ…｣が漂っててヨロシイ←


中の人は｢ちょっと大雑把｣と言うか｢あきらめのよい｣というか、な印象のオッサンなんだが←大変失礼
…こんなホラーじみた芸風なのか…それは牧野修のキャラではないのか(よく解っていない疑惑)。


そして著者はこちら(↓)でも活躍…。

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蛇足…字数縛りがあると書くのが難しい。Twitterの炎上が多いのはそこにも原因があると思っている(まさに蛇足)。

｢満足度:◎｣
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ