シリーズ｢読了｣

｢パパと親父のウチご飯(2)｣
著者:豊田悠

唐突にタイトルの由来(?)が出て来てﾜﾛﾀ

子育て大変バージョン、ちょっと煮詰まって逃避バージョン、ふれあい深まるバージョン、ちょっとモテ期バージョン、ちょっとした小技が大人気バージョン、過去を振り返る回想バージョン…

確かによくあるパターンではあるが、台所に立ってこそ実感する心情描写なんかにいちいちうなずける点もあるのでスンナリと飲み込める。
グラタンの製作過程とかしっかり作るんだなぁ、と感心する(冷食万歳←)…かと思えばあのテキトーwなレシピのツミレ汁のまた美味そうな事(涎)…。

レシピがどうでも美味けりゃ良いとも思うし、それで会話が弾んだり、絆が深まればそれこそ最高の調味料だし。

万人の認める正解なんて多分、無い。

不器用ながら懸命に調理するその姿を、なんとなく応援したくなるのだ。


過去作っ
｢パパと親父のウチご飯(1)｣

蛇足…まぁ確かに言葉使い悪いのいるしガサツな描写も性格歪んだのも出て来るけどさ…｢シングルファーザー×2｣の親子成長譚だよコレ。
｢化学調味料｣｢だしの素｣使った料理を子供に与えるなんてっ…とか低評価つけてるレビューには逆にヒいたわ(意外とレビュアーは海原雄山かもだが←)。
家庭料理漫画の某大御所なんかスーパーで売ってる｢麺つゆ｣と｢和蕎麦｣で｢焼きそば｣作ったりするんだけどな(｢クッキング〇パ｣に酷い流れ弾←)。

｢満足度:◎｣
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ