ゑんぢんぶろぐ

のんきそうには見えますが頭の中は不安で一杯。あまり過大な期待と責任は負わせない方が互いにとって身の為です。いやマジで。

シリーズ「読了」

2021年09月10日 15時53分06秒 | 読書
「パパと親父のウチご飯(13・完)」
著者:豊田悠

ついに本編完結。
途中のドス黒い伏線←は回収したりしなかったり。

「おせち」
 …オレはコンニャクとクワイくらいかな…。正直煮物系なら全部同じ味で炊けばいいんで、できなくもないが…まぁモチベーションだよな。
 千石がそれだけの「理由」を持っていたからこそできた話だと思う。
 いつの間にか本当に「親父」になってたんだなぁ…と。

「ブラウニー&トリュフ」
 …あるあるの「バレンタイン」ネタ。料理教室妹・茜をフィーチャー。一部には拒否反応があるという噂の展開の一端。(「甘々と稲妻」でも言われてた事だが)メチャクチャ理不尽だったり超ご都合主義だったりでなけりゃ大抵の事は問題無いと思うけどねぇ。
 個人的にはむしろ好きなパターンなので←←ここら辺はもうちょい掘り下げてほしかったな。
 つか「おせち」よりハードル高いのに、サラッとついていく愛梨に驚愕。…さすが女の子やなぁ(おせち作った時は深夜で寝てたからでは?)。

「ロコモコ」
 …から怒涛の回収が始まる。一部レビューでもツッコまれていたが晴海と清一郎は脇に追いやられ、千石一家?が前面に。
 ずーっと伏線張ってたんだから一向に構わないんだが、だったら晴海の方も…と思ってしまうのが人情。
 と、千石本人は気付いてないとは言え…「それでいいのか?」ってのも確かにある。

「ちらし寿司」
 …案件キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!←おかしいだろww
 ま、お約束の揉め事の範疇を出ないのでこんなの痴話喧嘩っすよ…( ゚д゚)、ペッ
 
 ちらし寿司に限らず(全部が全部混ぜ込むんじゃなくて)「完成してから具を載せる」という事に気付いた時は衝撃的だったな…。

「はじまりのカレーライス」
 この短い話を通して、愛梨の芯の強さが読み見とれる。実にいい構成だ(編集乙)。
 色々と気になる事はあるにせよ←最後の一ページで奇麗にまとめてある。

 ま、コレでいいじゃん。


※…なおスピンオフの「パパと親父のウチ呑み」がまだある。


蛇足…あとがきを何気なく読んでいたら…「愛梨のモデルだった子も中学生に」…って、リアタイのモデルがいたのかっ⁉


過去作っ
「パパと親父のウチご飯(12)」
「パパと親父のウチご飯(11)」
「パパと親父のウチご飯(10)」
「パパと親父のウチご飯(9)」
「パパと親父のウチご飯(8)」

「パパと親父のウチご飯(7)」
「パパと親父のウチご飯(6)」
「パパと親父のウチご飯(5)」

「パパと親父のウチご飯(4)」
「パパと親父のウチご飯(3)」
「パパと親父のウチご飯(2)」
「パパと親父のウチご飯(1)」

「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるか点
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ

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