武田じゅうめい 旅人は風に向かって進む

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人にはニッポンが足りない

箱根駅伝、走れメロス、栄光への架け橋。

2019年12月21日 | スポ―ツ

箱根駅伝

さて、令和2年の正月、箱根の激闘が始まる。

東海、青山学院、東洋のビッグ3に駒沢を含めて4強。
各大学の選手が、イザ決戦とまなじりを決し、ロードを突っ走る。

そして立ちはだかるのは箱根の剣山、息が切れるか切れないか、冷気に身体が震えるか、そして、ひたすらに山を駈け上げる剣山の向こうに待っているものは何か、栄光への架け橋か、それとも日々苦労を共にした友情の絆か、走れメロス。


(短評)

東海大
ハーフ62分台をズラリと揃える選手層の厚さは群を抜く、大半の選手が体育学部で、陸上に専念できる強みがある。主将の館澤と鬼塚がチームを引っ張る。
前回に続き連覇が濃厚だ。
敵は油断とアクシデントだけ。

マリンブルーの東海ガンバレ。


青山学院
王者復活をかける。
しかし、弱点は選手間のバラツキが大きい。
優勝の条件は、ハーフ63分台の選手が力以上に激走し、61分台の選手がそのまま走り切れば優勝も射程に入るが、どこかで失速すれば難しい。
主将の鈴木と吉田圭太の闘魂の走りが見逃せない。

恋の青春学園、華の青学、カッケイイ。

 

東洋大
主将の相澤がハーフ61分台でチームを引っ張り、他の選手がそれに呼応できるか。
チームの安定感は抜群、箱根の剣山でド根性を出せるか。

迫力の鉄紺のユニホーム、東洋大。

 

駒澤大
古豪駒澤、各選手のハーフタイムは水準以上、失速がなければ優勝も十分に狙える。
一年のスーパールーキー田澤が怒涛の走りを見せるか。

曹洞宗の駒澤、古豪の意地を見せろ。


法政
選手のハーフタイムが水準並み、ここは来年のシード権を狙った方が得策。

眠れる獅子の法政、牙を剝く日はいつか。

 

国学院
短距離スピードの出雲では勝てても、長距離(ハーフ)の箱根では苦戦必至、
まだまだ選手層が薄い。

神道の聖地、国学院、神の一手は?

 

順天堂
嗚呼、古豪の順天、栄光は過去のものか、甦れ順天、


東京国際大
1年の超快速アフリカーナ、ムセンビの走りが楽しみ。
私が監督だったら1区起用で2位を5分離す戦術を取るのだが。


明治大
予選4位、ここは来年のシード権(10位内)を狙う作戦を取るべき。

伝統の明治、紫紺のユニホームにMの字が躍動する日は再び来るか。


筑波
師範大の筑波、古豪復活、
筑波も来年のシード権を目指すべき。
臥薪嘗胆、

令和の正月、「いだてん」オール筑波の夢を背負い、選手はロードをひた走る。


早稲田
名門Wの早稲田が乗り切れていない。
全日本では6位に健闘したが、チームに今一つ元気がなかった。
早稲田の名前で、毎年、高校トップランナーをスカウトしているが、桜はまだ咲かないか。

荒ぶる魂よ、稲門の雄叫びを。

 

中央大
予選10位とは首の皮一枚で助かった。
中央もシード権狙いに徹すべき、

白亜の名門中央はかつての箱根の王者、沿道の歓声に白地に真紅のCが躍動する。


(じゅうめい)

 


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