武田じゅうめい 旅人は風に向かって進む

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人にはニッポンが足りない

甲子園、慶應が圧勝で優勝、仙台育英に勝利の女神が微笑まなかった理由。

2023年08月24日 | スポ―ツ

★2023年、甲子園決勝、慶應対仙台育英

慶應が仙台育英に8対2で圧勝。

昨日の決勝戦、上の2校が激突すると知った時、優勝は慶應で仙台育英は絶対に勝てないと確信した。

なぜなら、野球を冒とくしたチームに勝利の女神は微笑まないからだ。
試合は私の予言通りに進んだ。

前半戦、守備のうまさで定評のある仙台育英の3塁手、ショート、2塁手がそれぞれゴロをエラーして、それが失点に繋がった。
極め付きは5回表、慶應の打者が打った左中間へのフライをレフトが捕ろうした際、なぜかセンターが突っ込んできてレフトと激突、その瞬間、レフトのミットに入ったと見えたボールがはじかれ、無情にも点々とグラウンドを転がってしまった。

その時、ツーアウトで塁上に2人いた慶應の選手は楽々とホームイン、その5回表、慶應は相手のエラーに乗じて5点をもぎ取ってしまった。

 

さて、時を遡ること6年前、甲子園の光と影
2017年、夏の甲子園3回戦、仙台育英 対 大阪桐蔭戦で起きたこと。

7回裏、0対0の緊迫したゲーム、仙台育英の7番打者でキャッチャーW(3年)が遊ゴロを打った際、Wが一塁を駆け抜ける際、大阪桐蔭の一塁手・中川(2年)の右脚を渡部は左足で思い切り蹴り上げたのだ。

その問題映像をスローで何度も見た、仙台育英のランナーWが故意に桐蔭の一塁手の右脚を蹴り上げたことは明らかだった。
そのシーンをスローで何度も確認したが、仙台育英のWは、サッカーのフリーキックのように、右脚を軸にして左足を一塁手の右ふくらはぎへ寄せていき、1塁手の右のふくらはぎを思い切り蹴り上げているのがはっきり確認できる。
桐蔭の一塁手・中川は、「こんな激痛に襲われたことは今までなかった」と衝撃を受けチームメートの肩を借りてベンチに引き下がった。そして試合終了後、車椅子で甲子園を去り、病院へ直行したのだ。


その証拠映像は、「仙台育英、桐蔭、足蹴り」と動画検索すると今でもユーチューブで見ることが出来る。


野球のマナーとスポーツマンシップ、
ランナーが右足でベースを踏むと左足が一塁手と接触の危険性があるので、ランナーは左足でベース踏むのが当たり前のプレーなのです。
しかし、仙台育英は違った。
右足でベースを踏んで、左足で一塁手の右脚を蹴り上げていたのだ。

大阪桐蔭は抗議しなかったが、ビデオ判定などある訳もなく、抗議することなど出来なかっただろう。
スポーツは結果も大事だが、それ以上にスポーツマンシップが大事、こういう卑怯なことをやって勝っても、後味の悪さだけが記憶に残る。
それは勝利ではなく、敗北だ。

そして大阪桐蔭に勝った次の試合、準決勝に臨んだ仙台育英のキャッチャーWは、なぜか試合に出場せず、ベンチに座っていた。
宮城大会から甲子園の準決勝まで勝ち進んで来たキャッチャーをベンチに下げることなど、あり得ようか。当時の仙台育英の監督は激怒したと言われている。
今でいう、懲罰交代だったろう。

 

スポーツマンシップを冒とくする者とチームには勝利の女神は微笑まない。

 

(じゅうめい) 

 

 

 


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