2月1日(水)種もみ用に学校に保管していたイネを新年度のために脱穀しました。こんな感じで廊下にかけていました。完全に乾いています。このイネを昔の道具を使って今から全校で脱穀します。
米作りではいつもお世話になりありがとうございます。脱穀の手順を説明していただいているところです。
「みんな、しっかり聞いてる?説明している内容はわかりましたか?」
持ってきてくださった「足踏み脱穀機」を使って稲藁とモミに分けているところです。モミがはね飛ばされてみるみるうちに分かれていきます。この道具が考えだされる前は「千刃こき」という鉄製のノコギリのような道具で脱穀していましたが、今回は使いませんでした。
ういーん。「順調、順調」手に気をつけてね。
脱穀機から落ちたものはまず、こうやって手で篩にかけます。
次は篩にかけたものを「とうみ」という道具の中に入れます。「とうみ」は大きな扇風機・ドライヤーのような道具でした。手で回しながら風を送り「モミ」と「わら」「実入りの悪いモミ」に分けてくれる便利な道具でした。
「回す時のスピード調節が難しかったです。」強く回しすぎると、わらごみと一緒にモミまで飛んでいってしまします。ゆっくり、ゆっくり。「とうみ」や「足踏み脱穀機」を発明した人のアイデア・発想には驚かされます。発明された当時は画期的な道具だったことが予想されます。お仕事を休んで来て頂いたお二人には本当に感謝しています。ありがとうございました。新年度の米作りの際もよろしくお願いします。