8時起床。朝食はトーストと野菜サラダ。熱い緑茶を飲む。
仕事に出かける両親の車に便乗して出かける。トローリーバッグは宅配便で送ることにした。昭島駅に送ってもらい、名倉堂に行く。しっかりと調整をしてもらって、体調は万全だ。
拝島駅から電車に乗る。国立で下車。画廊「岳」さんで開催されている増田常徳先生の個展「JOTOKU展」を観る。能面をテーマにした作品は初めて観た。静謐さと、まるで生命を持っているかのようなまなざし。じっと向き合うと本物の面がそこにあるかのようだ。
増田先生ともしばしお話しする。毎回毎回今回の展覧会に込めた思いを伺うのだが、常に新たな挑戦を続けている。その力強さに感銘を受けて、画廊を辞すときにはいつも元気になったような気がする。先生の作風とはちょっと違うような気もするのだが、実際そうなのだ。
国立駅前の古書店で古本を2冊ほど買う。古書店の棚を隅から隅まで眺めるなんていうのは、大学院生の時分はいくらでもできたが、最近はなかなかそんな時間もない。古書の探索も専らネット頼みになってしまっているので、効率的だがどこか味気なくなった。
早稲田に行く。昼食は「メルシー」のラーメンと半ライス。いまだに早稲田に来るとこの店に足が向いてしまう。やはりうまい。暑い日で、汗をさんざんかいても、ここのラーメンが食べたくなるのだ。
早稲田大学図書館で資料収集。授業は前期のみでも、図書館の利用資格は今年度いっぱいある。残すところ半年ほどの特権を行使しない手はない。およそ弘前では入手できそうにない資料を借り出す。せっかく大きな荷物を送ったというのに、結局たくさんの荷物を持ち帰ることになった。バックパックにも手提げのサブバックにもパンパンに本を詰めて図書館を出る。
真っ直ぐ東京駅に向かうには時間がある。結構な荷物を持っているので、あまり歩きたくもない。となると荒川線に乗るのがいい。早稲田電停は図書館のすぐ裏手だ。何度乗ってもこの電車に揺られると心躍る。一番前の席に座る。前方を見るには特等席だ。
面影橋を出て、学習院下から東池袋四丁目まで、結構な勾配の坂を上ったり下りたりする。東京には坂が多いことを実感できる区間だ。小さな電車の床下でモーターが目一杯うなる。専用軌道の部分では、ここが一番好きなところだ。
走っていると、次々に電車とすれ違う。気がつくと荒川線の車両もかなりバリエーションが増えてきた。わずかな乗車時間のうちに現役のすべての車両を見ることができた。
飛鳥山から王子駅前までの路面区間を楽しむ。この区間だけは、堂々「路面の王者」、といった感じである。
王子から京浜東北線で上野へ。少し余裕をもって「はやて29号」を待つ。乗車前に駅弁を買って乗り込むが、温かいお弁当がバリエーション豊富に揃っているグランスタと比べるといささか寂しいものがある。
『エンジェル・ハート』33巻を読む。「1stシーズン終了」と帯には書いてあるが、カバーの著者のことばにはそれが納得のいかない形のアナウンスだといった趣旨のことが書いてある。読者の側もどうも釈然としない。どのような形であれ、続編は読みたいところ。
弘前駅に降り立つ。空気はすっかりひんやりしている。そして寒い日の匂い。ようやく夏が終わったようだ。
仕事に出かける両親の車に便乗して出かける。トローリーバッグは宅配便で送ることにした。昭島駅に送ってもらい、名倉堂に行く。しっかりと調整をしてもらって、体調は万全だ。
拝島駅から電車に乗る。国立で下車。画廊「岳」さんで開催されている増田常徳先生の個展「JOTOKU展」を観る。能面をテーマにした作品は初めて観た。静謐さと、まるで生命を持っているかのようなまなざし。じっと向き合うと本物の面がそこにあるかのようだ。
増田先生ともしばしお話しする。毎回毎回今回の展覧会に込めた思いを伺うのだが、常に新たな挑戦を続けている。その力強さに感銘を受けて、画廊を辞すときにはいつも元気になったような気がする。先生の作風とはちょっと違うような気もするのだが、実際そうなのだ。
国立駅前の古書店で古本を2冊ほど買う。古書店の棚を隅から隅まで眺めるなんていうのは、大学院生の時分はいくらでもできたが、最近はなかなかそんな時間もない。古書の探索も専らネット頼みになってしまっているので、効率的だがどこか味気なくなった。
早稲田に行く。昼食は「メルシー」のラーメンと半ライス。いまだに早稲田に来るとこの店に足が向いてしまう。やはりうまい。暑い日で、汗をさんざんかいても、ここのラーメンが食べたくなるのだ。
早稲田大学図書館で資料収集。授業は前期のみでも、図書館の利用資格は今年度いっぱいある。残すところ半年ほどの特権を行使しない手はない。およそ弘前では入手できそうにない資料を借り出す。せっかく大きな荷物を送ったというのに、結局たくさんの荷物を持ち帰ることになった。バックパックにも手提げのサブバックにもパンパンに本を詰めて図書館を出る。
真っ直ぐ東京駅に向かうには時間がある。結構な荷物を持っているので、あまり歩きたくもない。となると荒川線に乗るのがいい。早稲田電停は図書館のすぐ裏手だ。何度乗ってもこの電車に揺られると心躍る。一番前の席に座る。前方を見るには特等席だ。
面影橋を出て、学習院下から東池袋四丁目まで、結構な勾配の坂を上ったり下りたりする。東京には坂が多いことを実感できる区間だ。小さな電車の床下でモーターが目一杯うなる。専用軌道の部分では、ここが一番好きなところだ。
走っていると、次々に電車とすれ違う。気がつくと荒川線の車両もかなりバリエーションが増えてきた。わずかな乗車時間のうちに現役のすべての車両を見ることができた。
飛鳥山から王子駅前までの路面区間を楽しむ。この区間だけは、堂々「路面の王者」、といった感じである。
王子から京浜東北線で上野へ。少し余裕をもって「はやて29号」を待つ。乗車前に駅弁を買って乗り込むが、温かいお弁当がバリエーション豊富に揃っているグランスタと比べるといささか寂しいものがある。
『エンジェル・ハート』33巻を読む。「1stシーズン終了」と帯には書いてあるが、カバーの著者のことばにはそれが納得のいかない形のアナウンスだといった趣旨のことが書いてある。読者の側もどうも釈然としない。どのような形であれ、続編は読みたいところ。
弘前駅に降り立つ。空気はすっかりひんやりしている。そして寒い日の匂い。ようやく夏が終わったようだ。