8時半起床。朝食は天然酵母のパンと目玉焼き。両親と一緒に家を出る。昭島駅で別れて僕は拝島へ。例によって整骨院に行く。
昨日と同じく院長先生に調整をしてもらったのだが、筋肉の張り具合などを勘案してか、昨日よりはきつくはない。多少痛いと思ったところはあるけれど、むしろ気持ちよかった。
患者さんと先生たちの会話に聞き入る。おいしいラーメン屋さんの話題だ。どこのお店がいい、あそこはダメだ、といった具合で、いろいろ情報が入ってくる。そういった情報交換の楽しさもこの治療院の魅力のひとつだ。毎週コンスタントに通えるのはあと1ヶ月。その後はどれくらいのペースで通えるかな、と考える。
西武線で高田馬場へ。日差しは強かったが、運動したほうがよかろうと、大学まで歩くことにした。早稲田キャンパスに西門から入り、法学部の脇を抜けてメルシーへ。少々ご無沙汰した感がある。ラーメン半ライスを注文。暑い日こそ汗をかきながらラーメンをすするのがよい。
いつもより少し早めに教員控室に入る。今朝新聞に出ていた、文科省が就職活動の早期化に歯止めをかけるための要請を企業側に行おうとしているとの記事を切り抜いて印刷する。
「青少年と学校」は、大学生の就職がテーマ。「就職戦線異状なし」を観てもらう。先日の「戦後日本の子ども文化」でも使った映画だが、今日の授業のために編集をやり直した。なにせ早稲田大学が舞台の映画だから、早稲田の学生さんに観てもらってこその作品である。受講している学生さんは2,3年生がほとんどなので、直接就職戦線に身を投じているわけではないけれど、そこかしこで厳しい状況については聞いているようで、それだけにバブル期のおとぎ話はインパクトがあったようだ。
僕が4年生の時分には、バブルがはじけて、新卒労働市場はひどい状況だったが、それでもそこそこ希望はあったような気がする。僕自身が就職を考えていなかったからかもしれないが、まあ何とかなるだろう、といった気分だった。求人倍率だけをみれば、来年3月に卒業する大学生たちのほうがいくらか「広き門」である。しかし切迫感は現在のほうがはるかに高いような印象ももつ。
今は取り壊されてしまった第一学生会館なんて、とても懐かしい。現在の早稲田のキャンパスも基本的には変わっていないように思えるが、以前と比べると高い建物が増えた。主人公の織田裕二やヒロイン役の仙道敦子のファッションも、確かに当時の早大生はあんな感じだったな、と思い出す。
講義のほうは時間がなくてバタバタしてしまったが、映像を楽しんでもらえれば今日のところはこれでよし。
帰りは東西線を利用して高田馬場へ。西武線に乗り換えて実家に戻る。
イオンモールにある「野の葡萄」という和食バイキングの店に行く。店の入口には列ができていたが、予約をしてあったのですんなり入ることができた。
今日は父、弟夫婦、僕が、母の還暦を祝う食事会である。本当はもうちょっと豪華なところがよかったのだけれど、母自身の希望でこのお店になった。素材にもこだわりがあるようで、味付けも濃くはなく、おいしい。バイキングだと、ついつい食べるペースが上がってしまうのが玉に瑕か。
今日も出勤の弟は、少し遅れてやってきた。もともと食事会の提案者は弟である。僕も母の誕生日は頭に入っていたが、実際に企画・実行するところまでは気が回らない。その辺、しっかりした弟を持つと安心である。
食べものを取りに立つ機会が多いので、落ち着いておしゃべりするという感じではなかったけれど、質素を好む母らしい食事会だったような気もする。
父の還暦の時には、定年退職というライフイベントとの重なりがあったので、かなり重みを感じたが、母の場合には不思議とそんな感じがしない。10年くらい前とほとんど変わっていないし、仕事に趣味に元気なので、もうそんななのか、という感じがしてしまうのである。
弟夫婦は実家に泊まることになった。帰宅してからもおしゃべりが続く。格別どこが優れているというところがあるわけでもなく、ごくごく平凡な家族ではあるのだが、それなりに仲がいいことだけは、ちょっぴり誇りにしてもいいんじゃないかと思っている。
昨日と同じく院長先生に調整をしてもらったのだが、筋肉の張り具合などを勘案してか、昨日よりはきつくはない。多少痛いと思ったところはあるけれど、むしろ気持ちよかった。
患者さんと先生たちの会話に聞き入る。おいしいラーメン屋さんの話題だ。どこのお店がいい、あそこはダメだ、といった具合で、いろいろ情報が入ってくる。そういった情報交換の楽しさもこの治療院の魅力のひとつだ。毎週コンスタントに通えるのはあと1ヶ月。その後はどれくらいのペースで通えるかな、と考える。
西武線で高田馬場へ。日差しは強かったが、運動したほうがよかろうと、大学まで歩くことにした。早稲田キャンパスに西門から入り、法学部の脇を抜けてメルシーへ。少々ご無沙汰した感がある。ラーメン半ライスを注文。暑い日こそ汗をかきながらラーメンをすするのがよい。
いつもより少し早めに教員控室に入る。今朝新聞に出ていた、文科省が就職活動の早期化に歯止めをかけるための要請を企業側に行おうとしているとの記事を切り抜いて印刷する。
「青少年と学校」は、大学生の就職がテーマ。「就職戦線異状なし」を観てもらう。先日の「戦後日本の子ども文化」でも使った映画だが、今日の授業のために編集をやり直した。なにせ早稲田大学が舞台の映画だから、早稲田の学生さんに観てもらってこその作品である。受講している学生さんは2,3年生がほとんどなので、直接就職戦線に身を投じているわけではないけれど、そこかしこで厳しい状況については聞いているようで、それだけにバブル期のおとぎ話はインパクトがあったようだ。
僕が4年生の時分には、バブルがはじけて、新卒労働市場はひどい状況だったが、それでもそこそこ希望はあったような気がする。僕自身が就職を考えていなかったからかもしれないが、まあ何とかなるだろう、といった気分だった。求人倍率だけをみれば、来年3月に卒業する大学生たちのほうがいくらか「広き門」である。しかし切迫感は現在のほうがはるかに高いような印象ももつ。
今は取り壊されてしまった第一学生会館なんて、とても懐かしい。現在の早稲田のキャンパスも基本的には変わっていないように思えるが、以前と比べると高い建物が増えた。主人公の織田裕二やヒロイン役の仙道敦子のファッションも、確かに当時の早大生はあんな感じだったな、と思い出す。
講義のほうは時間がなくてバタバタしてしまったが、映像を楽しんでもらえれば今日のところはこれでよし。
帰りは東西線を利用して高田馬場へ。西武線に乗り換えて実家に戻る。
イオンモールにある「野の葡萄」という和食バイキングの店に行く。店の入口には列ができていたが、予約をしてあったのですんなり入ることができた。
今日は父、弟夫婦、僕が、母の還暦を祝う食事会である。本当はもうちょっと豪華なところがよかったのだけれど、母自身の希望でこのお店になった。素材にもこだわりがあるようで、味付けも濃くはなく、おいしい。バイキングだと、ついつい食べるペースが上がってしまうのが玉に瑕か。
今日も出勤の弟は、少し遅れてやってきた。もともと食事会の提案者は弟である。僕も母の誕生日は頭に入っていたが、実際に企画・実行するところまでは気が回らない。その辺、しっかりした弟を持つと安心である。
食べものを取りに立つ機会が多いので、落ち着いておしゃべりするという感じではなかったけれど、質素を好む母らしい食事会だったような気もする。
父の還暦の時には、定年退職というライフイベントとの重なりがあったので、かなり重みを感じたが、母の場合には不思議とそんな感じがしない。10年くらい前とほとんど変わっていないし、仕事に趣味に元気なので、もうそんななのか、という感じがしてしまうのである。
弟夫婦は実家に泊まることになった。帰宅してからもおしゃべりが続く。格別どこが優れているというところがあるわけでもなく、ごくごく平凡な家族ではあるのだが、それなりに仲がいいことだけは、ちょっぴり誇りにしてもいいんじゃないかと思っている。