仕事をさくさく終わらせて、新宿武蔵野館に『ドアーズ/まぼろしの世界』を観に行きました。
ドアーズ初のドキュメンタリー映画で、彼らが活動していた当時に撮影された映像のみを
構成・編集したものだそうです。
http://www.thedoors.jp/index.html
ドアーズの誕生から、ジムの死までを、ライブ映像やインタビューによって淡々と描いていて、
そこにアメリカの社会の動きや事件をからめてあって、興味深かったです。
ドアーズというと、ジムばかりがクローズアップされがちなのが、ここでは他の3人の
メンバーもわりと対等に扱われていたのが良かった。ジムだけが特別だったのではなくて、
4人が稀有な才能の持ち主であったから、成立していたのがドアーズだったのだなあと。
(それにしてもこの人たち、(4人では)4年ちょっとしか活動してないんだよね…!)
ジム・モリソンが製作・主演したという未発表フィルム『HMY』の映像が観られるのは
貴重だし、ジョニー・デップのナレーションがピッタリあっていて、とても良かった。
あんなにステキな声をしているのに、自分の歌に自信がなかったジムが、
観客にお尻を向けてモジモジしてるのが可愛かった(笑)
ロビーがピックを使わずにギターを弾いてる、というのは知らなかった。
キーボードのレイ・マンザレクもなかなかイイ声をしてる、のは発見だった。
…あと、4人とも、20代の男子には見えないんですけど!!