ケガレの起源と銅鐸の意味 岩戸神話の読み方と被差別民の起源 餅なし正月の意味と起源

ケガレの起源は射日・招日神話由来の余った危険な太陽であり、それを象徴するのが銅鐸です。銅鐸はアマテラスに置換わりました。

ケガレの起源と銅鐸の意味36 餅なし正月の意味と起源/小正月の訪問者と餅のゆくえ

2016年10月04日 09時03分18秒 | 日本の歴史と民俗
   餅なし正月の意味と起源

   小正月の訪問者と餅のゆくえ


 正月の習俗の奥底を秘かに貫流するケガレというヤッカイな代物。「しろもの 代物」とは岩波国語辞典によると「それによって、ある行為をし、その対象となるもの」だそうです。今号は餅の意外な話になっていますので、よく噛んでください。くれぐれも喉につかえませんように! なお、先行する多くの研究者の成果に負っておりますが、文中ではすべて敬称を省略いたしました。

   目次

第1章 餅なし正月の意味と起源

餅なし正月とは/餅はケガレを象徴する/餅なしの規制が働くのは/ナマハゲの本来の目的/ホトホトの餅/ケガレの除去と被差別民/餅なし正月の分布/餅の本来の意味/餅なし正月の由来伝承にみるケガレ/異郷人虐待の分析/赤色の儀礼食の分析/「芋なし正月」を生む心理/小正月から大正月へ/雑煮に餅が入るまで

第2章 小正月の訪問者と餅のゆくえ

小正月の訪問者とは/訪問者の行為と家の対応/オドクウ様からスサノヲへ/餅の一方向性/柳田、折口の提示した餅についての疑問/餅のゆくえ

引用・参考文献

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