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小さな春みつけた

2011年03月11日 | 日記
3月11日(金)

 学校付近の家の庭でツクシをみつけました。

 これがそうです。ツクシは「土筆」と書きます。土の中から筆のような形のものが出てくるから土筆と名前がついたそうです。しかし、ツクシという植物はありません。
 正確には「スギナ」といいます。
 学名がEquisetum arvenseでシダ植物門トクサ綱トクサ目トクサ科トクサ属の植物の一種です。
 難しいですね。要するに、ゼンマイやワラビのようなシダ植物の仲間と言うことです。

 スギナはシダ植物の中の「トクサ」の仲間です。「トクサ」とは丸い茎がまっすぐ伸びるシダ植物で、表面が硬く物を砥ぐことが出来るので「とぐくさ」から「トクサ」と呼ばれるようになったと言われています。
だから、スギナもまっすぐ上に伸びる特徴があります。また、「ツクシ」は、トクサが増えるときに生じる「胞子(ほうし)」を飛ばすために特別に作ったもの(胞子体)です。

 5月になると、ツクシは枯れてしまって、葉が茂ってきます。この葉が杉の葉に似ているので、「スギナ」と名前が付いたと言われています。

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