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6.1 山崎川リーダー養成プロジェクト 2日目 定置網の中

2013年06月03日 | 日記
6月1日(土)

 定置網に入っていた生き物を紹介します。

 昨日捕獲した生き物以外を中心に紹介したいと思います。

 

 ブルーギル(Bluegill, 学名Lepomis macrochirus)です。スズキ目サンフィッシュ科の

 北アメリカ原産の淡水魚です。

 日本でも分布を広げていて、湖や池など、水の流れがあまりない淡水域に生息するといわれていますが、

 この場所は海水の影響があるので、なぜたくさんいるのか不思議に感じました。

 ブルーギルは、水生昆虫・甲殻類・貝類・小魚・魚卵など、何でも食べる魚です。

 そのために、日本では本種はオオクチバス(ブラックバス)と並んで外来生物法により

 特定外来生物に指定されており、各地で導入の阻止や駆除が進められています。

 

 スズキの稚魚です。(いわゆる「セイゴ」です。)

 スズキ(学名:Lateolabrax japonicus) は、スズキ目・スズキ亜目・スズキ科

 に属する魚です。

 海岸近くや河川に生息する大型の肉食魚で、食用や釣りの対象魚として人気があります。

 成長につれて呼び名が変わる出世魚で、セイゴ → フッコ → スズキ → オオタロウ

 と名前が変わります。

 

 テナガエビです。

 昨日もたくさんとれましたが、きれいな個体がとれたので紹介します。

 

 オイカワです。

 オイカワ(学名Zacco platypus )は、コイ目・コイ科・ダニオ亜科

 (ラスボラ亜科、ハエジャコ亜科とも)に分類される淡水魚の一種です。

 釣りの対象としても人気があり、「シラハエつり」といえば、このオイカワかカワムツ

 のことです。

 5~8月が産卵期で、その頃になるとオスのからだにきれいな模様が現れます。

 これを婚姻色(こんいんしょく)といいます。

 顔には、白いぶつぶつ(追星=おいぼし)ができますが、産卵期が終わると

 ポロッと落ちます。

 

 カワアナゴカワアナゴです。
 
 カワアナゴは、スズキ目・ハゼ亜目・カワアナゴ科に属する魚で、河川の下流から河口域に住んでいます。

 泥底よりも砂底や礫底を好む傾向があり、昼間は倒木や岩陰などに隠れています。

 夜間になると動き出して、底生の小動物などを食べるといわれています。

 飼育している方に聞くと、底生の小動物より小魚を主に食べるそうです。

 食用になり、食べると美味しいそうですが、数が少ないらしく、山崎川にいるということは

 貴重なことかもしれません。

 

 ドジョウの稚魚を見つけました。

 

 スミウキゴリ(学名 G. petschiliensis )です。
 
 全長10cmほどの小さなハゼの仲間です。

 スズキ目ハゼ科の魚で、よく似た種類にウキゴリとシマウキゴリがあります。

 第一背鰭に黒斑がない点で他の2種と容易に区別できます。

 また体側の斑点は脇腹がはっきりしていないが、尾に近い3~4個ほどがはっきりしています。

 川の下流域に集中して生息しています。

 

 おまけです。

 ハグロトンボのヤゴです。

 シオカラトンボのヤゴも見つけました。

 






    

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