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12.05 燃える鉛筆

2011年12月05日 | 日記
12月5日(月)

 今日は、電流で鉛筆が燃える実験を行うことになりました。
 準備は今日の昼休みに、理科助手さんに手伝ってもらいながら行いました。

【準備】

 鉛筆、シャープペンシルの芯、わに口クリップつき導線、変圧器(スライダックス)、耐熱性の皿、カッター

【手順】

 1 鉛筆の両側を削る。
 2 スライダックスに導線をつなぎ、鉛筆またはシャープペンシルの芯をつなぐ。
 3 導線どうしが接触していないのを確認し、スライダックスの目盛りを少しずつ大きくしていく。
   20~30Vほどで変化が現れる。



 本日部活に参加した理科部員の中でカッターナイフで鉛筆を削った経験がある人は半分以下でした。
 だから、内田先生がナイフの使い方を教えてくださり、みんなで練習をしました。



 みんなで集まり、鉛筆削りの練習です。



 鉛筆を削り、このように装置をセットします。



 電流を流しています。



 まずは、煙が上がってきます。



 鉛筆の芯が赤くなっているのがわかります。



 もっと赤くなります。



 火が急につきます。
 すごい煙なので、寒い中ですが窓は全部開けて、換気扇もまわします。



 最後は、激しく炎を上げます。
 鉛筆を燃やす実験は、これで終了です。
 ここで少し原理を考えて見ましょう。
 電池と豆電球をつなぎ、豆電球を光らせるといった実験では豆電球が抵抗になります。
 普通の実験では豆電球などが抵抗の一種です。
 今回の実験では、鉛筆の芯が抵抗になります。
 抵抗である鉛筆の芯は炭素で出来ていて、電流を通しますが金属よりは抵抗が大きいのです。
 電流が鉛筆の芯を通るときに発熱します。
 その熱が周りの木の発火点以上の温度になると、急に火が出ることになります。
 また、このような実験をやってみたいと思います。
 

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