東白川タカブ研究会 雑記帳

山里の伝統食「ヘボ」の文化と、山里の暮らしを伝えます

紅葉始まる&全国地蜂コンテスト

2011年10月15日 | 雑記帳
10月15日土曜日(雨)今朝の気温13℃

山々は紅葉が始まって、ウルシなどは鮮やかな赤色に染まっている。白川は今日の雨で少し増水、白く濁った水を流している。落ち鮎も、今日の水勢に力を借りて、旅立ちを惜しみ残り続けた彼等の最終便の旅立ちとなるだろう。
相変わらずヘボハウスにはアカ蜂の襲来が激しい。友達のヘボハウスにも幾群かのアカ蜂が飛来して、ヘボちゃんをさらって行くということで、巣を駆除していると言っていた。ところが、このアカ蜂の巣の幼虫の詰まり具合がおかしいというのだ。白い繭の形跡なく育房が空だというのである。成虫になって育房から育ったものであれば育房の縁に白い繭の形跡が残っているはずで、その後には小さな幼虫が育っているのが普通である。ところがまったく不規則に抜けていると言うのだ。農薬なら幼虫の全部が同じような被害を受けても不思議ではないのだが、この症状が気にかかる。私のヘボハウスも、9月下旬になってから3つの巣が潰れてしまった。もちろん農薬の散布などは無い。巣はかなりの通いをみせていたもので、巣の規模もかなり大きなものであった。8巣飼育しているうちで3群が廃巣したのだから、実に4割近くが潰れてしまったことになる。山に見つけてあって、そのまま放置してきた巣も廃巣していると話しに聞いている。この状況は数年前から起こっている現象だけに、ここらあたりで原因を究明したいものだ。

※お知らせ
今年は全国地蜂コンテストを伊那市地蜂愛好会(小木曽会長)で行います。
この愛好会は、飼育レベルも会員の士気もとても高く、研究熱心な事で知られています。
特に女王蜂を捕獲するハウスは一見の価値があります。
場所も伊那インターを下りて数分のところにあり、とても便利が良い所にあります。
会場の、みはらしファームは、土地の特産品も販売されていますので多くの人で賑わっています。