DUMMY FAKE ROLLERS

邦楽オススメ若手バンドから、洋楽のガールズロックやHR/HMまで、音楽やアーティストを色んな切り口からレビューします。

心に残る歌詞9~白い夜 / RAZZ MA TAZZ~

2006年05月25日 | 心に残る歌詞、応援ソング特集
~ ただちょっと夢を見てたと  出来すぎたドラマ見てたと
  はじめから他人だと思えばいい ~


RAZZ MA TAZZというバンドを皆さんは覚えているでしょうか。
今回の心に残る歌詞は、彼らの「白い夜」という曲の一節です。
冷めてしまった恋を、クールに処理しようとする主人公の
切ない思いが伝わってくる歌詞ですね。

歌詞は終始、感情を抑えるように、淡々と綴られていくのですが、
それが逆に痛々しいです。曲自体も大きな起伏はなく、淡々と
進んでいく穏やかな曲調なんですが、メロディはとても美しいです。
またハモリがキレイで、いつも聴き惚れてしまいます。
アレンジを担当している冨田恵一が良い仕事をしていると思います。
(⇒冨田恵一のソロプロジェクト"冨田ラボ"のレビューはコチラへどうぞ)

ポップで繊細でキラキラしたメロディが特徴のラズマタズの中で、
「白い夜」は私が最も好きな曲かもしれません。
そんな彼らの魅力を手っ取り早く体験するには、一番最後に出たベスト版が
良いと思います。

Pure Best
RAZZ MA TAZZ
フォーライフミュージックエンタテインメント

痒いところに手が届くラズマタズのベスト

彼らの出世作となった「Season Train」「MERRY GO ROUND」や、
デビュー作「Private Eyes」、ブレイク後の「orion」等の名曲に加え、
シングル作ではない、この「白い夜」まで、1枚で堪能することができます。

一時期、彼らはポストミスチル、ポストスピッツとも称されていたのですが、
惜しくも、1999年に解散してしまいます。
さらに、その後、ラズのほぼ全ての曲を作曲していたギターの
三木拓次が2002年に亡くなってしまったので、
もう彼らの完全復活は夢物語になってしまいました。非常に残念です。

しかし、そんなラズの音楽を受け継いでいこうと、
ヴォーカルの阿久のぶひろと、ギターの横山達郎が再び手を組み、
その名も”razz.”というユニット名で活動を始めています。

White page
razz.
3Dシステム

3月に出た1stアルバム

1stアルバムの中では、RAZZ MA TAZZの「あじさい」をカバーしています。
昔、ラズをよく聴いていたなぁという方は、コチラもチェックしてみては
いかがでしょうか。

《 本ブログのレビューアーティスト一覧はコチラ 》


3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
やっぱり (かよ)
2006-06-01 02:15:11
先程SOPHIAのとこでカキコみましたが、やっぱりこちらにもカキコ(*^_^*)

バカがつくくらぃラズが大好きで、今のぁたしがあるのもラズが居たからやって…それくらぃ依存してますf^_^;

ラズの歌、人柄共に素敵ゃと思います(^O^)/

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こちらもありがとうございます (lepps)
2006-06-01 22:15:29
ラズの歌は、肩の力が抜けてて、聴きやすいし、

音もナチュラルで、心地よいですよね。

私は三木さんが好きでした。

深夜に清水圭とやっていた番組をよく観ていました。

彼は本当に類稀なメロディメーカーでしたね。
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はぃっ♪ (かよ)
2006-06-01 22:37:31
三木さんは最高の作曲者だと思います。三木さん無くしてラズは語れませんね。これからは阿久さん、横山さんに期待して応援したいと思います♪

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