Takaakyのボリビアだより

ボリビアにおいて、ボランティアに励んで(?)いた、自称三十路イケメンリーマンのブログ。平成24年1月10日任期終了。

デジカメ充電器問題 その2

2010-03-18 | 持ち物 ボリビア編
(前回の続き)

充電器が使えなければ、デジカメも使えない。これは痛い。
フジフィルムのメーカーは冷たい対応で、たぶんいい方向には向かわない。
どうしようか・・・。

同じ充電器が売っていないかな?
現地語学研修の先生に「これ売ってそうな店、知ってる?」と聞いてみる。
先生に何軒か教えてもらい、自分の足を使って、サンタクルス市内を歩いてみる。
(注 当時はサンタクルスで語学訓練中)

さすがボリビア第2の都市。サンタクルス市内には電気屋がたくさんある。
デジカメも多く売っているが、ほとんどがニコンやソニー。
フジフィルムのデジカメは全くと言ってもいいほどなかった。
壊れた充電器を見せて「これと同じものある?」と聞いても「ない」という回答の連続。
もうだめかな・・・

しかし、僕にはきちんと神様がいた!
ある店で
「この充電器を直してあげるよ。1日貸して。いくらかかるか教えてあげるから」
「明日またおいで。金額を聞いてOKだったら直してあげるよ。1日もあれば直るよ」
僕は充電器をその店に預けた。

次の日、その店に行くと「20ドルで直すよ。どうする?」という。
20ドル?たかっ!
しかし、もう仕方がない。デジカメがずっと使えないよりいい。OKした。

しかし、やはり僕にはやはり神様はいなかった。
次の日、その店に行くと「直せなかったから返すね」と言って、充電器を返してくれた。
もちろん修理代は取られなかった。

充電器を新規に購入する、もしくは直すという手段はもうボリビアでは不可能と判断した。
このままデジカメは使えないままなのか。
だんだんメーカーのフジフィルムへの怒りが増していく。
「僕に不良品を販売しておいて、知らん顔はさせんぞ!!!」 (つづく)

デジカメ充電器問題 その1

2010-03-16 | 持ち物 ボリビア編
年末に母親が買ってくれたデジカメ。
そのデジカメ。日本国内では一切使わず、大事に保管。
そして出国前日に箱からそのまま出して、機内持ち込みのカバンの中へ。
ボリビアに着いてから、さあ使おう!と思ったら問題が・・・。

充電できないのである。
充電器の「充電してます」ランプがつかない。もちろん充電もできない。
このデジカメ、乾電池ではなくリチウム電池なので、充電ができないと一切使えない。

よって、メーカーに問い合わせてみることにした。
フジフィルムのファインピックスの相談窓口にメールで相談した。

すると冷たい返事が・・・。
・海外では保証期間は対象外。
・修理を希望するのであれば、国内の修理窓口まで持ってこい。
・国内の誰かのところに、その充電器を送って、その人が国内の修理窓口に持ってこい。

そんなことができるか!!

僕は、次の点を主張
・国内では一切使っておらず、購入後当初から充電器が使えなかったことは明らか。
・購入当初から使えなかったのだから、業者の責任で使えるようにするべきだ。

業者(フジフィルム)は次のように主張
・きちんと出荷時に検品しているから、使えないということはない

まったく僕と業者の話がかみ合わない。
だけどデジカメを使えるようにしたい。どうしようか・・・。(つづく)

ストライキ

2010-03-14 | ボリビア ラパスでの生活
3月3日。いつものとおり家を出て、Plaza del Estudiante のところでミクロを待つ。
しかし、いつまで待ってもミクロが来ない。
またいつも渋滞している道も、車が少ないように感じる。なぜ?

仕方ないので途中までミニブスで事務所前まで行く。
そして連絡所まで歩いて、ここで再びミクロを待つ。だけどやはりミクロは来ない。

もうあきらめて帰ろう・・・
と思っていると、先輩隊員からメールが。ミクロが来ないので今日は休むと。
デモらしいのだけど、僕は全く知らなかった。
テレビでも報道していたみたいだけど、テレビ見てもスペイン語分からないしなあ・・・。

家に帰ってからテレビのニュースを意識して見てみた。
するとボリビア全土で、ブロッケオ(道路封鎖)やストがあったようである。

結局このストライキは4日も行われた。
自主的に3日・4日、活動は「お休み」となった。
ところで、これは何のストライキなんでしょう?未だに分からない。

ボリビアと魚

2010-03-12 | ボリビア ラパスでの生活
ボリビアは内陸国である。
よって海に面していないので、あまり魚介類は口にしない。
僕自身、派遣中2年間は魚介類は「おあずけ」かな、と思っていた。
しかし、魚はもちろん頻繁ではないが、たまには口にすることができる。

先日、昼食であるレストランに入ったときのこと。
セグンド(メイン)で、鱒(trucha、トゥルチャ)が出てきた。
「うわっ!魚だあ」
ボリビアで魚を食べられること自体に感動。そして久々の魚で、本当においしかった。

先日、ラパス市内のメルカドを歩いていたら、魚を売っていた。
魚が売っていたこと自体にびっくりした。
果たしてどこの魚だろうか。チリあたりからの輸入品であろうか?

ちなみに僕の大好物は「うなぎ」である。
この「うなぎ」こそは、絶対に派遣中2年間は口にできないだろう。
(うなぎが2年間食べられないことは、ボリビアに来る前から当然と思っていた)
日本に帰ったら、思いっきり食べてやる!
ちなみにうなぎの生産量第1位は静岡県ではなく愛知県です。参考までに。

ラパスの町中で思うこと

2010-03-10 | ボリビア ラパスでの生活
町中を歩いていて気になることがある。これは「靴磨き」の多さだ。
確かにサンタクルスにも靴磨きの人はいたが、ラパスは際立って多い印象を受ける。

靴磨きは大人の男が多いが、たまに幼い感じの少年もいる。
学校はどうしたの?と言いたくなる。
(ちなみに女の靴磨きは、今のところ見たことがない)

また大人の靴磨きの人が、子ども(小学生)の靴を磨いている姿を見ることもある。
子どもは金持ちだろうが、この構図は胸が痛む。
ボリビアにも大きな所得格差があるのであろう。

僕に対しても「1ボリ」(約15円)とか言って靴磨きを勧められることがある。
しかし僕の靴はスニーカー。靴磨きは不要である。

【本日の画像】イリマニ山と夜景
 今住んでいるホームステイ先から撮影したもの。

撮ってはいけないもの

2010-03-06 | ボリビア ラパスでの生活
ラパス市内を探索していた時のこと。すると刑務所らしい建物があった。
(その建物が刑務所かどうかは知らない。ただ警察官らしい人がたくさんいた。)
その建物の写真を撮っていたら、銃を持った警察官が僕の隣に登場。
(制服を着ていたし、銃も持っていたから、「ニセ警官」ではないはず)

その若い警察官は、その建物は撮ってはいけないから、画像を消せ、という。
従順な僕は、ご指示どおりに警察官の前で画像を素直に消した。

そしてその警察官としばし会話。
「僕は車で有名な豊田市の出身だよ~」
と言うと、すごく関心を持って、いろいろなことを聞いてきた。

そしてその警察官。
「○○はいい所だよ。一度行ったらいいよ」
(○○のところは、聞き取れなかった)
僕は「○○は何があるの?」と聞いたら、その警察官曰く、
「エボ・モラレスが住んでいる・・・」

別にどうでもいいです・・・。


【本日の画像】niño&palomas
 ボリビアの広場にはハトがいっぱい。
 子どもがハトを追いかけたり、エサをあげたりして遊んでいます。

洗濯

2010-03-04 | ボリビア ラパスでの生活
僕は現在ホームステイ。ホームステイだが、きちんと契約書は交わしている。

ホームステイ先の契約で含まれていないものは
・食事(3食すべて。しかし台所や冷蔵庫等は自由に使っていいと言われている)
・インターネット(自宅で早くネットができるようにしたい!)

逆に含まれているのが
・光熱水量(このおかげで、家賃の5%は光熱水量代とみなされ、家賃満額支給されない)
・ミネラルウォーター
・洗濯

契約では、洗濯をしてくれることになっている。
洗面台下にカゴがあり、ここに入れておくと洗濯をしてくれることになっている。

シャツなどの衣類は、何の問題なく洗濯カゴに入れる。
しかし、僕が唯一そのカゴの中に入れなかったのは「パンツ」。
母親でもなく、彼女でもない人にパンツを洗わせるのは・・・。
(そういうところでヘンな見栄を張ってしまうのは、僕だけではないはず)

ある日、洗濯カゴを見たら、ある衣服だけが残っていて、洗ってくれなかった。
これは「靴下」。

「靴下は自分で洗えってことかあ?」
今は、洗面台で毎日パンツと靴下を洗う日が続いている。もちろん手洗い。

【本日の画像】futbol
 日本で何年前に流行ったのであろうか。
 こんなのが、今ボリビアでは流行っているようです。
 子供たちが一生懸命遊んでいます。

エル・アルト

2010-03-04 | ボリビア ラパスでの生活
2月21日。先輩隊員2名と同期隊員1名と一緒にエル・アルトへ行く。
エル・アルトはラパス近郊にあり、木・日曜日にはフェリア(市)が開かれる。
とにかく物が安いと聞いていた。
先輩隊員と同期隊員がエル・アルトに行くと聞いていたので、同乗させてもらった。

僕がエル・アルトに行く目的は「冬服の購入」。
荷物になるからと思って、あまり冬服を日本から持ってきていないのである。
しかし限りある現地生活費。
絶対に100ボリ(約1500円)以上は絶対に使わない!と誓って出かけた。

初エル・アルトでの戦利品
ズボン35ボリ、シャツ5ボリ、ジャンパー15ボリ、セーター25ボリ。
総額80ボリ。上出来ですね。

週明けの、配属先での会話(もちろんスペイン語)。

同僚(ボリビア人女) 「週末は何をした?」
わたくし 「エル・アルトのフェリアに行ったよ」
同僚   「1人で行ったの?」
わたくし 「友達と行ったよ」
同僚   「あそこは1人で行ってはだめよ」
      「携帯電話も取られてしまうから、気をつけなくちゃだめよ」
      「カバンもナイフで切られて、中身の物は取られてしまうわ」

よほど怖いところに、僕は行ってしまったようである。
しかし、もちろんスリにも、強盗にもあっていない。
携帯は持っていったけど、念のために、デジカメは持っていかなかった。
よって、エル・アルトの写真は一枚もない。

【本日の画像】
 エルアルトでは写真を撮らなかったので、ラパス市内の画像。
 内陸国であるボリビアで船。違和感が・・・。