Takaakyのボリビアだより

ボリビアにおいて、ボランティアに励んで(?)いた、自称三十路イケメンリーマンのブログ。平成24年1月10日任期終了。

僕の活動内容は・・・

2010-03-31 | ボリビア 活動編
当初の要請書では
・ 高等学校等を巡回しながら、健全な青少年活動が行われるように啓発活動の実施
・ 保健センターを訪問し、思春期層の抱える問題の実態把握
・ 青少年への啓発活動(望まない妊娠、性教育、煙草やアルコール、麻薬等の非行防止)
・ 病院や保健センターへ来る妊娠した少女や問題を抱える未成年へのケア
とある。
この要請に僕が選ばれたのは「非行防止」というところに他ならない(と僕は考える)。
なぜなら、僕は少年のみならず、仕事で毎日「非行」「犯罪」と向き合っていたからである。

しかし、当初の要請と、実際行ったら活動内容が違った、というのはよくあること。
(「よくあること」という言葉でよく片付けられるが、これは問題だと思っている)
僕も、話が違ったり、話が二転三転した。

まずは活動内容。
要請書に書いてあるような「青少年向け」の活動は今のところ期待されていないのである。
まずは「家庭内暴力(DV)」に対する活動をしてほしいと、言われている。

次は活動先。
当初、調整員が調整したときの話の段階では、
Red1が管轄する15箇所の「Centro de Salud」のうち、
次の2箇所に派遣されることになった。
・ Rosal 活動の8割
・ Villa Nuevo potosí 活動の2割
と言われていた。

ところが、配属先の所長とカウンターパートと話の段階で
・ Rosal 木・金曜日
・ Villa Nuevo potosí 月~水曜日
とそれぞれの活動先に行く割合が逆転する。ここまではまあ許容範囲。

そして最終的には、当面は毎日「Villa Nuevo potosí」に行くことになった。
理由は「Rosal」周辺の治安の悪さを言っていたが、これは単なる表向き。
たぶんカウンターパートの都合だろう。

しかも、当面の活動先である「Villa Nuevo potosí」で何をやるかは、指示されていない。
ただ
「問題を把握すること(患者を見て、観察すること)」
「今後の活動の計画を立てること」
を指示されている。何という漠然としたこと・・・。

結局、この「漠然さ」が尾を引いている。
配属されてから1カ月半以上経過したが、何もせずに過ごす日々が続いている。

しかし、このままではもちろん終わらせない。
カウンターパートも「放置プレイ」をしているみたいだし・・・
僕は僕なりに、何らかの活動を見出だし、動いていくつもり。乞うご期待!!!

僕のネット環境

2010-03-28 | ボリビア ラパスでの生活
現在住んでいるラパスのホームステイ先では、ネットを使用できない。
よって、自宅以外の場所でネットを行う必要がある。

僕がボリビアでネットをする場合。もっとも活用しているのがネットカフェ。
ホームステイ先から徒歩5分のネットカフェに行って、ネットをしている。
もっと近くにもネットカフェはあるのだが、ここは日本語使用可能。
1時間3ボリ(45円くらい)。
安いと思うかもしれないが、積み重なるといい金額になる。
またわざわざネットカフェに出かけるのも面倒くさい。

次に使うのが、ホームステイ先から徒歩2分のカフェ(日本でいう普通の喫茶店)。
このカフェは、パソコンを持っていけば、無線でネットができる。
同じ配属先の隊員に教えてもらった。
1杯9ボリ(約135円)のcafé con lecheを飲みながら、ネットをする。
1杯で2時間くらいねばっても、何にも言われないので、そこがまたうれしい。
難点は自宅からノートパソコンを持っていかなければならないことか。

ホームステイ先でネットができるようにならないかなあ・・・。

【本日の画像】
 自宅から撮った夜景。
 写真ではよく分らないが、ホンモノは本当にきれいで、心が洗われます・・・。

中華料理

2010-03-27 | ボリビア ラパスでの生活
少し前のこと。
活動中にラパス近郊のある町に派遣されている同期から電話がある。
事務所前で待ち合わせて一緒に昼食。事務所近くにある中華料理店に入る。
さすが人口12億超(だっけ?)を抱える中国。世界どこでも中国は進出している。
ボリビアのここラパスでも、中華料理店が数店ある。

ここの中華料理、本当に懐かしい味。特に酢豚がうまかった。
しかし、最後清算すると1人あたり50ボリ弱(約750円)。たかっ!
頻繁に行ける店じゃないですね。

同期隊員が郵便局に用事があるというので、郵便局へ。
その後、カフェに入り、冷たいビールを1本。
ラパスに来てから、冷たいビールをほとんど飲んでいない。
(冷えていない「常温ビール」は、山ほど飲んでいるが・・・)
冷えたhuariが本当においしかった。

【本日の画像】
 Plaza del estudianteの近くで撮影。
 これってボリビアで流行ってるの???

プロパンガス屋

2010-03-26 | ボリビア ラパスでの生活
3月18日。いつもどおりの活動先(僕は何もしていないけど・・・)。

昼前のこと。車のクラクションが頻繁に鳴る。
「何があったの?もしかして救急車?それとも急患?」
そんなことを思いながら外に出ると、活動先の前に1台のトラックが止まっている。
トラックの荷台には山ほどのプロパンガス。
そしてそのトラックの前に、プロパンガスを抱えた人たちの行列。
(そして周辺はガス臭い・・・)
プロパンガスの販売であった。

代金と空のプロパン容器を引き換えに、中身の入ったプロパンを渡していく。
チョリータさんも、プロパンを抱えて持って帰る。
「チョリータさん、やっぱり力持ち!」

ひと段落したところで、ガス屋のお兄さんと、しばし歓談。
(別に僕もやることがないし、ヒマだしねえ・・・)
お兄さんに聞くところ、プロパンガスの容器は200ボリ以上(具体的には忘れた)。
プロパンガスの中身(ガス)は22.5ボリという。

そしてそのガス屋のお兄さん「日本はどんな国か?」と聞いてくる。
「ボリビアより大きな国?」
「ラパスより寒い?」
などなど、色々聞いてくる。
また「このトラック(ガスを積んだトラック)は日本製で性能がいい」とか言っていた。

今回、改めて感じたこと。
一般のボリビア人は、日本のことをよく知らない。
「日本という国はどういう国か」を日本人として、きちんと説明できないと・・・。

部屋の鍵

2010-03-25 | ボリビア ラパスでの生活
3月12日午前11時。ホストファミリーから電話。
「いつ今日は帰ってくる?」と聞いてくる。

「なぜ」と聞くと、鍵を閉じ込めてしまったという。
僕のホームステイ先は、鍵がなくても外から鍵を閉めることができる。
(オートロックという代物ではないが)
よって鍵を部屋に置いたまま、部屋を出るときに鍵をかけてしまったという。

「できれば午後2時までに帰って来てくれる?」
と懇願されたので、できるだけ早く帰ることにする。

午後2時10分前に帰宅。しばらくするとホストファミリーが帰ってくる。
玄関の鍵は開いても、部屋の鍵は開かない。
(ホームステイ先は各部屋に鍵がかかるようになっている)
結局ホストファミリーは「鍵屋」を呼んで、部屋の鍵を開けていた。

「ボリビアにも「鍵屋」っているんだあ・・・」

【本日の画像】niebra
 部屋の窓から撮った画像。
 ラパス位の標高になると「雲」か「霧」か判別ができなくなります・・・。

はじめてのトレッキング(ラパス編)

2010-03-24 | ボリビア ラパスでの生活
3月5日、先輩隊員から電話。明日から1泊2日でトレッキングに行かないかとのお誘い。
はっきり言って、僕は体力には自信がない。
だけど、訓練所にいたときに、駒ケ岳に登ったではないか。心配ないかも・・・。
まあ土日に予定もなかったし、けっこう気軽にOK。

3月6日・7日。トレッキングの日到来。
どうやら急に行くことができない人がいたので、僕はその「穴埋め」らしい。
だけど「そんなの関係ねえぇ!!」(ネタがふるっ!)
派遣期間中にいろいろな所に行ってみたいし、先輩隊員とも親睦を深めたい。
形はどうであれ、こういうお誘いは僕的にはうれしい。

トレッキングというのは、山に登りながら自然に触れるもの(だと思う)。
だけど自然に浸る余裕も、景色を楽しむ余裕も一切なし。
1日目は10時間以上、2日目は4時間くらいの山登り。本当に疲れた。

ハードな運動をした後に付き物は「筋肉痛」。
その筋肉痛、意外にも翌日にはきちんと訪れてくださった(いらっしゃいませ・・・)。
もうトシなので、筋肉痛は2・3日後になるのが相場だと思っていたのに。
(しかし筋肉痛の治りは本当に遅い!!)

先輩隊員のみなさん、本当にお世話になりました。
しかし、今後のトレッキングのお誘いには、是非について若干検討をさせていただきます。

活動先に到着するまで

2010-03-23 | ボリビア ラパスでの生活
活動がある日は、こんなカンジで「ご出勤」である。

6時半起床。シャワーを浴びて身支度をする。
前日購入しておいた果物やお菓子を食べて、8時少し前に家を出る。
たまにもう少し早く出て、道端で売っているサルテーニャなどを買って食べる。

Plaza del estudiante近くの交差点でバス(ミクロ)を待つ。
お目当てのバスが来たら乗り込む。バス代は1ボリビアーノ。
バスは途中、事務所、連絡所の前を通って行く。

バスに揺られること30分余。活動先に到着。
最近は何とか迷わずに行けるようになった。

ボリビアへの持ち物 おみやげ

2010-03-22 | 持ち物 ボリビア編
ボリビアに持っていったものとして、いくつかの「おみあげ」がある。
「おみあげ」といっても、小さいもので、ほとんどが100円ショップで購入した。

購入したものとして
はし、おりがみ、てぬぐい、ふろしき、などなど
ボリビアでお世話になった人や、ホストファミリーにあげようと思っていた。

しかし、このおみあげ、ほとんどそのまま残っている。
差し上げるときのタイミングを逸してしまったのである。

まだ滞在期間の12分の1が終了したばかり(要には2カ月経過)。
活動はこれからなので、これからお渡しすることもあるでしょう・・・。

デジカメ充電器問題 その4

2010-03-21 | 持ち物 ボリビア編
(前回の続き。今回最終回)

2月26日、事務所を通じてデジカメ充電器が届いた。
デジカメ充電器の何倍もの大きさの箱の中に、丁寧に梱包されていた。

家に帰り、さっそく充電してみた。きちんと使えた。感激モノである。
フジフィルムのファインピックスの相談窓口に、お礼のメールを送ったのであった。

今回の教訓。
1 買ってそのままの状態で、海外に持っていかない。
  国内できちんと使ってみて、異常がないことを確認の上、海外へ持って行きましょう。

2 全面的でなくてもいいから、少しでも相手方に「非」を認めさせること。
  ここから交渉がはじまります。

3 メーカーには、粘り強く交渉。
  多少「強気」に出た方が、僕はいい方向に進むと思う。
  しかし「押し」「引き」は大事(恋愛と一緒ですね・・・意味不明)
  ただし「脅し」めいた表現は避けたほうがいい。

4 デジカメはできれば2個持っていきましょう。
  せっかく海外に行って、写真が撮れない、というのはつらいです。
  なお、現地でデジカメを買う、という手段もアリです。

今回の結論。
今後フジフィルムのファインピックスを買うことはないでしょう。
なぜなら、メーカーの相談窓口の対応が当初あまりにも冷たかったからです。

(これで終了。何かの参考にしてください)

デジカメ充電器問題 その3

2010-03-20 | 持ち物 ボリビア編
(前回の続き)

僕は再度メーカー(ファインピックスの相談窓口)と交渉。
僕は特に次の点を強調して主張。

「日本国内で購入して、そのままボリビアに持ってきた。」
「ボリビアに来て使おうとしたら、充電器がこわれていて、充電できないから、使えない。」
「購入後当初から充電器が使えなかったことは明らか。」
「早くデジカメが使えるように、メーカー側で何とかするべきだ。」

またちょっと妥協策(他の手段)も提案してみる。
相談窓口に「充電器を直すことができるボリビアの会社等を教えてほしい」と依頼した。

すると、相談窓口は、フジフィルムと提携しているあるボリビアの会社(店)を紹介。
しかし、教えてくれたのは、その会社の名前とメールアドレスのみ。何これ?

僕は、相談窓口に次のように抗議。
「メールアドレスだけでなく、きちんとその会社(店)の電話番号・住所も教えてほしい。」
「その会社(店)に、今回の事情をきちんと貴社から連絡して、引き継いでほしい。」

すると相談窓口は、とんでもない回答を。
「(ボリビアの)会社(店)の電話番号や住所は知らない」
何これ?これって提携って言えないんじゃないの?

当方は、徹底的に抗議。
特に「当方の相談をきちんとボリビアの会社(店)に引き継いでほしい」ことを主張。

しばらくした後(けっこうかかりました)、相談窓口からの連絡があった。
すると次の回答が。
「提携しているボリビアの会社(店)では、この充電器は持っていない。」
「ボリビアの隣のチリの提携店でも同様の回答(充電器はない)だった。」
「日本から充電器を送るので、送り先を教えてほしい。」

急展開である。メーカー側は否を一切認めなかったが、結局は送ってくれることになった。
当方の勝利である。
やはり真実に基づいて、きちんとメーカー側に言うべきことは言わなければならない。

当方は事務所を送付先として、送ってもらうように相談窓口に依頼した。

すると数回僕の携帯電話(ボリビアの)に電話が。
しかもスペイン語。何言っているのか、じぇんじぇん分からない。
(語学劣等生である僕の貧粗なスペイン語能力では、理解不可能・・・)
仕方ないので「ボリビアの事務所に送ってね」と何回も重ねて言って終了。

本当に充電器は日本からボリビアに届くのであろうか。

(次回、デジカメ充電器問題の最終回)