突然の帰国

2月28日。
赴任当時から仲良くしてもらった先輩隊員2名から、とんでもないことを告げられる。
その先輩隊員2名は、明日（3月1日）、任期を短縮して帰国するという。
また任期短縮をして帰国する理由を聞いて、もっとびっくりした。

任期短縮で帰国する理由が健康上の理由など、止むを得ない理由なら仕方がない。
しかし今回聞いた任期短縮の理由は、本当にひどいものであった。
JICA本部及びJICAボリビア事務所に不信感を抱かざるを得なかった。

彼らは任期途中で帰国することについて、また志半ばで帰国することについて、
本当に残念に思うだろうし、また不本意に思うであろう。
そう思うと気の毒でならない。

この先輩隊員2名の方には、本当にお世話になりました。
またボリビアでの派遣期間中、本当にお疲れさまでした。
日本でのご活躍を祈念いたします。

ボリビアでの食事 うどん

僕は日本で料理をほとんどしなかった。はっきりいって料理はできない。
日本ではレトルト食品、冷凍食品、インスタントラーメンに頼る生活をしていた。

ボリビア・ラパスに来たら、最初に困ったのが食事。
しかし、南米最貧国のボリビアでも、ラパスは首都。
金さえ出せば何でも食べられるので、僕は外食が主なのである。

こんな中、こんな僕でも食事を作ってみた。
１月下旬に中間発表会のために訪れたサンタクルスで、うどん（乾麺）を買ってきた。
このうどんを使って、料理をしてみた。

うどん（乾麺）を圧力鍋でゆでる。
汁はしょうゆ（日本産ではない）と和風だし（帰国隊員が寄贈）で作る。
具は乾燥わかめ（帰国隊員が寄贈）、ねぎ、卵。
何となく作ってみたが、食べてみると意外にも、うまかった。

これから青年海外協力隊員として派遣されるみなさんへ。
日本のように「レトルト食品」「冷凍食品」などは、途上国にはございません。
これらの食品に頼らないで調理できるように、日々料理の練習をしておきましょう。
あと限られた調味料で食事を作る方法も身につけておきましょう。

ビール会社のカレンダー

ボリビアのビール「AUTENTICA」のカレンダー。
なぜか黒の下着姿のオネーチャン。
しかもパンツを若干ずらしているのが、またまた無意味にセクシー。
日本ならセクハラで苦情が出そうだが、ここはボリビア。
そういえば「paceña」のカレンダーもTバックのオネーチャンが写っていたな・・・

カルナバルと「水かけ」

カルナバルといえば「水かけ」。
しかしこの「水かけ」。昨年水かけにより事故があり、公的には禁止になったらしい。
（「禁止」なのか「自粛」なのかは、よく分からない）
しかし、オルロのカルナバルに行ってみると、普通に水かけをしていた。
水をかける道具は水鉄砲、水風船、そして泡のスプレー、などなど。

昨年は赴任間もないラパスで、僕は水かけの被害者になっていた。
子どもたちに囲まれ水鉄砲の餌食になったり、バケツで水を掛けられたり・・・

オルロのカルナバルからラパスに帰ってきたときのこと。
「昨年みたいな水かけの被害者にはなりたくない！！」
僕はラパスに帰ってから、ほとんど外出せず、自宅に引きこもっていた。
この成果あって、今年はラパスでは水かけの被害はなし。めでたしめでたし。
オルロではけっこうかけられたけど・・・。

【今回の画像】オルロのカルナバルの時に売られていた水鉄砲

オルロ カルナバル

南米三大祭りのひとつ、オルロのカルナバル。
今年、はじめて行ってきた。そして踊ってきた。

３月４日、ラパスからオルロへ移動。
カルナバルは外国人はおろか、ボリビア国内からも観客や踊り子が多く集まる。
だから何でも値上げがすごい。ぼったくっている。
普段はラパス～オルロ間は15Bsで行けるが、行きは23Bs、帰りは30Bsと値上げしていた。

当日踊った踊りは本当に簡単なもの。1日で練習は十分であった。
（踊りというものがあったのかは疑問であるが・・・）

カルナバル当日は本当に楽しかった。
僕ら日本人が手を振ると観客は大フィーバー。日本人というだけですでにアイドル状態。
本当に気分がよくて、本当に楽しかった。
また写真も何枚撮られたのか、分からないくらいくらいである。

踊っている途中で、観客のボリビア女性から、キスを迫られたA隊員。
路上で大胆にも、その女性と濃厚なディープキスをしていた。
A隊員をうらやましく、ただただ悔しい思いをしたのは、なぜだ？